2025年12月1日(月)から12月31日(水)に開催する「都プラス公式アプリ新規入会キャンペーン」とはどんなイベント? メリットやデメリットなどHOTTELの記者がわかりやすく解説

旅行系WEBメディア「HOTTEL」に記事を書くトラベルライター”TAKA”です。全国の都ホテルズ&リゾーツで2025年12月1日から12月31日まで開催される「都プラス公式アプリ新規入会キャンペーン」について、徹底的にリサーチしてまいりました。この記事では、キャンペーンの内容から参加方法、メリットやデメリット、実際のユーザーの評判まで、あらゆる角度から詳しくご紹介していきます。ホテルの会員プログラムにご興味がある方、都ホテルズ&リゾーツをお得に利用したい方は、ぜひ最後までお読みください。

【結論】2025年12月の都プラス新規入会キャンペーンは500ポイントがもらえるお得な機会

まず結論から申し上げますと、2025年12月1日から12月31日までの期間に開催される「都プラス公式アプリ新規入会キャンペーン」は、都ホテルズ&リゾーツの会員プログラム「都プラス」の公式アプリをダウンロードして新規会員登録をするだけで、500円分のポイントクーポンがもらえるという大変お得なキャンペーンと言えるでしょう。

このキャンペーンでプレゼントされる500ポイントは、都ホテルズ&リゾーツの各施設で、その場で使える実質500円分の金券として利用できるようです。入会金も年会費も一切かからない無料の会員プログラムですので、今後都ホテルズ&リゾーツの利用を検討されている方にとっては、この機会に入会しておくことで確実にメリットがあると考えられます。

さらに、このキャンペーン期間中は、通常のポイントプログラムに加えて宿泊でポイント2倍になるキャンペーンも同時開催されているようですので、宿泊を予定されている方にとっては二重にお得な期間となっているのです。

都プラス公式アプリ新規入会キャンペーンとは何か

都プラス公式アプリ新規入会キャンペーンとは、都ホテルズ&リゾーツが運営する会員プログラム「都プラス」への新規入会を促進するために、定期的に開催されているプロモーション施策の一つと言われています。

2025年12月1日から12月31日までの1ヶ月間という限定期間に、都プラス公式アプリをダウンロードして新規会員登録を完了した方全員に、もれなく500円分のポイントクーポンをプレゼントするという内容になっているようです。

このキャンペーンは毎月のように開催されているわけではなく、2025年においても2月、6月から7月、10月、そして12月といった特定の月に実施されており、ある程度定期的ではありますが常に開催されているわけではないため、実施期間を逃さないことが重要と言えるでしょう。

都プラスとはどのような会員プログラムなのか

「都プラス」について、まずその基本的な仕組みからご説明していきましょう。都プラスは、株式会社近鉄・都ホテルズが運営する都ホテルズ&リゾーツの公式会員プログラムで、国内23ホテルおよび米国2ホテルの合計25施設で利用できる、入会金・年会費ともに無料のロイヤリティプログラムと言われています。

都ホテルズ&リゾーツは、近鉄グループが展開する老舗ホテルチェーンで、1890年創業という130年以上の歴史を持つウェスティン都ホテル京都を筆頭に、シェラトン都ホテル東京、シェラトン都ホテル大阪、大阪マリオット都ホテル、志摩観光ホテルなど、格式高いホテルから都市型カジュアルホテル、リゾート施設まで幅広く展開しているのが特徴です。

都プラスプログラムの大きな特徴は、宿泊やレストラン・バーでの飲食など100円(税抜)の利用ごとに10ポイントが貯まり、貯まったポイントは1ポイント=1円として1ポイントから利用できるという、非常に高い還元率を誇っている点と言われています。つまり実質10%のポイント還元率となっており、ホテル業界の会員プログラムの中でも還元率の高さが際立っているようです。

都プラスの4段階のステータス制度について

都プラスは、2022年6月に全面リニューアルされ、単なるポイントプログラムから、年間の利用金額や宿泊日数に応じて会員ステータスが上がっていく「ロイヤリティプログラム」へと進化したと言われています。

ステータスは4段階に分かれており、一般会員から始まり、ブロンズ、ゴールド、プラチナと昇格していく仕組みになっているようです。ステータスが上がるごとに、客室のアップグレードやレイトチェックアウト、ウェルカムドリンクなど、より充実した特典が受けられるとされています。

前年度の4月から3月までの利用実績に基づいて、毎年4月1日にステータスが更新される仕組みとなっており、利用頻度が高い方ほど上級ステータスの恩恵を受けられる設計になっているのです。

都プラス公式アプリの機能と特徴

都プラス公式アプリは、2022年6月のプログラムリニューアルと同時に提供が開始されたスマートフォンアプリで、会員証としての機能を中心に、様々な便利な機能が搭載されていると言われています。

