ホテル・旅行のニュースリリース・情報

一般社団法人リリース（本社所在地：京都府京都市、共同代表：桜井肖典・風間美穂）は、台湾を舞台に創造的な空間体験を創出し続けるキュレーター・空間デザイナー・グラフィックデザイナーからなる「山陽山陰 SANYO+SANIN」とコラボレーションして、2025年2月6日より展覧会「リリース百科：RELEASE; EXHIBITION in TAIWAN」を重本書店（所在地：台北市中山区）にて開催します。

領域と時間を超えた全体的な視点から知識を編み続ける営み「百科」をコンセプトに企画された本展覧会は、私たちの手元にある一つのモノを起点に、その価値の連続性と方法論を書店の特性も活かした “体験する図書館” として表します。これらは日本各地に息づく青い地球に相応しい “つくる” を発見し、旅というかたちで世界と共有してゆくプロジェクト『in InterConnected Arts/Japan』の一環として、観光庁 令和6年度「地域観光新発見事業（※1）」に採択された京都・奈良・滋賀をつなぐ多地域連携企画旅の販路開拓にも位置づく試みです。

（※1）地域観光新発見事業 ｜ https://shinhakken.go.jp/

観光庁では、地域の観光資源を活用した地方誘客に資する観光コンテンツについて、十分なマーケティングデータを活かした磨き上げから適時適切な誘客につながる販路開拓をはじめ、情報発信まで一貫した支援を目的として全国から取組みが公募されています。全国の採択先一覧はこちらを参照ください。

□企画意図

未来が歓迎する経済をつくる人々のための “体験する図書館” となることを願う寄附型旅プロジェクト『in InterConnected Arts/Japan』は、観光庁「ロングストーリーによる地域のコンテンツの連携促進に向けた実証調査事業」および「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」の採択事業として、令和5年度より本格的に企画・開発・販売を始めています。今年度はさらに「地域観光新発見事業」を通して、新たな旅の入り口や可能性を探求すべく、国内外の事業者と旅試作だけでなくコラボレーションによる旅のプロモーション手法を模索しました。

□展示背景

世界各国で活動するブランドやクリエイターが自由に再解釈して、期間限定の創造的体験として表現する展覧会シリーズの第1弾として、「山陽山陰 SANYO+SANIN」自身が体験した旅の記憶と“InterConneted Arts” という言葉をたよりに、台湾・台北にて一般社団法人リリースでは初めての国外展覧会を共催するに至りました。今後は寄附型旅プロジェクトの拡大に伴い、展覧会シリーズも毎年各地で実施していきます。

□展覧会概要

「リリース百科」

RELEASE; EXHIBITION in TAIWAN

会期*｜2025.02.06 THU. – 2025.02.17 MON.

時間*｜月・木・日 13:00-21:00　　金・土 13:00-23:00

会場｜重本書店（台北市中山区南京東路二段138巷9号）

主催｜RELEASE;

協力｜中川木工芸／堤淺吉漆店／西村圭功／発酵食堂カモシカ／角口酒造店／Faith Farm

*いずれも台湾時間を記載しています（日本と台湾の時差は1時間）

観光庁事業による販売促進およびプロモーションは2/6～8までの3日間となります

□in InterConnected Arts/Japan について

日本各地に息づく“つくる”歓びを、旅を通して共有する「体験の図書館」づくり

生きることの中心となる“つくる”という動詞を軸に、日本各地にある自然と人のウェルビーイングにつながる知と美を発見し、旅というかたちで世界と共有するためのプロジェクトが『in InterConnected Arts/Japan』です。それぞれの地域やコンセプトに基づく寄附付きの旅を、会員限定でご案内しています。

背景の想い 自然と人、人と人がつながりながら、さまざまな地域で紡がれてきた多様な文化を、未来へつなぎたい。そんな願いを叶えるために注目したのが、生きることの土台であり、経済の中心である“つくる”という動詞です。そこで、自然と人、そして文化のつながりを“つくる”という営みをめぐることで実感として学ぶ「体験の図書館」をお届けするプロジェクトがはじまりました。 旅づくりについて 国境や地域を越えて集まった、さまざまな分野の専門家チームが調べ、探した、日本各地に息づく“つくる”に連なる技と知恵を、旅として共有。また、その土地の生態系とともに紡がれてきた“つくる”に込められた知を言葉にするワークショップを繰り返す旅づくりプロセスも、会員限定のコンテンツとしてアーカイブしていきます。 寄附について 各地のパートナーとともにつくった「体験の図書館」が育むのは、未来の風景。旅への参加費の一部は寄附として、地域の文化を子どもたちに伝える活動などに使われるように設計。『in InterConnected Arts/Japan』を通して旅をすることが、地域をよりゆたかにしていく。そんな風景を描いています。

□一般社団法人リリースについて

RELEASE;は「未来が歓迎する経済をつくる」ために、ビジネスとクリエイティブをはじめとした多様な専門家が集まり、京都を中心に共創する非営利型ビジネスプロデュースカンパニーです。青い地球に広がる生命の多様性のように、文化的多様性のある世界を未来へつなぐ「美しい経済の風景」を体現するビジネスや、それを駆動するアイデア、そして方法論を発見し、「資本となる経験」として共有してゆくデザインプロジェクトでもあります。

WEBSITE｜ https://release.world

INSTAGRAM｜ https://www.instagram.com/release_kyoto/

□山陽山陰 SANYO+SANINについて

2020年、陳婕寧（Janet）と張哲惟（Kobe）によって設立。プロジェクトマネジメント、キュレーションプランニング、ビジュアルデザイン、空間デザイン等、多岐にわたる専門性と多面的な統合力、そして実行経験を有するメンバーが集い、クライアントのさまざまな段階で適切な実行戦略を展開できるようサポートします。現時点では、プロジェクトの種類を限定することなく、むしろ初期の戦略策定段階で創造的な変化を促し、ユニークな視点を抽出することに力を注いでいます。 私たちは、興味と仕事の高い結びつきを特に重視しており、生活のリズムと仕事における創造的なアウトプットは相互に補完し合うものだと考えています。そのため、専門であるキュレーションと趣味であるスポーツを融合させ、2020年末に「抱石クラブ」を立ち上げ、ボルダリングの研究と普及に取り組んでいます。

WEBSITE｜ https://www.sanyo-n-sanin.com

INSTAGRAM｜ https://www.instagram.com/sanyo_n_sanin/

▼参考：関連する一般社団法人リリースのプレスリリース

・RELEASE;はソーシャル・エックスや&PUBLIC、京都の地域企業等や専門家と中小企業庁 令和６年度「地域の社会課題解決企業支援のためのエコシステム構築実証事業（地域実証事業）」を始動

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000120099.html

・ビジネスドキュメンタリーマガジン『Community Based Economy Journal 002 – 美しい経済の風景をめぐる旅の記録 -』2024年8月29日に2号目を刊行（2024年8月29日）

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000120099.html

・「美しい経済の風景をめぐる旅の記録」をテーマに、 過去に学び、現在に出会い、未来に遺すために世界をめぐるビジネスドキュメンタリー誌『Community Based Economy Journal』創刊（2023年6月30日）

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000120099.html