2026年4月18日(土)にリニューアルオープンする「NEMU RESORT(ネムリゾート)」とは?メリットやデメリットなどHOTTELの記者がわかりやすく解説

旅行系WEBメディア「HOTTEL」に記事を書くトラベルライター”TAKA”です。旅についての疑問や噂について真相をつきとめわかりやすく解説します。

2026年4月18日(土)、三重県志摩市の伊勢志摩国立公園内に位置する「NEMU RESORT(ネムリゾート)」が、大規模なリニューアルを経て新たな姿でオープンすると言われています。予約受付は2025年11月17日(月)から開始されており、伊勢志摩エリアを代表するリゾート施設として注目を集めているようです。今回は、このNEMU RESORTについて、場所、料金、予約方法、そして実際の口コミなどを詳しく調べてみました。

NEMU RESORTとは?基本情報をおさえよう

NEMU RESORTは、三重県志摩市浜島町迫子に位置する、伊勢志摩国立公園内の総合リゾート施設のようです。その歴史は1967年に遡り、当初はヤマハリゾートが「ヤマハリゾート合歓の郷(やまはりぞーとねむのさと)」として開発・運営していたと言われています。2007年に三井不動産に譲渡され、2015年10月に「NEMU HOTEL & RESORT」へ、そして2017年10月に現在の「NEMU RESORT」へと名称が変更されたようです。

最も注目すべきは、その圧倒的な敷地面積でしょう。約250ヘクタール、東京ドーム約61個分、あるいは300万平方メートルとも言われる広大な敷地を有しており、大崎半島の大部分を占めているようです。豊かな森と穏やかな英虞湾(あごわん)の風景に囲まれ、四季折々に表情を変える自然の美しさを体感できるリゾートとして知られているようです。

どこにあるの?アクセス方法を詳しく解説

NEMU RESORTは、三重県志摩市浜島町迫子2692-3に位置しています。伊勢志摩国立公園内という立地で、英虞湾を望む大崎半島の先端にあるようです。

電車でのアクセス

最寄り駅は近鉄志摩線の鵜方駅または賢島駅のようです。鵜方駅からはタクシーで約15分程度と言われています。賢島駅からは送迎バスやマリンタクシーの利用も可能なようです。マリンタクシーは完全予約制で、前日18時までの申し込みが必要で、定員5名に達した場合は予約できない場合があるようです。

車でのアクセス

伊勢自動車道の伊勢西ICまたは玉城ICから、サニーロード経由で約40分程度と言われています。駐車場は施設内に完備されており、ゴルフ場だけでも500台収容可能と言われています。

2026年4月リニューアルの全貌!新しいNEMU RESORTの魅力

今回のリニューアルは、NEMU RESORTのコンセプトである「伊勢志摩の恵みあふれる『里・海・森を育てるリゾート』」に基づいており、「自然」「体験」「学び」をキーワードにしているようです。

新設される宿泊施設

最大の目玉は、新たに誕生する18棟のヴィラのようです。丘上の眺望を楽しむ「ヒルズヴィラ」8棟と、森に包まれる「フォレストヴィラ」10棟が新設されると言われています。各ヴィラは81平方メートル(ウッドデッキ含む)で、三重県産の木材を使用し、ビューバスやテラスを設けているようです。テラスでは三重県産の食材をメインとしたバーベキューも楽しめるとのことです。

新設するヴィラのうち2棟は、ファミリーやグループに最適な2ベッドルーム(118平方メートル)になるようです。さらに、既存のフォレストヴィラの8棟はすべて愛犬と一緒に宿泊できる「with Dog」へと生まれ変わると言われています。各棟へは乗用車の乗り入れが可能で、各棟専用のランドカー(移動用カート)で広大な敷地内を移動できるようです。

ヒルトップハウスの誕生

2026年7月にオープン予定と言われているのが「ヒルトップハウス」です。「てふてふの丘」に新設され、英虞湾と「里山水生園」を一望できる絶景の施設のようです。プールやジェットバス、キッズプールを備え、テラスでは心身をリフレッシュするヨガ体験や様々なイベントの開催が予定されているようです。また、ヒルトップハウス内には英虞湾を望む絶景の中でパーティーなども楽しめるダイニングがあると言われています。

既存ホテルも大幅リニューアル

既存のHOTEL NEMUの客室も改装されるようです。3階の和室12室は「(仮)エグゼクティブ(46.8平方メートル)」に、2階の和室19室は、ベッドを備えた「(仮)スーペリア(46.8平方メートル)」にそれぞれ生まれ変わると言われています。NEMU RESORTらしい木の温もりと自然を感じるグリーンを基調としたデザインになるようです。

