ベトジェットはLCC? ネットにおける評判を参考にしてわかりやすく簡単に解説

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ベトジェットエアの実態とは?メリット・デメリットを徹底解説!

ベトナム発の格安航空会社「ベトジェットエア」について、旅行記者の視点から多くの口コミや評判を収集し、メリットとデメリットを徹底的に調査しました。これから東南アジア旅行を計画している方に向けて、わかりやすく簡単に解説します。

ベトジェットエアとは?

ベトジェットエア(VietJet Air)は、2007年に設立されたベトナム発の格安航空会社(LCC:ローコストキャリア)です。ベトナム国内だけでなく、日本を含むアジア圏を中心に多くの国際線を運航しています。

ベトジェットエアは、2025年5月現在、世界13カ国64路線、ベトナム国内線36路線、合計101路線に就航しており、特に日本からは成田、羽田、関西(大阪)、福岡、名古屋、広島からベトナムの主要都市(ハノイ、ホーチミン、ダナン)への直行便を運航しています。

この航空会社の最大の特徴は「格安」というポイントですが、利用者からは賛否両論の評価があるようです。それでは具体的なメリットとデメリットを見ていきましょう。

ベトジェットエアのメリット(良い点)

1. 圧倒的な料金の安さ

ベトジェットエアの最大の利点は、何といってもその料金の安さです。日本からベトナムへの航空券は、安い時期であれば片道2万円代から購入できるようです。これは、ベトナム国営航空会社のベトナム航空が5万円代〜という価格設定と比較すると、非常に魅力的な価格と言えるでしょう。

例えば、成田→ホーチミン→ダナン→ハノイ→成田という経路でも、4万円以下で旅行できた事例もあるようです。また、時折開催されるセールでは片道航空チケットが100円(サーチャージ等は別)になることもあるとのことで、価格重視の旅行者にとっては大きなメリットと言えるでしょう。

2. 高い安全性評価

意外に思われるかもしれませんが、ベトジェットエアは安全面において非常に高い評価を受けています。国際航空サービスと安全性の評価を専門とする権威ある機関「エアラインレーティングス」によって、2025年も世界で最も安全な航空会社の一つにランク付けされています。

2018年以来、ベトジェットエアはすべての業務に包括的な安全文化を導入した結果、エアラインレーティングスから7/7つ星の安全評価を継続的に維持しているようです。また、ベトジェットエアの航空機はベトナムで最も新しく、アジア太平洋地域でも最新鋭の機体を使用しているとのことです。

3. アジア各地への豊富な路線

ベトジェットエアは、アジア圏を中心に非常に多くの路線を展開しています。日本からは8路線が就航しており、特にベトナム国内の移動にも便利です。

具体的には、ベトジェットエアはベトナム国内の19の空港を結ぶ36路線を運航しており、ベトナム国内旅行を考えている方にとっては、移動の選択肢として非常に便利と言えるでしょう。

4. 機内環境は意外と快適という評価も

LCCというと機内環境が劣るイメージがありますが、ベトジェットエアについては「機内は綺麗」「座席の座り心地は好き」といった肯定的な評価も見られます。また、キャビンアテンダントのサービスレベルは高いという声もあります。

一部の利用者からは「ランディング(着陸)が素晴らしかった」という評価もあり、パイロットの技術に関しては問題ないようです。

ベトジェットエアのデメリット(欠点)

1. 高い遅延率と不十分な対応

ベトジェットエアに関する最も多い不満は、遅延の多さです。2018年のベトナム国内線のデータによると、遅延率は15.8%で、ベトナム航空の10.8%と比べて5%ほど高くなっています。

実際の利用者からは「ベトジェットは安定して遅延する」という声が多く、特に夜の便は2〜3時間程度の遅延が常態化しているという印象があるようです。中には「遅延率100%」と言われるほどで、「時間通りに出発したらラッキー」と考えるべきという意見もあります。

さらに問題なのは、遅延に関する告知やサポートが不十分という点です。遅延のアナウンスも、搭乗時間になってから突然告げられることが多いようです。また、大幅な遅延の場合でも、補償がほとんどないという声も見られます。

2. トラブル時の対応の悪さ

遅延だけではなく、他のトラブル発生時の対応にも問題があるようです。カスタマーサポートになかなか繋がらない、問い合わせに対する回答が遅い、といった不満が多く見られます。

特に深刻なケースでは、「乗継時間4時間に間に合わないほど出発が遅延し、2日後の飛行機に変更すること以外は一切の補償がなく、51時間空港で待機することになった」という体験談もあります。このような状況でも、ベトジェットエアからの謝罪がなく、横柄な態度だったという不満が述べられています。

3. 追加料金が多く発生する可能性

ベトジェットエアの基本運賃は非常に安いですが、荷物の預け入れや座席指定など、多くの追加料金がかかることがあります。LCCの特性上、基本運賃には最低限のサービスしか含まれておらず、快適に旅行するためには様々なオプションを追加購入する必要があるようです。

例えば、機内持ち込み手荷物は7kgまでで、それ以上の荷物を持ち込む場合は追加料金が必要です。また、機内食やドリンクもすべて有料となります。座席指定も追加料金が必要ですが、それでも指定した座席が変更されることもあるようです。

4. サービスの質と機内設備

LCCなので機内サービスが限られていることは予想できますが、ベトジェットエアについては特に「サービスの質が低い」という声が多いようです。

具体的には、機内エンターテイメント設備がない、座席が狭い、座席間隔が狭いなどの不満が挙げられています。「体格の良い方や男性には窮屈に感じる」という声もあり、長時間のフライトでは快適さに欠ける可能性があります。