アプリの主な機能としては、デジタル会員証の提示によるポイント加算・減算、会員限定のお得なクーポンの配信、キャンペーンや宿泊プランなどのお得な情報のプッシュ通知、ポイント残高やステータスの確認、利用履歴の閲覧などが挙げられます。

特にデジタル会員証機能は、チェックイン時やレストラン利用時にスマートフォンの画面を提示するだけでポイント加算が可能になるため、プラスチックカードを持ち歩く必要がなく大変便利だと評価されているようです。

また、会員同士でポイントを贈り合える「ポイントギフト」機能も実装されており、家族や友人にポイントをプレゼントすることもできるという、他のホテルプログラムにはあまり見られないユニークな機能も備わっているとのことです。

キャンペーンの詳細な内容と参加条件

それでは、2025年12月開催のキャンペーンの詳細について、より具体的に見ていきましょう。

キャンペーン期間は2025年12月1日(月)から12月31日(水)までの1ヶ月間となっています。この期間中に都プラス公式アプリをダウンロードして、アプリから新規会員登録を完了した方が対象となるようです。

重要な点として、アプリからの新規会員登録のみが対象となっており、カードやWEBページからの新規会員登録は対象外となっているようですので、必ずアプリをダウンロードして登録する必要があります。

特典として提供される500円分のポイントクーポンは、都ホテルズ&リゾーツの各施設でクーポンを提示することで、その場で使える500ポイントとして進呈されるとのことです。つまり、登録後すぐに利用することも、次回以降の宿泊やレストラン利用時に使うこともできるという柔軟性があるようです。

500ポイントクーポンの有効期限と利用条件

キャンペーンで獲得できる500ポイントには、有効期限が設定されているようです。2025年12月のキャンペーンで付与される500ポイントの有効期限については、資料によると設定されているようですが、過去のキャンペーン事例を見ますと、2025年10月開催時は2026年4月30日まで、2025年6月から7月開催時は2025年12月31日まで、2025年2月開催時は2025年8月31日まで、というように、キャンペーン終了後およそ4ヶ月から6ヶ月程度の期間が設定されていたようです。

したがって、2025年12月のキャンペーンで獲得した500ポイントも、おそらく2026年の春頃から初夏頃までが有効期限となる可能性が高いと推測されます。

また、このクーポンは期間中1回のみ利用可能とされており、一度の精算で500ポイントすべてを使い切る必要はなく、500ポイントの範囲内であれば何度かに分けて使用できる可能性もあるようですが、詳細については各施設に確認されることをおすすめします。

アプリのダウンロードと新規会員登録の手順

キャンペーンに参加するための具体的な手順について、ステップごとにご説明していきましょう。

まず最初に、お使いのスマートフォンに都プラス公式アプリをダウンロードする必要があります。iPhoneをお使いの方はApp Storeから、Androidをお使いの方はGoogle Playストアから「都プラス公式アプリ」を検索してダウンロードできるようです。

アプリをインストールしたら、アプリを起動して新規会員登録の画面に進みます。新規会員登録には、メールアドレスの登録が必須となっているようですので、受信可能なメールアドレスを準備しておく必要があります。

登録画面では、氏名、性別、生年月日、連絡先住所、電話番号、メールアドレスなどの基本情報を入力し、ご自身で設定するパスワードを決めて登録を完了させます。年齢制限はなく、どなたでも入会できるとされています。

登録が完了すると、入会完了メールが送られてくるようですので、そのメールを保存しておくと良いでしょう。登録完了後、アプリ内に500ポイントクーポンが表示されるようになり、これを都ホテルズ&リゾーツの各施設で提示することで500ポイントを受け取ることができるという流れになっているようです。

同時開催されている宿泊ポイント2倍キャンペーンとの併用

2025年12月のキャンペーン期間には、新規入会キャンペーンと並行して「ご宿泊でポイント2倍キャンペーン」も同時開催されているようです。

このポイント2倍キャンペーンは、2025年12月1日から2026年2月28日までの期間、宿泊利用での都プラスポイント加算が通常の2倍になるというもので、通常は100円(税抜)につき10ポイントのところ、期間中は100円(税抜)につき20ポイントが加算されるとのことです。

ただし注意点として、このキャンペーンポイントは2026年8月31日まで有効の期間限定ポイントとなっており、また、お誕生月特典やチョイスアニバーサリーなど他の2倍ポイント特典との併用はできないようですので、予めご承知おきください。

つまり、12月中に新規入会して500ポイントを獲得し、さらに同じ期間に宿泊すれば通常の2倍のポイントが貯まるという、非常にお得な機会となっているわけです。例えば、2万円の宿泊をされた場合、通常なら2,000ポイントのところ、キャンペーン期間中は4,000ポイントが貯まることになりますので、新規入会の500ポイントと合わせると合計4,500ポイント、つまり4,500円相当のポイントを一度の宿泊で獲得できる計算になるのです。