また、エントランス・ロビーの改装、キッズスペース・ピックルボールコートの新設、レストランの拡張なども行われると言われています。

料金はどのくらい?宿泊プランを調査

NEMU RESORTの宿泊料金は、プランや客室タイプ、時期によって大きく異なるようです。

現行の料金体系(リニューアル前)

リニューアル前のプランを見ると、2名1室利用時で1泊1人あたり約11,000円から70,000円程度と幅広い価格帯のようです。素泊まりプランであれば比較的リーズナブルで、1泊2名で20,000円台から予約できるプランもあるようです。一方、夕朝食付きのスタンダードプランでは、2名1室利用時で1人あたり約22,000円から50,000円程度が相場のようです。

特別な料理プラン、例えば「伊勢海老+鮑+松阪牛付」の三重の3大味覚堪能プランなどは、より高額になる傾向があるようです。

フォレストヴィラの料金

既存のフォレストヴィラ(愛犬同伴可能な「with DOG」)の料金を見ると、素泊まりプランで2名1室1泊約40,000円から、和食コースディナー付きプランで約65,000円から73,000円程度のようです。愛犬同伴の場合、1頭までは宿泊料金に含まれ、2頭目は5,500円の追加料金がかかるようです。

リニューアル後の料金予測

リニューアル後の具体的な料金は、2025年11月17日以降に公式サイトで確認できるようですが、新設されるヴィラやヒルトップハウスは、既存のフォレストヴィラと同等かそれ以上の価格帯になる可能性が高いと考えられます。リニューアル記念スペシャルオファーとして特別プランが限定販売されるようですので、早期予約がお得になるかもしれません。

どうやって予約するの?予約方法を徹底解説

NEMU RESORTの予約方法は複数あるようです。

公式サイトからの予約

NEMU RESORTの公式ホームページから直接予約するのが最もお得だと言われています。公式サイトではベストレート保証を謳っており、インターネットでの宿泊予約は公式ホームページからが一番お得のようです。

2026年4月18日リニューアルオープン後の予約は、2025年11月17日(月)から受付開始と発表されています。リニューアル前の宿泊は2026年1月4日までで、1月5日からはリニューアル工事のため休館となるようです。

旅行予約サイトからの予約

楽天トラベル、じゃらんnet、JTB、近畿日本ツーリスト、一休.comなど、主要な旅行予約サイトからも予約可能なようです。各サイトでポイント還元やクーポンなどの特典がある場合もあるようです。

電話での予約

直接電話での予約も可能で、予約に関する問い合わせは9時から19時までのようです。

支払い方法は?現地払いとクレジット決済

NEMU RESORTでは、宿泊プランによって支払い方法が異なるようです。

利用可能なクレジットカード

VISA、JCB、マスターカードなど各社クレジットカードが利用可能のようです。支払いは一括のみで、分割払いには対応していないようです。

電子マネー

WAON、iD、銀聯(ギンレン)、PayPay、交通系IC、楽天Edyなどの電子マネーも利用できるようですが、入金(チャージ)はできないようです。

ふるさと納税

宿泊日当日、クレジットカードと携帯電話を持参すればふるさと納税の返礼品として支払いも可能なようです。

事前決済と現地払い

宿泊プランによっては、クレジットカード事前決済と現地払いのどちらかを選べるようです。事前決済の場合、予約時にクレジットカード情報を登録し、請求はクレジットカード会社により異なるようです。

温泉が魅力!「恵みの湯」で心身をリフレッシュ

NEMU RESORTの温泉施設「恵みの湯」は、宿泊者に人気の施設のようです。

3つの異なる湯船

恵みの湯には、趣向の異なる3つのお湯があるようです。

  1. 潮騒の湯:敷地内から湧く自家源泉の天然温泉で、療養泉の基準を満たす天然ナトリウム泉のようです。泉質は塩化物泉で、保温効果が高く、冷え性や疲労回復、健康増進に効果があると言われています。泉温は42.8℃で、無色透明、無臭のようです。
  2. 真珠の湯(パールオーロラ風呂):ミキモトコスメティックスと共同開発した、真珠由来成分を配合したお湯のようです。真珠とアコヤ貝からしか抽出できない希少な真珠の恵み(パールコンキオリン、ピュアパールミネラル、パールコラーゲン)により、真珠のように輝く肌へ導くと言われています。キラキラ輝くパール調のお湯が非日常の気分を演出するようです。ただし、パールオーロラ風呂は温泉ではないようです。
  3. 合歓の木湯:ネムノキの樹皮から抽出されたエイジングケア成分を配合したお湯のようです。抗糖化作用によって肌の酸化を防いで糖化を除去し、透明感のある柔らかな肌へと導くと言われています。

