ホテル・旅行のニュースリリース・情報

【2025年2月27日】

2025年は「宇宙を体感する”ナイトツーリズム”」にぴったりの特別な1年になるでしょう。天文学者や気象学者、NASAの科学者たちは太陽活動のピークを観測しており、世界中でオーロラがより頻繁かつ鮮明に観測されるようになると予想されています。また2025年は、惑星直列やすばる食、皆既月食、さまざまな流星群など、数多くの天体ショーが観測できます。

「すべての人に、世界をより身近に体験できる自由を」を企業理念に、多種多様な宿泊施設や旅行体験、フライト、レンタカーを提供する世界最大級のデジタルトラベルプラットフォーマー Booking.comが毎年行っている「旅行トレンド予測」*によると、夜間のアクティビティへの関心が増加傾向にあります。世界の旅行者の3分の2近く（62%）が真夜中の魅力を求めて日中の人混みから離れ、夜空が綺麗な目的地を訪れることを検討しており、天体観測体験（72%）、星空ガイド（59%）、一生に一度の天文現象との出会い（59%）、星座を観測するコンステレーション・トラッキング（57%）といった星空を楽しむアクティビティが人気となっています。本リリースでは、旅行者が「宇宙を体感する”ナイトツーリズム”」にぴったりの旅の計画を立てられるよう、今年の天体ショーを目撃するうえで注目の旅行先をご紹介します。

2025年、「宇宙を体感する”ナイトツーリズム”」におすすめの世界の旅行先

石垣島（日本、沖縄県）

沖縄県・石垣島とその周辺の島々、海域にまたがる「西表石垣国立公園」は、光害問題に取り組む世界最大のNPO団体、ダークスカイ・インターナショナルによって、2018年に日本で初めて「星空保護区」に認定された、世界屈指の星空環境を誇るエリアです。また、日本の西南端の八重山諸島に位置する石垣島は、東京に比べて緯度が10度ほど低く、全天88星座のうち、84星座を見ることができます。「南十字星」を完全な十字の形で観測できるエリアとしても有名で、12月頃～6月頃の約半年間、南中時刻の前後1時間ほどが見頃となります。

この機会に、日中のアクティビティだけでなく、夜の石垣島にくり出し、亜熱帯ならではの生き物や満天の星空をガイドと共に探しに行く「星空＆ジャングルナイトツアー」などのツアーに参加してみてはいかがでしょうか。

■おすすめの滞在先：

「リトルマーメイドホテル石垣島」は南ぬ島石垣空港から車で約30分、石垣島の西海岸フサキに位置する、小高い丘に佇む「西海岸風」のデザインホテルです。オーシャンビュー和洋室やオーシャンビュー和室など全4タイプの客室で、カップルや友達同士、ファミリーなどさまざまなお客様におすすめです。「リトルマーメイドホテル石垣島」は街中から少し離れているため、お天気が良い日は夜になると満点の星空に囲まれます。2020年に完成した星空デッキからは、春から秋にかけて肉眼で天の川を見ることもできます。

「島の休日 ヨイサーマー Sunset Beach House」は南ぬ島石垣空港から車で約30分、自然が多く残る石垣島の北部地区の平久保ビーチ沿いに位置する一棟貸しのコテージです。ハウス付近は、ヤシガニ、ムラサキオカヤドカリ、ホタル、カンムリワシ等の天然記念物の生き物たちや、亀の産卵にも出会えるチャンスのある希少な場所です。また、国内初の「星空保護区」に指定された光害のないダークな空に浮かぶ夜景を、ハウス2階に設けた星空デッキから楽しむことができます。