都プラス会員になることの良い点とメリット

ここからは、都プラス会員になることで得られる良い点やメリットについて、詳しくご説明していきます。

第一のメリットは、業界トップクラスの高還元率ポイントプログラムです。前述の通り、100円(税抜)につき10ポイント、つまり実質10%の還元率は、ホテル業界の会員プログラムの中でも非常に高い水準と言われています。しかも、貯まったポイントは1ポイント=1円として、1ポイントから利用できるという使い勝手の良さも大きな利点です。

第二のメリットは、入会金・年会費が完全無料である点です。多くのホテル会員プログラムでは上級ステータスになるために年会費が必要となることもありますが、都プラスは完全無料でありながらステータス制度も導入されており、利用すればするほど特典が充実していく仕組みになっているのです。

第三のメリットは、ベストレート保証が提供されている点です。都ホテルズ&リゾーツの公式ホームページから予約できる都プラス会員料金は、どの予約サイトよりも最低価格であることが保証されているとされており、他のサイトで安い料金を見つけた場合には申請できる制度もあるようです。つまり、会員になることで確実に最安値で予約できるという安心感があるわけです。

第四のメリットは、全国25施設で共通して利用できるという利便性です。シェラトン都ホテル東京、ウェスティン都ホテル京都、大阪マリオット都ホテルといった都市型の高級ホテルから、志摩観光ホテルや都リゾート志摩ベイサイドテラスなどのリゾートホテル、都シティシリーズのようなカジュアルホテルまで、幅広い選択肢があります。出張でも旅行でも、様々なシーンで活用できるのは大きな利点と言えるでしょう。

第五のメリットは、レストランやバーでもポイントが貯まり、使える点です。宿泊だけでなく、各ホテル内のレストランやバー、一部のショップでも100円につき10ポイントが貯まり、貯まったポイントで支払いもできるとされています。宿泊しなくても、お食事だけの利用でもポイントを活用できるというのは、日常的に使いやすい大きなメリットです。

第六のメリットとして、お誕生日月はポイントが2倍になる特典があります。通常の10%還元が20%還元になるわけですから、誕生月に宿泊やお食事を計画されると、より一層お得になるというわけです。

第七のメリットは、スマホアプリで簡単にポイント管理ができる利便性です。いつでもどこでもポイント残高やステータス、利用履歴を確認でき、会員限定のクーポンやキャンペーン情報もいち早く受け取れるというのは、デジタル時代ならではの便利さと言えるでしょう。

おすすめしたい方・利点を享受できる方

このキャンペーンをおすすめしたい方、そして都プラス会員になることで利点を享受できる方について、具体的にご紹介していきましょう。

まず第一に、都ホテルズ&リゾーツ系列のホテルを年に1回以上利用される方には、間違いなくおすすめできます。入会金も年会費も無料ですので、たとえ年に一度の利用であっても、ポイントが貯まり次回の宿泊やお食事がお得になるメリットがあります。

第二に、出張や旅行で都市型ホテルとリゾートホテルの両方を利用される方にとっては、非常に使い勝手が良いプログラムと言えるでしょう。東京、大阪、京都といった主要都市から、志摩や沖縄といったリゾート地まで、幅広いエリアで共通してポイントが貯まり使えるのは大きな利点です。

第三に、ホテル内のレストランやバーをよく利用される方にもおすすめです。宿泊しなくても、お食事だけの利用でもポイントが貯まり使えるという点は、日常的に高級ホテルのレストランを楽しまれる方にとって見逃せないメリットでしょう。

第四に、家族旅行や記念日に高級ホテルを利用される方にとっても、ポイントを効率よく貯めて次回の宿泊に活用できるという点で、非常にお得なプログラムと言えます。特に誕生月のポイント2倍特典を活用すれば、記念日の宿泊がさらにお得になるのです。

第五に、初めて都ホテルズ&リゾーツを利用される方にとっては、このキャンペーンは絶好の入会タイミングと言えるでしょう。新規入会で500ポイントがもらえるため、初回の宿泊から実質500円引きでスタートできるわけです。

悪い点やデメリット、注意すべきポイント

一方で、都プラス会員プログラムにも、いくつかのデメリットや注意すべき点が存在すると言われています。公平な視点から、これらの欠点についても詳しくご説明していきましょう。

第一のデメリットとして、アプリの使い勝手に関する評価が分かれている点が挙げられます。App Storeのレビューを見ますと、5段階評価で2.9という比較的低い評価となっており、ユーザーからは「アプリから予約ができない」「いちいちブラウザに飛ばされる」「ポイント確認機能しかない」といった不満の声が寄せられているようです。つまり、アプリという名称ではありますが、実質的にはデジタル会員証とポイント確認ツールに近い機能に留まっており、予約機能などはアプリ内で完結しないという使い勝手の悪さが指摘されているのです。