営業時間とアメニティ

営業時間は6時から10時30分(最終入場10時)、15時から24時(最終入場23時30分)のようです。女性風呂限定で洗い場にミキモトコスメティックスのインバスアメニティとスキンケアラインが設置されているようです。

口コミと評判は?実際の宿泊者の声をチェック

NEMU RESORTの口コミを複数のサイトから調査してみました。

良い口コミ・高評価のポイント

じゃらんnetでの総合評価は4.6(5点満点)と高評価のようです。特に以下の点が評価されているようです。

  • 接客・サービスの質の高さ:「スタッフ全てが親切丁寧な対応」「心温まる接客」「素晴らしいサービス」など、スタッフの対応を絶賛する声が多数あるようです。
  • 清潔感:「施設は掃除が行き届いており」「部屋もお風呂もとっても綺麗」など、清掃の行き届いた施設が好評のようです。
  • パールの湯が感動的:「パールのお湯はマスト!湯上がりの肌に感動します」「パールのお風呂キラキラで珍しい」など、真珠の湯の評価が非常に高いようです。
  • 朝食ビュッフェの充実:「一番良かったのは朝食バイキングで小鉢に入った料理が何十種類もありとても美味しかった」「おばんざいの種類がホントに多くて可愛いビュッフェ」など、朝食の評価も高いようです。
  • 自然環境と広大な敷地:「広大なロケーションにある里山ラウンジ」「カートに乗っての近隣の散策もとても楽しかった」など、自然豊かな環境とランドカーでの移動を楽しむ声が多いようです。
  • アクティビティの豊富さ:「夕日ツアーや朝のヨガは説明や対応が良く満足」「クルージングやプール、焚き火カフェなど楽しみが本当にたくさん」など、多彩なアクティビティが好評のようです。

悪い口コミ・デメリットとして挙げられる点

一方で、以下のような不満の声も見られるようです。

  • 温泉の温度と広さ:「お風呂が売りという事ですが脱衣所が結構狭かった」「パール風呂も2人くらいしか入れないし外露天風呂も家族風呂かってくらい狭い」「湯船の温度も低い。特に露天風呂はぬるすぎてすぐ出た」など、お風呂に関する不満が一部あるようです。
  • 部屋のアメニティの不足:「お部屋のアメニティがかなりお粗末な感じ。ミネラルウォーターはボトルが置いてなくて部屋の外に水を取りに行かなくてはならないし、スキンケアが何も置いて無い」など、部屋のアメニティに対する不満もあるようです。
  • 追加料金が多い:「何をするにも追加料金がかかると言われてしまう」「ホスピタリティよりも金儲けの意図が見えてしまった」など、オプション料金の多さに対する不満の声もあるようです。
  • 朝食の物足りなさ(プランによる):「朝食のバイキングも種類があまり多くなくがっかり」「デザートはミルク系ばかりで味が偏っていた」という声もあるようです。
  • 部屋の設備不良:「部屋の電球がきれていたり、シャワーが壊れていた」「気温が2桁ない日だったに関わらずデフォルトが暖房になっておらず入ると寒かった」など、部屋のメンテナンスに関する指摘も一部あるようです。

評価の分かれるポイント

トリップアドバイザーでの評価を見ると、「大満足61%、満足25%」と高評価が多い一方で、「不満4%」もあるようです。価格帯が高い施設であるため、期待値が高く、細かいサービスや設備の不備が目立ちやすい傾向にあるようです。

メリットとおすすめポイントを徹底解説

NEMU RESORTの最大のメリットは、やはり広大な自然環境の中で多彩な体験ができる点でしょう。

自然体験プログラムの豊富さ

約40種類もの自然体験プログラムが用意されていると言われています。クルージング、ヨガ、SUP、カヤック、フィッシング、自然散策など、海と森の両方を楽しめるアクティビティが充実しているようです。特に、英虞湾を巡るクルージングは、入り組んだ島々と養殖筏の間を縫いながら、海を知り尽くした船長が案内してくれるようです。

