- 2024-9-25
- 旅行 プレスニュース
いこーよユーザーアンケートをもとに2024年夏休みの家族でのお出かけ状況結果について調査・分析
国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社(東京都港区 代表取締役:下元敬道 以下、アクトインディ)は、全国のお出かけ施設やレジャー施設に向けた課題解決メディア「いこーよ総研( https://research.iko-yo.net/ )」にて、夏の記録的猛暑、超ノロノロ台風やゲリラ雷雨、そして南海トラフ地震臨時情報が、夏休みの家族でのお出かけにどう影響したのか、ユーザーアンケートをもとに調査・分析し、結果を公開いたしました。
<トピックス>
▶夏休みにお出かけした家族は95%
▶日帰りのお出かけは8割以上、宿泊旅行は時期にバラつきも
▶海外旅行に行く家族連れはごく少数
▶天候の影響?ショッピングのお出かけ率が急増
▶夏休み前の予定時よりも、屋外は敬遠され、屋内施設に訪問
▶4分の1の家族が夏休みの予定を変更
▶台風による交通手段の乱れが理由の日程変更が多数
▶台風や天候、南海トラフ地震臨時情報が家族のお出かけに大きく影響
▶まとめ
(本リリースは、「2024年夏休みの家族でのお出かけ状況結果の調査レポート」を一部抜粋して作成しています。全文はこちら)
夏休みにお出かけした家族は95%
目次
まず、今年の夏休みに、お出かけや旅行をしたかを尋ねました。
「出かけた」という人が95%。ほとんどの家族連れが夏休みのレジャーを楽しんだという結果でした。
日帰りのお出かけは8割以上、宿泊旅行は時期にバラつきも
では、日帰りお出かけと宿泊お出かけの割合を見てみましょう。
「日帰りお出かけをした」という家族は86%で、非常に多くの家族が日帰りでお出かけをしていました。
では宿泊旅行を伴うお出かけはどうでしょうか。お出かけしたという家族は60%。日帰りお出かけよりは少ない数字ですが、それでも半数以上の家族が宿泊旅行をしたという結果でした。
夏休みに「宿泊を伴うお出かけをした」という人に、その時期を聞きました。詳細は「2024年夏休みの家族でのお出かけ状況結果の調査レポート」をご覧ください。
海外旅行に行く家族連れはごく少数
海外旅行はどうでしょうか。
「行っていない」が98%で圧倒的多数でした。コロナ以降、出国者の減少は回復しきれていません。円安の影響も大きく、この夏休みも「家族で海外旅行」という人は少数派でした。
天候の影響?ショッピングのお出かけ率が急増
つぎに、今年の夏休みはどこにお出かけしたかを尋ねました。
最も多かったのは「お祭り(46%)」で、続いて「プール(41%)」という結果でした。いずれも夏のお出かけ先として人気ですが、お祭りが多かったのは、夜に開催されることが多いため日中の暑さを避けて出かけたいというニーズにより合致していたのではないかと推測されます。
その次に人気だったのは「ショッピング」でした。家族連れに人気のお出かけ先である、公園、花火大会、テーマパークなどを抑え、3位となっています。猛暑の他、急なゲリラ豪雨などを避けるために、室内のショッピングに行く人が多かったと考えられます。
そして、「室内遊び場」「帰省」「水族館」「児童館・図書館」が続きました。屋外施設より屋内施設が人気だったことがわかります。
夏に人気がありそうな「海水浴」「じゃぶじゃぶ池」が、人気下位となったのも印象的です。特に「海水浴」は、南海トラフ地震注意報の影響もあると思われます。
夏休み前の予定時よりも、屋外は敬遠され、屋内施設に訪問
6月に調査した「夏休みのお出かけ先の予定」と比較して見てみました。詳細は「2024年夏休みの家族でのお出かけ状況結果の調査レポート」をご覧ください。
4分の1の家族が夏休みの予定を変更
では、今年の夏休みにお出かけ先や旅行先、日程を変更したことはあったのでしょうか。
「変更した」が24%、「変更はしなかった」が76%でした。およそ4分の1の家族が夏休みの予定を変更していたことがわかりました。
台風による交通手段の乱れが理由の日程変更が多数
では、変更した理由は何なのでしょうか。
最も多かったのは「台風やその影響による交通手段の運休、欠航など」で、台風や大雨による新幹線や在来線の運休、飛行機の欠航、高速道路の通行止めなどが相次ぎ、やむなく変更を余儀なくされた家族が多かったことがわかりました。
次いで、「個人的な理由」の他、「予想以上の猛暑」が最も多い理由でした。
具体的にはどのような変更をしたのでしょう。
最も多かったのは、「日程変更」で55%。台風や悪天候での交通機関の乱れが影響し、日程変更を余儀なくされてしまった人も多くいると思われます。次に、「行く地域の変更」が続いています。また、「中止」となってしまった人も25%いました。
台風や天候、南海トラフ地震臨時情報が家族のお出かけに大きく影響