第二のデメリットは、ステータスアップの条件達成後、すぐにステータスが上がるわけではない点です。前年4月から3月までの利用実績に基づいて、翌年4月1日にステータスが更新される仕組みとなっているため、例えば5月に条件を達成しても、実際にステータスが上がるのは翌年の4月まで待たなければならないという、やや不便な設計になっているようです。これは、すぐにステータス特典を享受したいと考える方にとっては、大きな欠点と感じられるかもしれません。

第三のデメリットは、ポイントの有効期限に関する制約です。通常のポイントは最終利用月から2年間が有効期限となっており、2年間ポイントの加算・減算がない場合は失効してしまうとされています。つまり、貯めたポイントを使わずに放置していると、せっかく貯めたポイントが無駄になってしまう可能性があるのです。ただし、これは逆に言えば、定期的に利用している方には問題ない仕組みとも言えます。

第四のデメリットとして、旅行代理店や他社WEBサイト経由での予約はポイント対象外となる点が挙げられます。公式サイトまたは公式アプリ、電話での直接予約のみがポイント付与の対象となるため、楽天トラベルやじゃらんといった大手予約サイトを経由して予約した場合は、都プラスポイントは貯まらないのです。ただし、これは公式予約を促すための仕組みであり、ベストレート保証によって公式予約が最安値となるよう設計されているため、必ずしも不利とは言えない面もあります。

第五のデメリットは、会員番号の提示を忘れるとポイントが加算されない点です。宿泊予約時に会員番号を登録していない場合や、レストラン利用時にアプリまたはカードを提示し忘れると、ポイントが加算されない仕組みになっているようです。一部施設では自動加算に移行しているようですが、まだ全施設ではないため、確実にポイントを貯めるためには毎回の提示を忘れないよう注意が必要と言えるでしょう。

第六のデメリットとして、キャンペーンポイントには期間限定の制約がある点に注意が必要です。今回の新規入会キャンペーンで付与される500ポイントも、有効期限が設定されており、その期間内に使わないと失効してしまう可能性があります。通常のポイントとは別に、キャンペーンで獲得したポイントは有効期限が短めに設定されていることが多いため、計画的に使う必要があるでしょう。

おすすめできない方・デメリットが気になる方

これらのデメリットを踏まえますと、以下のような方には、このプログラムは必ずしもおすすめできないかもしれません。

まず、アプリ内で予約から決済まですべて完結させたいと考える方にとっては、現状の都プラスアプリは物足りないと感じる可能性が高いでしょう。予約機能が充実したホテルアプリを求める方には、他のホテルチェーンのアプリの方が適している場合もあるかもしれません。

次に、年に1回未満しかホテルを利用しない方や、利用してもポイントを使う予定が立てにくい方にとっては、ポイントの有効期限が2年間という制約がデメリットになる可能性があります。せっかくポイントを貯めても使わないうちに失効してしまうリスクがあるからです。

また、旅行代理店のパッケージツアーを主に利用される方にとっては、ポイントが貯まらないという点で、このプログラムのメリットを十分に享受できない可能性があります。公式予約のみがポイント対象となるため、旅行代理店経由が中心の方には向いていないかもしれません。

さらに、すぐにステータス特典を受けたいと考える方にとっては、年に一度しかステータスが更新されないという仕組みは、やや不便に感じられる欠点と言えるでしょう。

ネット上の口コミや評判について

インターネット上で都プラスアプリや会員プログラムに関する口コミや評判を幅広くリサーチしてみましたので、その内容をご紹介していきましょう。

肯定的な評価としては、「デジタル会員証を提示できるのが便利で、ポイントの管理もアプリですぐわかる」「ホテルのクーポンがもらえるのが嬉しい、ちょっとしたお得感がある」といった声が見られました。また、「ポイント還元率が高いので、よく利用する人にとってはかなりお得」「無料で入会できるのに特典が充実している」といった、プログラム自体の価値を評価する意見もあったようです。

否定的な評価としては、「アプリといってもポイント確認ができるだけで、予約機能が不便」「いちいちブラウザに飛ばされて使いにくい」「アプリをダウンロードする意味があまりない」といった、アプリの機能性に対する不満が多く見られました。また、「ベストレート保証と言っているが、実際には他のサイトの方が安いことが多い」という指摘や、「会員ランクが上がるのに時間がかかりすぎる」といった声もあったようです。

中立的な評価としては、「ポイントカードとしての機能は合格点だが、それ以上ではない」「確かにポイントは貯まるが、アプリとしての利便性は今後の改善に期待」といった、一定の評価をしつつも改善の余地を指摘する意見が見られました。