焚き火カフェと星空観察

宿泊者限定の無料イベントとして、焚き火カフェと星空観察会が人気のようです。焚き火を囲みながら焼きマシュマロとコーヒーを楽しみ、天候の良い日には満天の星空を眺められるようです。星空観察会は専門スタッフによる解説付きで、自然のプラネタリウムの世界を体験できると言われています。

ランドカーで敷地内を自由に移動

広大な敷地を移動するための電動カート「ランドカー」のレンタルが人気のようです。1時間レンタルで1,650円、24時間レンタルで5,500円で、宿泊プランに組み込むこともできるようです。ランドカーを使えば、「夕日に染まる浜」や「東の見晴台」など、徒歩では行きにくい場所も気軽に訪れることができるようです。

ミキモトコスメティックスとのコラボレーション

温泉施設「恵みの湯」や、女性風呂のアメニティにミキモトコスメティックスの製品が使用されており、真珠の産地・伊勢志摩ならではの贅沢な体験ができるようです。パールスパ(トリートメントサロン)も併設されており、全国に4カ所しかないミキモトのエステがお値打ちで受けられると評判のようです。

ゴルフ場やマリーナも完備

併設されているNEMU GOLF CLUBは、英虞湾を望む雄大なロケーションでゴルフが楽しめると評判のようです。また、マリーナも所有しており、クルージングやフィッシングなどマリンアクティビティも充実しているようです。

ペット同伴可能なヴィラ

リニューアル後、既存のフォレストヴィラ8棟はすべて愛犬同伴可能な「with Dog」になるようです。現在も5棟が犬同伴可能で、体重20kgまでの中型犬2頭まで宿泊できるようです。約460平方メートルのドッグランも完備されており、ワンちゃん専用のシャンプールームや食事を温める電子レンジもあるようです。

デメリットや注意点もチェックしておこう

一方で、NEMU RESORTにはいくつかの注意点や欠点も存在するようです。

価格帯が高め

リゾートホテルとしての価格帯であるため、素泊まりでも2名1室で20,000円以上、夕朝食付きだと40,000円以上が相場のようです。特に新設されるヴィラはさらに高額になる可能性があり、予算をしっかり確認する必要がありそうです。

オプション料金が多い

口コミでも指摘されているように、アクティビティのほとんどが有料で、追加料金が積み重なると宿泊費と合わせてかなりの高額になる可能性があるようです。ランドカーも有料(24時間5,500円)、クルージングも大人1,650円など、体験を楽しもうとすると出費がかさむようです。

温泉施設の広さ

口コミで「脱衣所が狭い」「パール風呂は2人くらいしか入れない」「露天風呂も家族風呂くらいの広さ」という指摘があるようです。広大な敷地を持つリゾート施設でありながら、温泉施設は比較的コンパクトなようです。混雑時には窮屈に感じる可能性があるかもしれません。

アクセスの不便さ

最寄りの鵜方駅からタクシーで15分と、公共交通機関でのアクセスはやや不便なようです。賢島駅からの送迎バスやマリンタクシーもありますが、時間や定員の制限があるようです。車でのアクセスが推奨されますが、伊勢西ICや玉城ICから約40分かかるようです。

部屋のアメニティの不足

口コミで「スキンケアが何も置いていない」「ミネラルウォーターはボトルが置いてなくて部屋の外に水を取りに行かなくてはならない」という指摘があるようです。大浴場にはミキモトコスメティックスのアメニティがあるものの、部屋には最低限のアメニティしかないようです。

天候に左右されやすい

自然を活かしたアクティビティが多いため、天候が悪いと楽しみが半減する可能性があるようです。特に星空観察や夕日ツアーなどは天候次第で中止になることもあるようです。

リニューアル工事による休館期間

2026年1月5日から2026年春ごろまで休館となるため、この期間の予約はできないようです。リニューアルオープンは2026年4月18日と発表されていますが、工事の進捗によっては変更になる可能性もあるかもしれません。

こんな人におすすめ!NEMU RESORTが向いているのは?