最後に、旅行やお出かけを中止または変更した理由や状況を自由回答で具体的に聞きました。変更後の旅行やお出かけの内容についても聞いています。
詳細は「2024年夏休みの家族でのお出かけ状況結果の調査レポート」をご覧ください。
まとめ
2024年の夏休みは、記録的な猛暑や台風、ゲリラ雷雨、さらには南海トラフ地震臨時情報が重なり、多くの家族がその影響を受けました。95%の家族が夏休み中にお出かけや旅行をしたものの、その内容には多くの変化が見られました。
この夏の家族連れのお出かけでは「日帰りお出かけ」が非常に高い割合を占め、宿泊を伴う旅行は60%となりました。宿泊旅行は8月中旬のお盆期間に行ったという人が多かったですが、時期にばらつきも見られました。8月中旬~後半は、台風や南海トラフ地震の影響で、予定していた旅行を変更・中止した家族も少なくなかったようです。
また、「海外旅行」に行ったという家族はわずか2%とごく少数で、まだまだ円安の影響は家族旅行にも大きく影響しています。
人気のお出かけ先は、屋内施設で、中でも「ショッピング」が急増したのも大きな特徴でした。猛暑や台風、ゲリラ豪雨を避けるため、多くの家族が天候に左右されない屋内施設を訪れたと推測されます。一方で、夏に人気のある「海水浴」や「じゃぶじゃぶ池」は、猛暑や地震の警戒で避けられ、減少傾向が見られました。
そして、約4分の1の家族が旅行やお出かけの予定を変更していることもわかりました。最も多い変更理由は「台風や悪天候による交通手段の乱れ」や「予想を上回る猛暑」で、お出かけの日程を変更する人も多く見られました。
夏の家族のお出かけや旅行において、今後もさらに猛暑や、悪天候、自然災害の影響は続いていくでしょう。家族で夏のレジャーを楽しむためにも、余裕を持った日程や予備日を確保したり、天候の変化に対応できるよう複数のお出かけ先候補を考え情報収集するなど、柔軟な対応が重要になりそうです。
■いこーよ施設アンケートの調査概要査方法
調査方法/インターネットアンケート
調査地域/全国
調査対象/いこーよ及びいこーよアプリを利用したユーザー
調査期間/2024年9月2日~9月15日
サンプル数/288サンプル
調査分析/いこーよ総研
■「2024年夏休みの家族でのお出かけ状況結果の調査レポート」全文はこちら
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■「いこーよ総研」概要
https://research.iko-yo.net/
全国のお出かけ施設・レジャー施設のさらなる発展や市場の活性化を願い、お出かけに関わる様々な調査を実施し客観的な分析データを発信します。
<構成コンテンツ>
【市場レポート】
おでかけ市場の状況について、いこーよのアクセスデータに外部サービスの情報やユーザーアンケート結果を加え、月次で調査。おでかけ市場全体の動きを総合的な視点で分析します。
【調査データ】
いこーよユーザーや登録施設への独自アンケートをもとに、おでかけ施設がいま抱えている課題の解決を目的としたデータ分析記事コンテンツです。ユーザー(利用者)アンケートと施設アンケートそれぞれのアンケートから分析します。
【いこーよ活用】
いこーよクーポン掲出による成果事例や、季節別のいこーよタグ利用比較など、おでかけ施設がいこーよを活用する際に参考となるデータを集めた分析コンテンツです。
【事例紹介】
実際におでかけ施設がおこなった施策やその成果について、独自にインタビューをおこない、他施設向けにその成功・失敗事例を紹介するインタビューコンテンツです。
■関連サービス
いこーよ
2008年12月にサービスを開始した子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」は、子育て層の約8割が利用し、全国9.8万件以上の施設情報や7.5万件以上の口コミを掲載しています(2024年5月現在)。「いこーよ」は家族のおでかけがもっと楽しくなる情報を提供し、お出かけを通じて家族のコミュニケーションや子ども達の笑顔が増えることを願って運営しています。
アプリ版「いこーよ」では、現在地から地図で近くのお出かけ先を検索できる他、「いこーよ」のアプリ会員限定の特別クーポンが入手できる素敵な特典も随時更新中。独自の口コミ投稿機能に基づくおすすめのお出かけ先が、子どもの年齢別にひと目で分かり、Web版よりさらにマッチしたお出かけ情報を提供します。
【会社概要】
会社名:アクトインディ株式会社
所在地:東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル23階
代表取締役:下元敬道(しももと たかみち)
設立:2003年6月
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