全体的な傾向としては、ポイントプログラム自体の還元率やお得さについては概ね好評である一方、アプリの使い勝手や機能性については改善を求める声が多いという印象を受けました。つまり、プログラムの本質的な価値は高く評価されているものの、デジタルツールとしての洗練度にはまだ課題があるという状況のようです。

都ホテルズ&リゾーツの対象施設一覧

都プラスを利用できる施設について、具体的にご紹介していきましょう。2025年現在、国内23ホテル、米国2ホテルの合計25施設で利用可能となっているようです。

東京エリアでは、白金台の緑豊かな環境に佇むシェラトン都ホテル東京、品川高輪に位置する都シティ東京高輪の2施設があります。

中部エリアでは、長良川の畔にある都ホテル岐阜長良川、三重県の都ホテル四日市が展開されています。

関西エリアは最も施設が充実しており、京都には数寄屋造りの名建築として知られるウェスティン都ホテル京都、京都駅八条口直結の都ホテル京都八条、京都駅ビル内の都シティ近鉄京都駅があります。大阪には上町台地に位置するシェラトン都ホテル大阪、あべのハルカス内の大阪マリオット都ホテル、都シティ大阪天王寺、都シティ大阪本町、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオフィシャルホテルであるホテル近鉄ユニバーサル・シティ、都ホテル尼崎などがあります。兵庫には異国情緒あふれる神戸北野ホテルも加盟しています。

奈良エリアには、万葉の風情を感じられる奈良万葉若草の宿三笠、春日奥山月日亭といった旅館タイプの施設があります。

三重エリアには、宮内庁御用達として知られる格式高い志摩観光ホテル、英虞湾を望む都リゾート志摩ベイサイドテラス、都リゾート奥志摩アクアフォレスト、スペイン村に隣接するホテル志摩スペイン村、賢島宝生苑、青蓮寺レークホテルなど、リゾート施設が充実しています。

九州エリアでは、博多に都ホテル博多があります。

沖縄エリアには、2025年7月に新規加盟したオリオンホテルモトブリゾート&スパがあります。

海外では、米国カリフォルニア州に都ホテルロサンゼルスと都ハイブリッドホテルトーランス・カリフォルニアの2施設が展開されています。

これらすべての施設で、共通してポイントを貯めたり使ったりできるというのは、非常に大きな利便性と言えるでしょう。

レストランやショップでのポイント利用について

都プラスポイントは、宿泊だけでなく、各ホテル内のレストラン、バー、ショップでも貯めたり使ったりできるという大きな特徴があります。

対象となるレストランやショップは各ホテルによって異なりますが、例えばシェラトン都ホテル東京では、鉄板焼しろかね、鮨白金さえ㐂、CHEF’s ROOM PLANTINUM、カフェカリフォルニア、四川、バンブー、M BARなど、多彩なレストラン・バーで利用できるようです。

シェラトン都ホテル大阪では、うえまち、四川、ゆう、カフェベルなどで、ウェスティン都ホテル京都では、洛空、麓座、Dominique Bouchet Kyoto、MAYFAIRなどで利用可能とされています。

大阪マリオット都ホテルでは、ZK、COOKA、LOUNGE PLUS、BAR PLUS、M-Boutiqueなど、志摩観光ホテルでは、ラ・メール ザ クラシック、山吹、リアン、浜木綿、ホテルショップなどで利用できるようです。

つまり、宿泊しなくてもレストランでのお食事だけでポイントを貯めることができ、貯まったポイントで次回のお食事代を支払うこともできるという、日常的に使いやすい仕組みになっているわけです。これは、近隣にお住まいの方やホテルレストランを頻繁に利用される方にとって、非常に魅力的な利点と言えるでしょう。

他社ホテルチェーンの会員プログラムとの比較

都プラスを他のホテルチェーンの会員プログラムと比較してみますと、その特徴がより明確になってきます。

世界最大級のホテルグループであるマリオット・ボンヴォイと比較しますと、マリオットは世界中で利用できる規模の大きさが魅力ですが、ポイント還元率は宿泊1ドルにつき基本10ポイントで、10ポイント=1ドル程度の価値とされており、実質的な還元率は都プラスほど高くないようです。ただし、マリオットはステータス特典が非常に充実しており、特に上級会員の特典は都プラスを上回る豪華さと言われています。

ヒルトン・オナーズと比較しますと、ヒルトンもポイント制度は充実していますが、やはり還元率という点では都プラスの10%には及ばないようです。ただし、ヒルトンもマリオット同様、ゴールド会員以上になると朝食無料や部屋のアップグレードといった手厚い特典があると言われています。

国内系ホテルチェーンと比較しますと、東横インのクラブカードは10泊で1泊無料という分かりやすい特典がありますが、ポイント制度という点では都プラスの方が柔軟性があるようです。アパホテルのアパメンバーズクラブは宿泊料金の即時割引とポイント還元を組み合わせており、最大11%の還元率は都プラスに匹敵する高さと言われています。