これまでの情報から、NEMU RESORTは以下のような方々に特におすすめだと言えそうです。

自然を満喫したい方

広大な自然環境の中で、森林浴や海の景色を楽しみたい方には最適でしょう。ランドカーで敷地内を巡りながら、四季折々の自然の美しさを体感できるようです。

アクティブに過ごしたい方

ヨガ、ゴルフ、クルージング、SUP、カヤックなど、多彩なアクティビティを楽しみたい方には理想的な環境のようです。特に朝のヨガプログラムは「自然環境が素晴らしい」と評判のようです。

カップルや夫婦での記念日旅行

新設されるヒルトップハウスのプールやテラスは、カップルでのロマンチックな滞在にぴったりのようです。焚き火を囲みながらの星空観察も、特別な思い出になりそうです。

家族旅行

新設される2ベッドルームのヴィラは、家族やグループでの滞在に最適のようです。プールや様々なアクティビティがあり、子供も楽しめそうです。

犬連れの方

愛犬同伴可能なフォレストヴィラwith Dogがあり、ドッグランも完備されているため、大切な家族の一員であるワンちゃんと一緒に旅行したい方には嬉しい施設のようです。

ゴルフ好きの方

併設のNEMU GOLF CLUBは、英虞湾を望む絶景のゴルフ場で、ゴルフと温泉を組み合わせた滞在が楽しめるようです。

こんな人には向かないかも?おすすめできない方

一方で、以下のような方々には、NEMU RESORTは向かないかもしれません。

予算を抑えたい方

リゾートホテルとしての価格帯であり、さらにアクティビティも有料のものが多いため、予算を抑えた旅行を希望する方には負担が大きいかもしれません。

温泉メインで楽しみたい方

温泉施設は比較的コンパクトで、大型の温泉施設を期待する方には物足りなく感じる可能性があるようです。

アクセスの便利さを重視する方

公共交通機関でのアクセスがやや不便なため、駅から徒歩圏内のホテルを希望する方には向かないかもしれません。

静かにゆっくり過ごしたい方

広大な敷地にアクティビティが豊富で、どちらかというとアクティブに楽しむリゾートのようです。部屋で静かに過ごしたい方は、同じ敷地内にある高級リゾート「アマネム」の方が向いているかもしれません。

細かいサービスを重視する方

口コミで「部屋のアメニティが不足している」「設備の不備があった」などの指摘があるため、細部まで行き届いたサービスを期待する方は注意が必要かもしれません。

Q&A:NEMU RESORTのよくある質問

Q1:リニューアル後の予約はいつから開始されますか?

A:2026年4月18日のリニューアルオープン後の予約は、2025年11月17日(月)から受付開始のようです。

Q2:チェックイン・チェックアウトの時間は?

A:チェックインは15時、チェックアウトは11時のようです。レイトチェックアウトは、当日の予約状況によりフロントで承っており、1室1時間あたり2,200円からのようです。

Q3:キャンセル料はいつからかかりますか?

A:宿泊予定日の7日前から20%、3日前から50%、前日は80%、当日(連絡あり)及び無連絡の場合は100%のキャンセル料が発生するようです。

Q4:駐車場はありますか?

A:敷地内に駐車場があり、無料で利用できるようです。ゴルフ場だけでも500台収容可能と言われています。

Q5:ペット同伴は可能ですか?

A:フォレストヴィラwith Dogの客室(5棟)であれば、体重20kgまでの中型犬2頭まで同伴可能のようです。1頭までは宿泊料金に含まれ、2頭目は5,500円の追加料金がかかるようです。事前にワンちゃん同伴宿泊同意書、ワクチン証明書及び狂犬病予防注射証明書の提出が必要なようです。

Q6:子供料金はありますか?

A:プランによって異なるようですが、「幼児(布団・食事不要)」「幼児(添い寝)」が3歳以上の場合、施設使用料2,200円を現地で支払う必要があるようです。

Q7:送迎サービスはありますか?

A:賢島駅からの送迎バスがあるようです。マリンタクシーは完全予約制で、前日18時までの申し込みが必要のようです。

Q8:Wi-Fiは使えますか?

A:全館Wi-Fi完備のようです。さらにWi-Fiが微弱なエリアではポケットWi-Fiの貸し出しも受けられるようです。

Q9:アマネムとの関係は?

A:アマネムは、NEMU RESORTの敷地内に2016年3月に開業した、アマンリゾーツによる独立運営のラグジュアリー温泉リゾートのようです。三井不動産が誘致し、同じ敷地内にありますが、運営は別で、価格帯や雰囲気も大きく異なるようです。

Q10:朝食の内容は?

