- 2025-1-20
- 旅行 プレスニュース
都会を本校とすると、四万十は分校。今春4月12日(土)に開校する「しまんと分校」は、四季折々の1泊2日ゼミプログラムを、四万十川のほとりで月に1回実施。10単位で「しまんとMBA」の取得も。
NPO法人RIVERしまんと分校(所在地:高知県高岡郡四万十町小野565、代表理事:畦地履正)は、2025年4月12日(土)より高知県四万十町にて実技と座学を融合させた新しい学びの場「しまんと分校」を開校します。この学校では、四万十川流域で暮らす土地の人々が先生となり、山菜採りや川漁などの実技を通して、地域ならではの知恵や技術を学ぶことができます。
さらに、各分野の専門家による座学も組み合わせることで、深い知識と実践的なスキルを身につけることができます。「しまんと分校」は、都会の喧騒を離れ、自然の中で学びたいという人々に、新たな学びの機会を提供します。
■実技と座学「しまんと分校」
目次
スマホひとつで簡単にあらゆる情報が得られる現在、果たしてそれらは本当にジブンの糧になっているでしょうか。このたび開校する「しまんと分校」のゼミは、地元の人から学ぶ「実技」と、国内外のスペシャリストから学ぶ「座学」がセット。四万十の豊かな風景や自然のなかで、私たちが知りたかった物事の本質や裏側を発見できる、あたらしい学び方の学校です。
実技と座学『しまんと分校』
開校日:2025年4月12日(土)
所在地:高知県高岡郡四万十町小野565
開校と合わせ、4月12日(土)・13日(日)の1泊2日で『山菜ゼミ』を行います。
●「しまんと分校」公式WEBサイト https://shimantobunko.jp/
四万十の美しい風景と自然とともに生きる豊かな暮らしには、この土地ならではの人々の生業があります。春は山菜とりに茶摘み、夏は川漁に川遊び、秋は栗拾いにお祭り、冬は椎茸狩りにと四季折々でさまざまです。
そんな何気ない風景や、スローフードが当たり前の日常こそが財産であると気づいた私たちは、地域の生業に「学校」という要素を加え、現代人に足りない「なにか」がみえてくるローカルならではの学び舎を創造します。
初年度となる2025年度は、1泊2日のゼミプログラムを月に1回実施。1ゼミあたり10名を受け入れ、その月々の旬を題材に、地域の個性や価値を見つけながらともに成長する学校を築きます。
■センセイは土地の人
山に川に畑にと、子どもの頃に体験してみたかったワクワクする「実技」は、農家や漁師、地元のおばちゃんなど四万十の土地に暮らす人々がセンセイです。
学校形式の部分だけ切り取ると、先生とゼミ生という関係であっても、土地の人に会いに行くという要素も兼ね備えた「しまんと分校」では、暮らしや方言、家の手仕事に触れる部分も多く、両者の心の距離がグッと近づく実技を体感できます。
例えば夏の「あゆゼミ」は、地元の川漁師から仕掛けを教わり、川船に乗り、竿をたらしたり網を投げたりと、本当にジブンで鮎を漁る。ここでの釣果はその日の食事にかかっている場合もあり、ゼミ生は前のめりでセンセイの教えを乞い、実に濃密な学びの時間を過ごします。とれた鮎を塩焼きにするなら、串を打って塩をまぶすまでのレクチャーもあり、普段の生活に使えるちょっとした知恵も身につきます。
・座学は各分野のスペシャリスト
そして「座学」は、ゼミテーマの第一線で活躍するスペシャリストからコアな話が聞ける貴重な時間です。生態学、歴史、伝統など、各ゼミにちなんだ講師をお招きし視野を広げて知識を深める学びが得られます。
・10単位で「しまんとMBA」の学位
「実技」を1講座と「座学」を1講座履修すると、1単位取得できます。
1泊2日のゼミには、実技と座学が予めプログラムされているため、1ゼミで1単位取得できる仕組みです。10単位取得、つまり10回ゼミに参加した方には、「しまんとMBA」(Master of Bunko Administration)の学位が授与されます。
■築150年の家屋をリノベーション
しまんと分校(研修棟)は、四万十川を臨む四万十町小野(十和地域)の築150年の家屋をリノベーションしました。設計は、紙(紙管)を使った建築や避難所の紙の間仕切りシステムなどで世界的に知られる、建築家の坂茂氏。もとの日本家屋の梁や柱をむき出しに、落ち着きのある学び舎に仕上がりました。
・宿泊はネトマリ「かいこ小屋」
ゼミ生の宿泊先として、しまんと分校の真向いにはネトマリ「かいこ小屋」も建築。養蚕業の跡地に建てたこの宿泊棟は、部屋の床材にクリやヒノキなどを使い、寝具やアメニティは無印良品にするなど快適な空間を演出しています。
■ここにくれば「なにか」が足りる
人生において、あと少し「なにか」が欲しい。そう思う事はないでしょうか。
それが博学な知識なのか、暮らしの知恵なのか、人間味なのか、野性的な生きる強さなのか...。人それぞれ違うようにも思えて、受け取ったときは一様に「ああ、これだ。これだったんだな。」と腑に落ちるような、そのジブンに足りない「なにか」が、しまんと分校でみつかる気がしてなりません。都会からは遠すぎる辺ぴな山ですが、心が動くオモシロい学びが四万十にはあります。
座学ばっかりしてちゃダメ!
「しまんと分校」は、実技と座学が一緒になった”ホントのことがわかる”学校です。
「しまんと分校」の仕掛け人は、高知在住のグラフィックデザイナー梅原 真氏。
■「しまんと分校」開校日
実技と座学『しまんと分校』
– あたらしい学び方の学校 –
開校日:2025年4月12日(土)
所在地:高知県高岡郡四万十町小野565
運 営:NPO法人RIVER
連絡先:080-2973-4808
●「しまんと分校」ゼミ申し込み https://shimantobunko.jp/
<時間割>
1日目(13時登校、実技、夕食づくり、夕食会で地元交流、宿泊)
2日目(朝食、座学、昼食後に下校)
※ゼミ内容により内容が変わる場合があります
<料 金>
1泊2日(3食・宿泊費込み) 50,000円
(しまんと分校の詳細はWEBサイトにてご確認ください)
【しまんと分校ゼミスケジュール】
4月【山菜ゼミ】※開校日
開催日:2025年4月12日(土)・13日(日)
実技の先生:株式会社十和おかみさん市 代表取締役 居長原信子 / 川上昭美
座学の先生:株式会社いろどり 代表取締役 横石知二
5月【茶ゼミ】
開催日:2025年5月10日(土)・11日(日)
実技の先生:合同会社広井茶生産組合 岡峯 久雄
座学の先生:日本茶ソムリエ 和多田 喜
6月【川エビゼミ】
開催日:2025年6月14日(土)・15日(日)
実技の先生:川漁師 矢野 健一
座学の先生:NPO法人黒潮実感センター 理事長 神田優
【団体情報/お問合せ】
団体名:NPO法人RIVER
事 業:しまんと分校、しまんと新聞ばっぐ
T E L:080-2973-4808
住 所:高知県高岡郡四万十町小野565
メール:info@shimantobunko.jp(しまんと分校 事務局)
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