オークラニッコーホテルズのOne Harmonyと比較しますと、One Harmonyも国内の高級ホテルグループの会員プログラムとして充実していますが、施設数や利用しやすさという点では都プラスと同等レベルのようです。

総合的に見ますと、都プラスは国内のホテルチェーンの中では還元率の高さとポイントの使いやすさにおいて優れており、特に都ホテルズ&リゾーツ系列のホテルを定期的に利用する方にとっては、非常にコストパフォーマンスの高いプログラムと言えそうです。一方で、世界規模での展開や上級会員の特典の豪華さという点では、マリオットやヒルトンといった外資系に一歩譲る部分もあるという評価のようです。

よくある質問(Q&A)

ここでは、都プラス公式アプリ新規入会キャンペーンや都プラス会員プログラムに関して、よくある質問とその回答をまとめてご紹介していきます。

Q1: 既に都プラス会員の場合、このキャンペーンの対象になりますか?

A1: いいえ、このキャンペーンは新規入会者のみが対象となっているようです。既に会員の方は対象外となりますので、ご注意ください。ただし、既存会員向けには別途、宿泊ポイント2倍キャンペーンなど他のキャンペーンが用意されている場合もあるようです。

Q2: 500ポイントはいつもらえますか?

A2: アプリから新規会員登録を完了すると、アプリ内にポイントクーポンが表示されるようです。そのクーポンを都ホテルズ&リゾーツの各施設で提示することで、その場で使える500ポイントを受け取ることができるとされています。

Q3: 500ポイントはどこで使えますか?

A3: 都ホテルズ&リゾーツの国内23ホテル、米国2ホテルの全25施設で利用できるようです。宿泊費はもちろん、レストランやバー、一部のショップでの支払いにも使えるとされています。

Q4: WEBサイトから入会した場合もキャンペーン対象になりますか?

A4: いいえ、このキャンペーンはアプリからの新規会員登録のみが対象となっているようです。カードやWEBページからの新規会員登録は対象外となりますので、必ずアプリをダウンロードして登録する必要があります。

Q5: 家族も入会できますか?

A5: はい、年齢制限はなく、メールアドレスをお持ちであればどなたでも入会できるようです。ただし、会員プログラムは個人単位での登録となりますので、ご家族それぞれで登録する必要があります。また、会員カードや会員資格を家族間で貸与・譲渡することは禁止されているようですのでご注意ください。

Q6: ポイントの有効期限はどれくらいですか?

A6: 通常のポイントは、最終利用月から2年間が有効期限となっているようです。2年間ポイントの加算・減算がない場合は失効してしまうとされています。ただし、キャンペーンで付与される500ポイントには別途有効期限が設定されており、おそらく2026年の春頃から初夏頃までとなる可能性が高いようです。

Q7: 旅行代理店で予約した場合もポイントは貯まりますか?

A7: いいえ、旅行代理店や他社WEBサイト経由での予約はポイント対象外となるようです。公式サイト、公式アプリ、または電話での直接予約のみがポイント付与の対象となりますのでご注意ください。

Q8: アプリを使わずにカードで会員証を発行することはできますか?

A8: はい、ホテルのフロントでプラスチックカードの発行を依頼することもできるようです。ただし、今回のキャンペーンはアプリからの新規入会のみが対象となっていますので、キャンペーン特典を受け取るためにはアプリでの登録が必須となります。

Q9: 貯まったポイントは何に交換できますか?

A9: 都プラスポイントは1ポイント=1円として、1ポイントから宿泊費やレストラン・バーでの飲食代の支払いに直接利用できるようです。また、過去には志摩観光ホテルオリジナルカレーセットなどの商品と交換できるプログラムもあったようですが、現在の交換可能商品については公式サイトやアプリで確認されることをおすすめします。さらに、会員同士でポイントを贈り合える「ポイントギフト」機能もあるとのことです。

Q10: 宿泊時にポイント加算を忘れた場合、後から追加できますか?

