地域づくりのプロによる「LOCAL CONNECT」第2回、東京・品川で開催!

地域づくりの専門家が集結する「LOCAL CONNECT」第2回開催

地域づくりに熱心な専門家や実践者を招いた「LOCAL CONNECT」第2回が、東京・品川で開催されます。このイベントは、地域の魅力を発見し、つなぎ、育てていくためのコミュニケーションの場として設計されています。参加者は様々なセッションを通じて、地域の課題や成功例を共有し、協力のネットワークを築くチャンスを得られます。地域の未来を考える貴重なステージですので、興味のある方はぜひご参加ください。

この記事の要約

  • 地域づくりの専門家が集まるイベント「LOCAL CONNECT」開催。
  • 参加者は課題や成功例を共有しネットワークを築く。
  • 地域の未来に貢献する貴重な機会となる。

品川エリアを中心にゲストハウス運営、ツアー企画・運営等を行う株式会社宿場JAPAN(代表取締役:玉井(渡邊)崇志、以下宿場JAPAN)は協業協定を結ぶ、韓国の社会的企業「共感シーズ(EMPATY SEEDS)」(韓国・大邱にてゲストハウス「共感ゲストハウス(EMPATHY GUESTHOUSE)」を運営)とともに、多文化共生社会実現のためのツーリズムコミュニティ「LOCAL CONNECT」の第2回大会(「LOCAL CONNECT 2025 TOKYO」)を開催いたします。


宿場JAPANと共感シーズをはじめ、「ゲストハウス及び旅行業を通して社会課題を解決する」点において志を同じくするゲストハウス6社が大邱に集まり、協定を締結した記念すべき第一回に続き、2025年は東京・品川にて開催。総勢63名が日本国内外、9つの地域から集まり、2日間にわたり今後のさらなる協業にあたり、事業・個人ともに互いの理解と親睦を深めます。参加者には各種プログラム、ワークショップへの参加を通して、東京品川という宿場JAPANが拠点とする地域を始めとしたそれぞれの「ローカル」を知り、情報を交換、次なるアクションに繋げることを試みます。

◼️「LOCAL CONNECT 2025 TOKYO」開催概要・プログラム

主催:株式会社宿場JAPAN

共催:宿場トラベル(東京都知事登録旅行業第2-8202号)

「LOCAL CONNECT 2025 TOKYO」公式ロゴ

< 2月5日(水)>

9:30 – 12:00 オリエンテーション

15:00 – 17:00 ミートアップ(総会)

18:00 – 20:00 懇親会

開催場所:品川健康センター 7階ホール(北品川3-11-22)


< 2月6日(木)>

9:30 – 16:00 ワークショップ

16:00 – 18:00 ワークショップ発表会

開催場所:

(ワークショップ)品川第一地域センター 2階第1集会室(北品川3-11-16)

(発表会)品川健康センター 7階ホール(北品川3-11-22)


※ワークショップは、参加者がお互いの居住するまちに対して情報を交換を行い、チームごとに「ローカルツアー」を組み立てるような内容を予定しています。

※上記は現時点での予定であり、当日までに変更となる場合があります。


当日は、取材・見学等、ご対応可能です。ご興味ご関心をお持ちの方は、本プレスリリースに記載のある広報担当までお気軽にお問い合わせください。

◼️代表・株式会社宿場JAPAN 代表取締役:玉井(渡邊)崇志のコメント

昨年に引き続き、こうして順調に第2回を東京にて開催を迎えることができ、大変嬉しく思います。前回(※2)開催時には大邱にて、想像の何倍もの歓迎を受け、また滞在中、異文化間での交流を重ねることによって世界をより平和な社会にしていきたいという、思いを共感することができ、感無量でした。私自身、コロナ禍や先行きの不透明な経済状況に対峙しながら、より良い持続可能な事業運営や足元の地域づくり、まちづくりに関わる中で、これほど同じような意志を抱く相手が国を超えて存在していることに感動し、この出会いに大きく勇気づけられました。


