ENGAWAのインバウンド誘致【欧・米・豪など英語圏向け】実績紹介 〜近年注目の「アドベンチャートラベル」×「北海道」〜

北米・欧州・豪州を中心に世界中で人気の「アドベンチャートラベル」。地域の観光資源を活用した訪日外国人向けプロモーション施策を実施。

 ENGAWA株式会社は、北海道のインバウンド誘客促進を目的とした“北海道認定アドベンチャートラベルガイド”の魅力発信事業の支援を実施いたしました。

 北米・欧州・豪州を中心に世界中で人気が広がっている「アドベンチャートラベル」で日本をリードしている北海道では、公益社団法人北海道観光機構が主体となり、訪日外国人向けにその魅力を発信しています。今回の施策で当社は、“北海道認定アドベンチャートラベルガイド”にフォーカスし、外国人目線と感性で外国人向けのコンテンツ制作および当社が発行する英字ライフスタイルメディア「Tokyo Weekender」での発信を行いました。

当社が得意とするクロスボーダーマーケティング支援、「海外」×「地域PR」の実施事例をご紹介します。

■訪日外国人が注目する「アドベンチャートラベル」とは

「アドベンチャートラベル」とは、アクティビティを通じて地域の自然・文化を体験することで、旅行者自身が、未体験の多様な価値観に触れ、内面的な変化を得られる旅行スタイルです。旅行を通じ、旅行者自身の変化や地域社会への貢献が期待できるとして、北米・欧州・豪州を中心に世界中で人気が広がっています。

 世界約100カ国から1,400会員を擁する国際的なアドベンチャートラベル業界団体「Adventure Travel Trade Association (ATTA)」は、アドベンチャートラベルを「アクティビティ・自然・文化体験の3要素のうち、2つ以上で構成される旅行」と定義しています。アドベンチャートラベルは、一般的な観光旅行よりも現地での長期滞在が見込まれ、観光消費額も大きい傾向となるため、地域への経済効果が大きい点が特徴です。

 “アドベンチャー”という言葉から、強度の高いアクティビティを主目的とすると連想されがちですが、アクティビティは地域をより良く知り、地域の方々と深く接する手段の一つであり、近年はハードなものより、むしろ散策や文化体験等のソフトで簡易なものが主流となってきています。アドベンチャー・トラベルを求める外国人旅行者の特徴は、教育水準の高い富裕層の割合が高い、長期の滞在を好む(平均14日間)、アウトドアギア(用具、装備)にもこだわる層が多い、などがあげられ、経済波及効果が高いとされています。

 アドベンチャートラベルは、滞在型旅行としての魅力訴求にもつながることから、その普及に向けた取り組みの重要性が高まっており、日本政府観光局(JNTO)も日本各地のアドベンチャートラベルコンテンツの魅力訴求に力を入れています。

<出典>

日本政府観光局(JNTO)webサイト

・一般社団法人日本アドベンチャーツーリズム協議会「アドベンチャーツーリズムとは」

Tokyo Weekender トラベル特別号「The Bucket List 2025」2024/12/27発行

 北海道は、世界のアドベンチャートラベル業界最大の団体であるAdventure Travel Trade Association(ATTA)が主催するアドベンチャーツーリズムの国際サミット「アドベンチャートラベル・ワールドサミット北海道・日本(ATWS2023)」が2023年9月に開催されるなど、日本での「アドベンチャートラベル」コンテンツの発信において先駆的な活動を行っています。

 北海道の観光資源は、様々な自然・食・文化など豊富ではあるものの、それらを深く理解し、安全に楽しむためには、「ガイド」の存在の重要性を認識し、令和5年度(2023年度)からは国際基準の認定制度の運用がスタートしています。

参考:北海道のホームページ「北海道ATガイド認定等制度」

 本施策では、その“北海道認定アドベンチャートラベルガイド”=人にフォーカスし、「観光資源」と「人」をセットで情報発信し、欧米豪からのアドベンチャートラベラーの誘致促進を目指して、コンテンツを制作しました。英字ライフスタイルメディア「Tokyo Weekender」やJAL・ANAの機内誌での記事掲載など、訪日外国人向けのプロモーションを実施しているので、是非、ご注目ください。