また、機内が極端に寒いという指摘もあり、防寒対策が必要とのことです。

5. ウェブサイトやアプリの使いにくさ

ベトジェットエアのウェブサイトやアプリについても、使いにくいという声があります。特に、予約時に名前をうまく入力できない、途中からベトナム語ページになるなどの問題があるようです。

オンラインチェックインの手続きも複雑で、途中からベトナム語のページになることもあり、初めての利用者にとっては戸惑う場面があるかもしれません。

ベトジェットエアがおすすめの人

1. 予算を最優先する旅行者

何よりも旅費を抑えたいバックパッカーや学生の方には、ベトジェットエアはおすすめの選択肢です。特に、「移動手段はあくまで目的地に行くための手段」と割り切れる方にとっては、サービスの質よりも価格の安さを重視できるため適しています。

2. 日程に余裕がある旅行者

遅延のリスクを考慮して、余裕を持ったスケジュールを組める方には向いています。特に、到着日に重要な予定がない、数日の余裕がある長期旅行者などは、多少の遅延があっても大きな問題にならないでしょう。

3. ベトナム国内を周遊したい旅行者

ベトナム国内の移動手段として、ベトジェットエアは多くの国内線を運航しているため、ホーチミン、ハノイ、ダナン、フエなど主要観光地を巡る際には便利です。国内線は比較的短い飛行時間なので、サービスの質に関する不満も少なくなるでしょう。

ベトジェットエアがおすすめできない人

1. 厳格なスケジュールで旅行する人

ビジネス旅行者や、到着後すぐに重要な予定(ツアーやイベント、次の便への乗り継ぎなど)がある方には、遅延リスクを考えるとおすすめできません。特に国際線からの乗り継ぎを考えている場合は、十分な時間的余裕が必要です。

2. 快適性やサービスを重視する人

機内サービスや快適性を重視する方、特に長時間のフライトでリラックスしたい方には不向きかもしれません。エンターテイメント設備がなく、座席も狭いため、快適な旅を期待する方は別の航空会社を検討したほうが良いでしょう。

3. 言語の壁に不安を感じる人

英語やベトナム語に不安がある方は、トラブル発生時のコミュニケーションに困る可能性があります。特にウェブサイトが途中からベトナム語になるなどの問題もあるため、言語に不安のある方には難しい場面があるかもしれません。

ベトジェットエアを利用する際の注意点・対策

1. 十分な時間的余裕を持ったスケジュール計画

遅延リスクを考慮して、到着後の予定には余裕を持たせましょう。特に国際線からの乗り継ぎを予定している場合は、少なくとも4時間以上の余裕を持つことをお勧めします。また、帰国便についても、重要な予定の前日ではなく、さらに余裕を持った日程を組むと安心です。

2. オンラインチェックインの活用

多くの口コミで言及されているように、チェックインカウンターは非常に混雑する傾向があります。可能な限りオンラインチェックインを活用し、空港での待ち時間を短縮しましょう。ただし、一部の路線ではオンラインチェックインができない場合もあるようです。

3. 必要なオプションの事前予約

荷物の預け入れや座席指定、機内食などのオプションは、事前に予約しておくことで空港や機内での手続きがスムーズになります。特に、預け荷物の制限(7kg)は厳しいため、超過が予想される場合は事前に追加購入しておきましょう。

4. 防寒対策と機内エンターテイメントの準備

機内が寒いという声が多いため、長袖の上着やブランケットなどを用意しておくと良いでしょう。また、機内エンターテイメントがないため、スマートフォンやタブレットに映画や音楽、電子書籍などをダウンロードしておくことをお勧めします。

5. 予約確認と連絡先の確保

予約後は必ずEチケットを確認し、間違いがないかチェックしましょう。また、トラブル発生時に備えて、ベトジェットエアの連絡先や現地の日本大使館・領事館の連絡先を控えておくと安心です。

ベトジェットエアの今後の展望

ベトジェットエアは、2024年には新たに10機の航空機を導入し、計115機体制で170以上の路線を運航するなど、積極的な拡大路線を取っています。特に日本路線の拡充に力を入れており、今後もさらなる路線拡大が予想されます。

また、安全性については高い評価を継続しており、今後のサービス向上によっては、LCCとしての評価も高まる可能性があるでしょう。ただし、遅延問題やトラブル時の対応などについては、改善の余地があるように思われます。

まとめ:ベトジェットエアの利用は「心構え」が重要

ベトジェットエアは、圧倒的な安さというメリットがある一方で、遅延の多さやサービスの質に関する課題もあるLCCです。しかし、安全性においては国際的に高い評価を受けており、価格重視の旅行者にとっては魅力的な選択肢となるでしょう。

利用を検討する際には、「格安料金の代わりにサービスや定時性に期待しない」という心構えが重要です。遅延リスクを受け入れ、十分な時間的余裕を持ったスケジュールを組むことで、ストレスなく利用できる可能性が高まります。

特に「安さ」という大きな利点を生かして、バックパッカーや学生、長期旅行者など予算を抑えたい方にとっては、ベトジェットエアは東南アジア旅行の強い味方になるでしょう。賢く利用して、素晴らしい旅行体験を手に入れてください!

最後に、どの航空会社を選ぶにしても、旅行保険への加入や十分な情報収集を行い、トラブルに備えることをお忘れなく。みなさんの旅が素晴らしいものになりますように!

※本記事はプロモーションを含みます

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