2024年は1月の協定締結以降、ともに大邱と品川を行き来し、様々な取り組みを行いました。共感シーズが大邱で行ったインターナショナルユースキャンプに品川チームがサポートスタッフとして参加する、品川での地域行事で本場の韓国料理を振る舞う屋台を共同で出店するなど、業務を越えた品川の地域の皆様との本質的な交流も深まりました。連携の体制も構築することができ、個人的な行き交いも含め、交流回数は一年のみで延べ10回を超えました。

地域に根差した事業運営に携わるプレイヤーは、まちづくりという変数が多く正解のない大きな課題を前に、次第に疲弊してしまったり、同じ立場での相談相手を見つけられず孤立感を深める人も少なくありません。「LOCAL CONNECT」で、私自身が共感シーズのホ代表を始めとする「同志」と出会えたことで、どんなに強く励まされたことか。同じ立場で日々活動を続ける人たちにとって、疲弊や孤独を解消したり、現状を打破する解決策を見出す一助となったり、そうした未来に繋がる場となることができたら、こんなに嬉しいことはありません。まちづくりや旅を通した、こういった連携の輪をより広く深く拡げていくことが世界平和の第一歩だと信じています。私たちの理念に共感し興味を持たれた方は、ぜひ飛び込んでいただけたら幸いです。

※2 前回開催時の詳細はこちらをご覧ください

https://shukuba.jp/news/5618

◼️「LOCAL CONNECT」とは?

「LOCAL CONNECT」とは、ともに「ゲストハウス及び旅行業を通して社会課題を解決する」ことを掲げ、そのための多文化共生社会づくりの基盤となるコミュニティの総称、およびスローガンを指します。

2024年1月10日、宿場JAPANは韓国の大邱において、第一回「LOCAL CONNECT」を開催し、共感シーズと協定を締結しました(※1)。


※1 プレスリリース「社会課題解決と観光を両立させるコミュニティの誕生!韓国の社会的企業「共感シーズ」と宿場JAPANが協定を締結」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000097061.html

《 LOCAL CONNECT 締結内容 》

私たちは、各ローカルコミュニティ(地域社会)や多種多様な文化が互いを脅かすことなく共生する社会の実現、社会課題の解決に向けて、ローカル地域への旅行・体験・交流を基盤としながら、互いに協力していくことを誓います。

◆国を越えた地域間の“共感”を基盤とした、共生社会の実現

  • 地域の魅力を知ることができる旅の企画提案
    未来を担う人材の交流

  • 相互理解を育む

  • 多文化共生/相互支援

  • 旅行やゲストハウスを通しての文化交流

◆持続可能な地域社会の実現

  • 社会課題の解決

  • 地域コミュニティの社会的価値を具現化

  • 民間交流を通じた地域経済と社会の成長

【今回の締結に参加したゲストハウス6社】

LOCAL CONNECT 代表メンバー

「宿場JAPAN」代表 渡邊崇志

2009年、旧東海道品川宿にて「ゲストハウス品川宿」をオープン。自身がアジアでのバックパッカー体験、ゲストハウスでの交流を通して、自身や他者の人生が変わった経験から、旅行ビジネスを通した本質的な社会課題の解決を志す。日本全国の宿泊施設コンサルティングや旅行ツアーの企画、講演、地域コンテンツの発掘・開発サポートのほか、ゲストハウス開業支援「Detti プログラム」を行う。著書に書籍『ゲストハウスがまちを変える: エリアの価値を高めるローカルビジネス』(学芸出版社)。

