ホテル・旅行のニュースリリース・情報

お手伝いと旅を掛け合わせた人材マッチングサービス「おてつたび」を運営する株式会社おてつたび（本社：東京都渋谷区、代表取締役：永岡里菜、以下「おてつたび」）は、「おてつたび」を利用して人材確保を行った事業者へのアンケート調査結果を公開します。

調査の結果、おてつたび利用事業者の84.1%が「人手不足が解消できた」と回答。さらに、97.8% が「次回も利用したい」と回答しました。

背景：「人手不足倒産」過去最多

近年、日本国内では深刻な人手不足が続いており、特に地方の中小企業や観光業、農業・漁業といった業種では、労働力不足が経営の大きな課題となっています。こうした中、2024年には「人手不足」が原因で倒産した企業が過去最多の289件に達し、前年比81.7％増と大幅に増加（東京商工リサーチ 2月3日発表）。要因別では、「求人難」114件（前年比96.55％増）、「人件費高騰」104件（同76.27％増）、「従業員退職」71件（同69.04％増）と、いずれも過去最多を記録。事業の継続が困難となるケースが増えています。

こうした状況の中、当社では人材マッチングサービス「おてつたび」を通じて、働き手となる旅人と、人手不足の事業者をつなぎ、人手不足解消へ向けた取り組みを行っています。

※東京商工リサーチ：https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1200923_1527.html

調査結果

アンケート調査概要

調査名：事業者側受入後アンケート ※任意回答

調査期間：2024年1月19日〜2025年2月14日

調査対象：おてつたびを利用した事業者（採用担当者）401名

調査エリア：全国 47都道府県

調査方法：WEB

おてつたびとは

「お手伝い（短期アルバイト）」と「旅」を組み合わせた人材マッチングサービスです。人手不足に悩む宿泊業や農業など地方の事業者と、働きながら旅を楽しみたい旅行者をマッチングしています。

旅行者は、現地までの交通費は自己負担ですが、旅先で働くことで報酬を得られるほか、寮や空き部屋などの宿泊場所が無料で提供されるため、旅の費用負担を軽減できます。さらに、地域の人々との交流を通じて、文化や暮らしをより深く体験し、充実した旅を楽しめます。

地域事業者は、おてつたびを通じて1泊2日から最長2カ月未満の求人を掲載できます。「旅」をきっかけに全国から働き手を募集できるだけでなく、働き手が休日や空き時間に地域を観光することで、地域経済の活性化にもつながります

登録者数 約7万人。50代以上の利用者も増加中

2025年2月28日現在、登録者数は69,000人以上。Z世代（1990年代半ばから2010年代前半生まれ）を中心に、近年では、(早期)退職者、子育てがひと段落した主婦などのシニア層にも利用が広がりつつあります。

『おてつたび』の50歳以上の参加者は、2021年12月3日時点で全体の8%だったのに対し、2024年12月3日時点では26%に増加しています。

人手不足で困っている事業者を募集中

おてつたびでは、人手不足で困っている全国の地域事業者さま（農家・ホテル・旅館など）を募集しています。

利用事例

移住・定住・起業など“化学反応”も

「おてつたび」が目指す未来

地域が抱える“人手不足”という課題を「新たな旅の目的地」として地方への新しい人の流れを生み出しています。地域で働くことを通じて、地元の人々と出会い、観光を超えた深い交流を経験します。こうした一つひとつの出会いが、やがて地域に継続的なファン（関係人口）を生み出すと私たちは考えています。

取材について

「おてつたび」は、新しい旅のスタイルと繁忙期の人材確保の手段として、より多くの方に知っていただきたいと考えております。日本各地で実施しておりますので、ご興味のある方は、ぜひ下記のフォームからお気軽にお問い合わせください。企画段階でのご相談もお待ちしております。