■実施内容:訪日外国人向け“北海道認定アドベンチャートラベルガイド”の魅力発信

 当社では、北海道の多くの観光資源の中から「有珠山」と「平取町」の2箇所を、ターゲットであるモダンラグジュアリー層の訪日外国人の嗜好を理解した日本在住外国人の制作チームを編成し、実際の取材からコンテンツ制作までを担いました。

【制作コンテンツ】

  • マガジン「Tokyo Weekender」誌面 トラベル特別号「The Bucket List 2025」

  • WEBマガジン「Tokyo Weekender」記事:

    Mt. Usu Hiking Adventure: Explore an Abandoned Town & Volcano in Hokkaido – December 10, 2024

  • JALグループ機内誌『SKYWARD(国際線版)』:12月号・1月号 誌面

  • ANAグループ機内誌『TSUBASA -GLOBAL WINGS』: 12月号・1月号 誌面

「有珠山」

平取町「平取町立二風谷アイヌ文化博物館」

■訪日外国人向け「アドベンチャートラベル」×「地域PR」

 当社では、今回の北海道の施策のように、「アドベンチャートラベル」と「地域PR」をかけ合わせた訪日外国人向けコンテンツの制作・情報発信を得意としています。

 地域の観光資源を外国人向けの「アドベンチャートラベル」としてどのように発信するか、その訴求ポイント開発のコンサルティングからコンテンツ制作、情報発信媒体の選定まで、訪日外国人向けに日本全国の「アドベンチャートラベル」を発信してきた知見を活かしてご提案します。

 自社で発行している英字ライフスタイルメディア「Tokyo Weekender」のクリエイティブ力を活かし、動画・グラフィック・記事ライティングなど、発信メディアに合わせて外国人制作チームが取材から制作までを担当します。外国人目線でのコンテンツの企画・制作には定評があり、地方自治体をはじめさまざまな企業との実績があります。情報発信の方法は、自社の「Tokyo Weekender」を活用した発信のみならず、世界中のメディアとのネットワークを通じた海外現地での発信も希望に応じたご提案が可能です。

<海外提携メディア:「トラベル」ジャンル一例>

◇米:Lonely Planet、Trazee Travel、Global Traveler、Cruise Industry News、 Bicycling

◇豪:LUXURY Travel Magazine、Vacations & Travel、 Signature Luxury Travel & Style、Latte Magazine、 Holidays with Kids、 Caravan and Camping with Kids、Ski and Snowboard with Kids

◇英:Escapism、 Beau Monde Traveler

◇仏:Trek Magazine、Grands Reportages

<Tokyo Weekenderの「アドベンチャートラベル」紹介事例>

 オンラインマガジン「Tokyo Weekender」では、外国人旅行者へ向けた日本全国の魅力的なスポットを丁寧に紹介しています。「アドベンチャートラベル」に関連するコンテンツは、「Tokyo Weekender」の読者にも親和性が高いテーマであり、海外からのアクセスも多く集めています。

https://www.tokyoweekender.com/travel/

■ Tokyo Weekenderについて

Tokyo Weekenderは、1970年創刊され、日本現存最古の歴史を持つ外国人向けの英字ライフスタイルメディア。外国人編集スタッフによる、他にはない魅力的な日本の情報を、日本在住の外国人はもちろん、増加する訪日外国人旅行客(インバウンド)に向けて、フリーマガジンとしてお届け。都内400箇所にて約20,000部を配布。

オンライン版およびSNSでも毎日コンテンツを発信し、日本や東京のユニークな情報を求める海外からのアクセスも多数集めています。

URL:https://www.tokyoweekender.com/

Instagram:https://www.instagram.com/tokyoweekender/

Facebook:https://www.facebook.com/tokyo.weekender/

■ ENGAWA株式会社について

日本の価値ある対象を世界の人々に最適に伝え、多くの外国人と日本人が共感し、感動するシーンを創出し続けるマーケティング会社。1970年の発行から50年以上の歴史を持つ英字メディア「Tokyo Weekender」の運営、外国人KOL・インフルエンサーマーケティング、日本の魅力ある商品・サービスを発信するOMOTENASHI Selectionの運営など、海外・インバウンドに向けたコミュニケーション支援を行っています。

URL:https://engawa.global/

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