「共感シーズ」代表 キム・ソンア

予防医学および職業環境医学科の専門医として20年間、慶尚北道亀尾市と大邱市、慶山地域で外国人労働者の無料診療ボランティア活動を行う。2009年、脱北者支援NPO団体を率いたホ·ヨンチョル代表との出会いをきっかけに、フェアトレード(公正取引)の旅行会社を設立することを企画。共感シーズ設立時、社会的企業として運営が難しいため他の会社が一般的に採択しない「株式会社」の形式を採用。2017年には無事株主に収益の5%配当を達成する。スペイン巡礼を通じて旅行が持っている力と社会変化の可能性を信じるようになり、共感ゲストハウスでその旅程を始めることになる。「家から出たら苦労をすると言われるが、苦労がなければ学べない。トラベルの語源はTroubleだ」「SceneryよりStory, FoodよりFriends」という言葉を胸にフェアトレードツーリズムの道を率いている。夫のイ·ジョンウ氏も医師として共に医療界に携わっており、大邱神戸コリア教育文化センターの院長を務めている。

「共感シーズ」代表 ホ・ヨンチョル

非営利団体の活動を通し、脱北者支援やホームレス支援などを行う。 2009年に知り合ったキム·ソンア代表に語った「フェアトレード旅行会社を設立したい」という一言で、地域の多様な社会問題を解決するため2013年「共感ゲストハウスEMPATHY GUESTHOUSE」を立ち上げ。2015年から観光社会的企業「共感シーズ」を設立。地域観光の活性化を通じて地域経済の成長と共に、未就職の若者、脱北者、様々な理由によりキャリアを絶たれてしまった女性などの社会的弱者とされる人々に働き口と支援サービスを提供。社会的価値を生む企業として地域の文化体験を通して経済を成り立たせ、住民の暮らしに直接的に役立つフェアトレードな旅行を追求している。一号店となる共感ゲストハウスは当時まだ観光要素が希薄で治安的にも良くない立地だったが、10年余り経営を続ける中で旧市街で暗かった路地を明るく人の行き交う通りに変貌させることに寄与。大邱慶北におけるローカルネットワークを通じて地域の多様な人的資源と共に連帯して成長し、さらに持続可能な運営のために努力を重ねる。

「神戸ゲストハウス MAYA」 代表 パク・チョルン

韓国ソウル生まれ。中学生の頃に大分県での日韓学生交流会に参加、言葉の壁を越えて強い絆を育んだ経験から、様々な違いを乗り越えて尊重しあえる社会の実現を志す。ワーキングホリデーで来日し東京の企業に就職。日本人と結婚し営業職に従事していた中で、宿場JAPANによるゲストハウス開業支援「Detti プログラム」を知り応募。2015年から約半年の住み込みの修行期間、約2年の物件探しと地域修行を経て、2017年神戸市灘区に「神戸ゲストハウス MAYA」を開業。地元の水道筋商店街との連携企画「つまみ食いツアー」、摩耶山再生の会との連携企画「摩耶観光ホテル見学付き宿泊プラン」なども手がける。

※第1回「LOCAL CONNECT」に至るまでのストーリーや、締結式・大邱滞在の様子について詳細はこちらをご覧ください。

https://shukuba.jp/news/5618


■株式会社 宿場JAPAN 会社概要

社名:株式会社 宿場JAPAN

会社HP URL:https://shukuba.jp/

代表取締役:渡邊崇志

住所:〒140-0001 東京都品川区北品川1-22-16

設立:2011年3月

資本金:100万円

事業内容:

宿泊施設「品川宿ゲストハウス&ツアーズ」の運営

宿泊施設「Araiya Tokyo」の運営

宿泊施設「Bamba Hotel Tokyo」の運営

宿泊施設「Kago #34 Tokyo by Shukuba HOTEL」の運営(※2024年3月5日付けで民泊業から旅館業に切替)

スモールラグジュアリー宿泊施設の受託運営

宿泊施設の開業コンサルティング

自治体と連携したエリアプロデュース

おもてなし人材の育成と教育

ゲストハウス開業支援プログラム「Detti プログラム」の提供

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