A10: 一部の施設では宿泊予約時に会員番号を登録していればチェックアウト翌日に自動加算されるようですが、まだ全施設ではないため、確実にポイントを貯めるためにはチェックイン時やレストラン利用時にアプリまたはカードを提示することが推奨されています。加算漏れがあった場合は、ご利用いただいたホテルまたは都プラスお客様デスクに問い合わせることで対応してもらえる場合もあるようです。

トラベルライター”TAKA”の独自考察と意見

ここからは、トラベルライター”TAKA”として、今回のキャンペーンと都プラス会員プログラムについて、独自の視点から深く考察し、意見を述べさせていただきます。

都ホテルズ&リゾーツという老舗ホテルチェーンが展開する「都プラス」は、日本のホテル業界において非常にユニークな位置づけにあると私は考えています。その理由は、外資系ホテルチェーンのような世界規模の展開力はないものの、近鉄グループという強固な基盤の上に、130年以上の歴史を持つ都ホテルブランドと、マリオットやシェラトンといった世界的ブランドとの提携ホテルを組み合わせた、まさに「和と洋の融合」とも言える独特の価値を提供しているからです。

今回の新規入会キャンペーンで500ポイントをプレゼントするという施策は、一見すると単なるプロモーションに見えるかもしれません。しかし、私はこれを、都ホテルズ&リゾーツが会員基盤を拡大し、ロイヤルカスタマーを育成していくための戦略的な取り組みの一環として捉えています。500円という金額は決して大きくはありませんが、「まず試してみる」という心理的ハードルを下げるには十分な金額設定であり、かつ、一度体験すれば10%という高還元率のメリットを実感してもらえるという計算があるのではないでしょうか。

2022年6月のプログラム全面リニューアルは、都プラスにとって大きなターニングポイントだったと私は分析しています。単なるポイントカードから、ステータス制を導入したロイヤリティプログラムへと進化したことで、顧客との長期的な関係構築を重視する姿勢が明確になったからです。これは、マリオット・ボンヴォイやヒルトン・オナーズといった外資系ホテルの成功モデルを参考にしながらも、日本市場に最適化された独自の形を模索している表れだと感じます。

ただし、正直に申し上げますと、アプリの機能性については改善の余地が大きいと言わざるを得ません。ユーザーレビューで指摘されているように、アプリから予約機能が独立しておらず、結局ブラウザに飛ばされるという設計は、2025年現在のモバイルファーストの時代においては、やや時代遅れと感じられても仕方がないでしょう。競合他社のアプリが予約から決済、チェックインまでシームレスに行える中で、都プラスアプリがデジタル会員証とポイント確認ツールに留まっているのは、デジタル体験という観点では物足りなさを感じます。

しかしながら、プログラムの本質的な価値、つまりポイント還元率の高さ、ベストレート保証、入会金・年会費無料という基本設計は、非常に優れていると私は評価しています。特に10%という還元率は、ホテル業界の中でもトップクラスであり、しかも1ポイントから使えるという柔軟性は、ユーザーフレンドリーな設計と言えます。多くのホテルプログラムが「ポイントは貯まるけれど使いにくい」という課題を抱える中で、都プラスは「貯めやすく、使いやすい」という理想的なバランスを実現していると感じます。

都ホテルズ&リゾーツの施設ラインナップも、実に戦略的だと私は考えています。ウェスティン都ホテル京都や志摩観光ホテルのような格式高い伝統ホテルから、シェラトンやマリオットといった国際ブランドとの提携ホテル、さらには都シティシリーズのようなカジュアルホテルまで、幅広い価格帯とニーズをカバーしているのです。これは、出張でも旅行でも、ビジネスでもレジャーでも、都プラス会員であればあらゆるシーンで活用できるという「使い勝手の良さ」を生み出しています。

特に注目すべきは、京都、大阪、東京という日本の主要観光都市に強い存在感を持っている点です。インバウンド観光が回復する中で、これらの都市における宿泊需要は今後も高まっていくと予想されますが、都ホテルズ&リゾーツはまさにこの需要を取り込める位置にあります。さらに、志摩や沖縄といったリゾート地にも展開しているため、国内旅行需要の両方の柱をカバーできているのは大きな強みでしょう。

近鉄グループという母体の存在も、見逃せない要素です。鉄道会社系のホテルグループとして、駅直結や駅近という立地の良さを活かせるホテルが多く、特に都シティ近鉄京都駅のように、利便性という点で優れた施設を展開できているのは、グループシナジーの賜物と言えます。

一方で、課題も見えてきます。最も大きな課題は、ステータス制度の認知度と魅力度をいかに高めていくかという点でしょう。マリオットやヒルトンの上級会員が受けられる豪華な特典と比較すると、都プラスのステータス特典はまだ発展途上と言わざるを得ません。客室アップグレードやレイトチェックアウトといった基本的な特典はあるものの、クラブラウンジアクセスや朝食無料といった、ユーザーが実感しやすい目に見える特典の充実度では、外資系に一歩譲る部分があります。

また、年に一度しかステータスが更新されないという仕組みも、ユーザー体験という観点では改善の余地があるでしょう。例えば、条件達成時点で即座にステータスアップするか、あるいは半期ごとの更新にするなど、よりダイナミックな制度設計を検討する価値はあると考えます。