ロングイェールビーン（ノルウェー） 

ノルウェーのスヴァールバル諸島最大の居住地域であるロングイェールビーンは、オーロラの美しさを体験できる最も魅力的な地域のひとつとして知られています。この世界最北の集落の周りには氷に覆われたフィヨルド、氷河、氷の洞窟があり、野生のハスキー犬や希少な野生動物が生息しています。また、10月下旬から2月末にかけては「極夜」となり完全な暗闇となるため、オーロラを見られる可能性が大幅に高まります。辺境の地にある人口わずか2,400人の町ながら、ここにはたくさんのアクティビティや探索できる場所があります。旅行者が楽しめるさまざまなお店やレストラン、バー、醸造所、地元の農産物やマイクロハーブを栽培する温室が揃っており、なんとショコラトリーも見つかります。犬ぞり体験から北極圏の大自然に囲まれてのオーロラ観測までできるロングイェールビーンは、”ナイトツーリズム”を楽しみたい旅行者にとってまさに楽園のような場所と言えるでしょう。

■おすすめの滞在先：

「ザ ボルト（The Vault）」はロングイェールビーンの中心部に位置するデザイナーズホテルで、スヴァールバルから車ですぐの距離にあります。この宿泊施設の建築コンセプトは、スヴァールバル諸島の永久凍土の奥深くに位置する安全な倉庫、「スヴァールバル世界種子貯蔵庫」からインスピレーションを得ています。この貯蔵庫では、将来の世代の食料供給を支えられるよう、作物の種子が保存されています。居心地の良いダブルルーム、館内で毎日提供される朝食、施設内各所のラウンジエリア、伝統的な料理が楽しめる日本食レストランを備えた「ザ ボルト」は、長い夜の観光後にゆっくり休むのに最適な宿泊施設です。

チャーチル（カナダ） 

マニトバ州北部のハドソン湾に位置するチャーチルは寒冷な気候で知られていますが、さらに有名なのは、気温が下がり透明な水面が凍り始める秋に見られる、ホッキョクグマの移動です。チャーチルは亜寒帯に位置しているためほぼ1年中オーロラを見ることができますが、夜が長く気温が低い1月から3月が特に理想的な時期となります。ここではオーロラ観察や星空観察、彗星観察など、たくさんの驚くような夜空のイベントを楽しむことができます。また、冒険好きな旅行者のために野生のホッキョクグマツアーが豊富に用意されており、オーロラドーム、ノーザン・スタディーズ・センターなど、さまざまな場所でツアーを楽しめます。より素朴な雰囲気を味わいたい方には、ワプスク・アドベンチャーズやチャーチル・リバー・マッシングなどの犬ぞりキャンプがおすすめです。

■おすすめの滞在先：

チャーチルの市内中心部に位置し、チャーチル空港から車で約7kmの距離にある「ベルーガ ビーチハウス（Beluga Beach House）」は、市内で夜のアクティビティを楽しみたい旅行者に最適です。設備の整った共用のキッチンとバスルーム、清潔なベッドリネンとタオルが提供され、敷地内には無料駐車場があります。滞在中は、目の前に広がるチャーチルの素晴らしい野生動物と自然が織りなす風景を存分に満喫できます。

ヨークルスアゥルロゥン（アイスランド） 

「氷河の川の湖」を意味するヨークルスアゥルロゥンは、アイスランドのヴァトナヨークトル国立公園の南部にある大きな氷河湖です。アイスランドで息をのむような最も美しい地域のひとつであり、国のランドマークでもあるヨークルスアゥルロゥンには、凍てついた湖と見事な氷山が広がり、アザラシやクジラなどの珍しくてユニークな野生動物が生息しています。夏の観光の目玉はラグーン沿いのボートツアーで、冬は氷の洞窟ツアーからオーロラ観察といった夜間のアクティビティが目白押しです。住民や地元の人々にも愛されているこれらのアクティビティで、夜更かし派の人は夜間の冒険に夢中になれるでしょう。ほかにも、黒い海岸に浮かぶ小さな氷山がダイヤモンドのように見えるダイヤモンドビーチを訪れたり、ラグーン周辺の遊歩道を散策して野生動物や自然を間近で観察したりと、旅行者を魅了するさまざまな魅力にあふれています。

■おすすめの滞在先：

「ホテル ヨークルスアゥルロゥン – グレイシア ラグーン ホテル（Hótel Jökulsárlón – Glacier Lagoon Hotel）」は、ヨークルスアゥルロゥン氷河湖からわずか約11kmの場所に位置し、周辺で雪に覆われた白い山岳地帯とヴァトナヨークトル国立公園を見渡せる美しい宿泊施設です。施設にはフィットネスセンター、サウナとホットタブを備えたウェルネスエリア、レストラン、バーが完備されています。