A:伊勢志摩の海山の幸を取り入れた和洋ブッフェで、時間は7時から10時(ラストオーダー9時30分)のようです。おばんざいが何十種類もあり、伊勢うどんなど地元の味も楽しめると評判のようです。

トラベルライター”TAKA”の独自考察と意見

ここまで、NEMU RESORTについて様々な角度から調査してきましたが、最後にトラベルライターとしての独自の視点から考察をお伝えします。

NEMU RESORTの最大の魅力は、やはり「広大な自然環境」と「多彩な体験」の組み合わせにあると感じます。約250ヘクタールという圧倒的な敷地面積は、まさに「自然の中のテーマパーク」と呼べるものでしょう。都会の喧騒から離れ、森と海に囲まれた環境で過ごす時間は、心身ともにリフレッシュできる貴重な体験になるはずです。

2026年4月のリニューアルで注目すべきは、新設される18棟のヴィラとヒルトップハウスでしょう。特に、三重県産の木材を使用したヴィラは、地産地消の考え方を体現した、持続可能な観光を意識した取り組みとも言えます。また、愛犬同伴可能なヴィラが8棟もあるのは、ペット同伴旅行を楽しみたい方々にとって大きな魅力になるでしょう。

ただし、気になる点もいくつかあります。まず、口コミで指摘されている「追加料金の多さ」です。基本的な宿泊料金に加えて、ランドカーのレンタル、各種アクティビティ、食事のグレードアップなど、オプションを追加していくと予算がかなり膨らむ可能性があります。事前にどのアクティビティを楽しみたいかを明確にし、予算を立てておくことが重要でしょう。

また、「部屋のアメニティの不足」については、大浴場にミキモトコスメティックスのアメニティがあることを考えると、あえて部屋のアメニティを最小限にすることで、宿泊者に大浴場を利用してもらう意図があるのかもしれません。しかし、小さな子供がいる家族や、部屋でゆっくりスキンケアをしたい方にとっては不便に感じる可能性があるため、改善されることを期待したいところです。

温泉施設の広さについても、広大な敷地を持つリゾートでありながら、大浴場が比較的コンパクトという点は意外に感じられます。もしかすると、リニューアルで新設されるヒルトップハウスのプールやジェットバスが、温浴施設の新たな選択肢として位置づけられているのかもしれません。2026年7月のヒルトップハウスオープン後は、宿泊者の評価が変わる可能性もあるでしょう。

NEMU RESORTとアマネムの関係性も興味深いポイントです。同じ敷地内にありながら、価格帯もコンセプトも大きく異なる2つの施設が共存しているのは、幅広い層の宿泊者ニーズに応える三井不動産の戦略と言えるでしょう。アクティブに自然を楽しみたい方はNEMU RESORT、静かに贅沢な時間を過ごしたい方はアマネム、というように、旅のスタイルに合わせて選べるのは大きな魅力です。

ヤマハリゾートから三井不動産へと経営が移り、「合歓の郷」から「NEMU RESORT」へと名称が変わった歴史も、このリゾートの進化を象徴しています。1967年の開業から約60年、時代とともに変化しながらも、伊勢志摩の自然と共生するリゾートとして愛され続けているのは、施設の魅力を物語っています。

2026年主要国首脳会議(サミット)の開催地に選定された伊勢志摩エリアにあるNEMU RESORTは、国際的な注目も集めました。リニューアルを経て、さらに洗練された施設へと生まれ変わることで、国内外からの観光客を魅了するリゾートになることが期待されます。

最後に、NEMU RESORTを訪れる際のアドバイスをいくつか挙げるとすれば、まず「事前予約を徹底する」ことです。アクティビティの多くは定員制で、当日は満員になる可能性があります。特に人気の朝ヨガやクルージングは早めに予約しておくことをおすすめします。また、「ランドカー付きプランを選ぶ」のも賢い選択でしょう。広大な敷地を徒歩で巡るのは現実的ではなく、ランドカーがあれば効率よく様々なスポットを訪れることができます。

そして何より、「自然を楽しむ心の余裕」を持って訪れることが大切です。天候に左右されるアクティビティも多いですが、それもまた自然と共生するリゾートならではの魅力。雨の日は雨の日なりの楽しみ方を見つける柔軟性があれば、より充実した滞在になるでしょう。

NEMU RESORTは、決して完璧な施設ではないかもしれません。しかし、広大な自然環境の中で、多彩な体験ができる場所は日本でも数少ないのではないでしょうか。2026年4月のリニューアルオープンによって、さらに魅力的な施設へと進化することを期待しています。伊勢志摩の美しい自然と、心温まるおもてなしを求める方々にとって、NEMU RESORTは特別な旅の思い出を作る場所になるはずです。