デジタル戦略についても、今後の強化が期待されます。現状のアプリは「最低限の機能は満たしている」というレベルに留まっており、「このアプリがあるから都ホテルを選ぶ」というレベルには達していないと感じます。予約機能の統合、AIチャットボットによるコンシェルジュサービス、滞在中のデジタルキー機能、モバイルチェックイン・チェックアウトなど、競合他社が実装している先進的な機能の導入が望まれます。

しかしながら、これらの課題を差し引いても、都プラスは日本国内のホテル利用を中心とする旅行者にとって、非常に魅力的な会員プログラムであることに変わりはないと私は考えています。特に、以下のような方にとっては、間違いなく入会する価値があるでしょう。

第一に、京都・大阪・東京といった主要都市への出張や旅行が多い方です。これらの都市に複数の選択肢があり、しかも共通してポイントが貯まり使えるというのは、大きな利便性です。

第二に、ホテルのレストランやバーを日常的に利用される方です。宿泊しなくてもポイントが貯まり使えるという点は、他のホテルプログラムにはあまり見られない特徴であり、近隣住民の方にとっても価値があります。

第三に、家族旅行や記念日に高級ホテルを利用される方です。誕生月のポイント2倍特典などを活用すれば、記念日の宿泊がより一層お得になります。

第四に、リゾート旅行と都市旅行の両方を楽しまれる方です。志摩や沖縄のリゾートから、東京や大阪の都市型ホテルまで、一つの会員プログラムでカバーできるのは理想的です。

今回の新規入会キャンペーンは、これらの方々にとって、都プラスの世界に足を踏み入れる絶好の機会と言えるでしょう。500ポイントという特典は、「とりあえず試してみる」きっかけとしては十分な価値があり、一度体験すれば、10%という高還元率のメリットを実感できるはずです。

私自身、ホテル業界を長年取材してきた経験から申し上げますと、ホテルの会員プログラムは「使ってみなければその真価はわからない」ものです。カタログスペックやポイント還元率だけでは測れない、実際の滞在体験や特典の使いやすさ、スタッフの対応など、様々な要素が組み合わさって初めて、そのプログラムの本当の価値が見えてくるのです。

都ホテルズ&リゾーツは、130年以上にわたって培ってきた「おもてなし」の伝統と、近代的なホテル経営のノウハウを融合させた、日本ならではのホテルチェーンです。その会員プログラムである都プラスも、完璧とは言えないまでも、日本人の感性やニーズに寄り添った、使いやすく親しみやすいプログラムに仕上がっていると私は感じています。

2025年12月のこのキャンペーン期間は、宿泊ポイント2倍キャンペーンも同時開催されており、新規入会と宿泊を組み合わせれば最大限のメリットを享受できる、まさに絶好のタイミングです。年末年始の旅行シーズンを控えたこの時期に、都プラス会員になっておくことで、今後の旅行がより一層充実したものになる可能性があります。

最後に、私からの提案ですが、このキャンペーンをきっかけに都プラスに入会された方は、ぜひ積極的にプログラムを活用してみてください。ポイントは貯めるだけでなく使ってこそ価値があります。レストランでのお食事、バーでの一杯、そして宿泊と、様々なシーンで都プラスを活用することで、ホテルライフがより豊かで楽しいものになっていくはずです。

都ホテルズ&リゾーツの各施設は、それぞれに個性と魅力があります。京都の風情を感じられるウェスティン都ホテル京都、東京の都会的な洗練を味わえるシェラトン都ホテル東京、大阪の絶景を楽しめる大阪マリオット都ホテル、伊勢志摩の自然に癒される志摩観光ホテル。これらのホテルを訪れ、それぞれの魅力を発見していく過程こそが、旅の醍醐味であり、都プラス会員としての特権なのです。

デジタル化が進む現代において、ホテルの会員プログラムもまた進化を続けています。都プラスもアプリの機能強化やデジタル体験の向上など、今後さらなる進化を遂げていくことでしょう。その進化を見守りながら、そして時には建設的なフィードバックを提供しながら、一緒に成長していく。それもまた、会員としての楽しみ方の一つかもしれません。

今回の「都プラス公式アプリ新規入会キャンペーン」が、皆様と都ホテルズ&リゾーツとの素敵な出会いのきっかけとなり、これからの旅をより豊かに彩るものとなることを、トラベルライター”TAKA”として心より願っております。

旅は人生を豊かにし、新しい発見と感動をもたらしてくれます。都プラスという心強いパートナーを得て、皆様の旅がより一層充実したものとなりますように。そして、日本が誇る老舗ホテルチェーンである都ホテルズ&リゾーツの魅力を、ぜひご自身の体験を通じて発見していただければ幸いです。

良い旅を。そして、都プラスの世界へようこそ。

※本記事の情報は2025年11月時点でのネット上の情報を基に作成しております。最新の情報や詳細につきましては、都ホテルズ&リゾーツ公式サイトまたは都プラスお客様デスクにてご確認ください。