セドナ（アメリカ、アリゾナ州） 

アウトドア愛好家にとっての砂漠の聖地とも言えるセドナは、アリゾナ州の北部に位置しています。赤い色合いのオアシスとして知られるこの街は、寒い季節になると息をのむほど美しい冬のリゾート地にがらりと姿を変え、静かな小道と雪をかぶった山々を楽しめます。この季節は暗い夜が長く続くため、夜間のアクティビティを通じて地元の環境を満喫するのがおすすめです。例えば、宇宙の壮大なお話が好きな方必見の「夜空の星の物語、銀河、セドナの物語ツアー」では、セドナにおける占星術の概念の歴史について学び、現代文化の隠れた側面と古代セドナの歴史とのつながりを発見できます。このツアーではセドナの夜空の素晴らしさを堪能できるように、椅子やブランケット、星空観察用ツールが用意されています。また、この街の魅力は夜間のアクティビティだけに留まりません。街の文化をもっと味わいたい方は、地球のパワーが渦巻くとされるボルテックスをハイキングしたり、チャペル・オブ・ホーリークロスを訪れたり、セドナのアートギャラリーを散策したりするのもおすすめです。新年に訪れることができた場合は、出現が予想されるオーロラの観察に挑戦して運試しをするのも良いでしょう。

■おすすめの滞在先：

絵画のように美しい赤い山々の景色を望む「ワイルド リゾート アンド スパ（The Wilde Resort and Spa）」は、この地域の自然に囲まれて過ごしたい旅行者に最適な宿。現代的な家具やインテリアで飾られた客室は、ゆっくり朝寝坊するのにも、朝日とともに早起きするのにも快適です。 施設内には、美味しいアメリカ料理を楽しめるレストラン「ラスカル」も併設されています。リゾートのすぐそばには、ボルテックスの瞑想スポットへと続く秘密のトレイル、ワインの試飲ができるヴェルデ・ヴァッレ、陶芸教室があり、訪れるべきスポットが盛りだくさんです。

* 2025年の「旅行トレンド予測」に関する調査はブッキング・ドットコムによって、今後12～24ヶ月間以内に出張またはレジャー・観光目的で旅行に出かける予定のある成人を対象に行われたものです。33の国・地域の計27,713名の回答者（内訳：アルゼンチン1,016名、オーストラリア1,002名、オーストリア502名、ベルギー1,003名、ブラジル1,002名、カナダ1,006名、中国1,007名、コロンビア1,005名、クロアチア501名、デンマーク501名、フランス1,011名、ドイツ1,009名、香港1,004名、インド1,002名、アイルランド506名、イスラエル501名、イタリア1,014名、日本1,008名、メキシコ1,013名、オランダ1,011名、ニュージーランド1,003名、ポルトガル504名、シンガポール508名、韓国1,004名、スペイン1,008名、スウェーデン509名、スイス500名、台湾507名、タイ1,009名、アラブ首長国連邦503名、イギリス1,012名、アメリカ1,006名、ベトナム1,016名）が対象となりました。調査は、オンラインアンケートで2024年7月～8月に集計されたものです。

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Booking.comについて

1996年にアムステルダムにて設立され、Booking Holdings Inc.（NASDAQ：BKNG）の一員として、「すべての人に、世界をより身近に体験できる自由を」を企業理念に掲げています。多種多様な宿泊施設と移動手段を簡単かつワンストップで予約ができるプラットフォームを通して、世界中のお客様に思い出に残る体験を提供しています。また、ブッキング・ドットコムでは、ロイヤルティプログラム「Genius」に登録することで、世界中の数十万軒もの対象施設や対象のレンタカーで割引や旅行特典を利用することができます。詳細については、ブッキング・ドットコムの公式SNSアカウント （@bookingcom_jp）、もしくは https://news.booking.com/ja をご覧ください。