Carstay/Carstay、サービス利用者個人などから資金調達「株式投資型クラウドファンディング」開始

9月9日9月22日の期間で将来の個人株主の募集開始

リリース発表日:2023年9月4日 10時30分

キャンピングカーと車中泊スポットのシェアリングサービス、車両製造・リノベーションなど国内最大級のバンライフ※1のプラットフォーム事業を展開するCarstay(カーステイ)株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:宮下晃樹(みやしたこうき))は、株式会社FUNDINNO(ファンディーノ)(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:柴原祐喜(しばはらゆうき))が運営する株式投資型クラウドファンディングサービスの「FUNDINNO」を介して、個人投資家やCarstayのサービス利用者を株主に迎え入れる「コミュニティ・ラウンド」による資金調達を開始します。

期間は2023年9月9日(土)10時00分から9月22日(金)23時59分までの限定で、調達額は約1億円を目指します。

(投資家募集に関する詳細ページ:https://fundinno.com/projects/489

今回の資金調達では、個人投資家はもちろん、Carstayのサービス利用者も、将来の株主として迎え入れる「コミュニティ・ラウンド」と位置付け、“動く不動産”「可動産」を基盤にした未来のライフスタイル「バンライフ」を共に広げ、未来の豊かなモビリティ社会を描き、新市場を共に切り拓いていく、新たなパートナーを募集。

今回、新株予約権を発行します。IPOやM&Aなど、一定の条件を満たすことで、将来、Carstayの株式の交付が受けられます。1人あたり9万円から最大45万円まで投資することが可能です。※2

今回の資金をもとに、Carstayのキャンピングカー/バンライフの製造拠点「Mobi Lab.(モビラボ)」で新たな革新的な車両などを開発、インフラ投資に充当し、営業を強化、エンジニアやデザイナーを新規採用します。さらにシェアリングサービスの拡充も図ります。

中長期計画では、EV・自動運転車をベースにした新たな「可動産」を開発し海外展開、また、シェアリング・プラットフォームの更なる向上を図り、「可動産」時代の基盤構築を推進し、2025年5月期は年間7億円、2027年5月期は年間30億円の売上を計画しています。

株式投資型クラウドファンディングの開始に伴い、Carstayでは終了日までに9月3日、8日、9日、10日、15日、16日、17日に計7回の説明会を開催する予定です。

(FUNDINNOオンライン説明会申し込みフォーム:https://bit.ly/3QZFCjy

Carstayはこれまでベンチャーキャピタル・事業会社・金融機関などから、累計約3.6億円を資金調達しました。2019年1月に日本初の車中泊スポットのスペースシェア、2020年6月に日本初のキャンピングカーのカーシェアをそれぞれ発表し、延べ1万人以上が両サービスを利用しました。

2022年10月には業界初となるキャンピングカー/バンライフ仕様に改造・自作するための“DIYスペース”「シェアガレージ」などのサービスを提供する新たなキャンピングカーの製造拠点「Mobi Lab.」を横浜市内に開設し、1年間で累計300名以上の来店がありました。

さらに、2023年5月には、新・中古車両の仕入れ、顧客が持ち込んだ車両をキャンピングカーまたは車中泊仕様に改造する「フルカスタム」、中古や旧式キャンピングカーの外装や内装デザインを改修する「フルリノベーション」などを含む新たなブランドとサービス「SAny.(サニー)」を開始。同年8月には、日本初の次世代 本格EVキャンピングカー・ブランド「moonn.(ムーン)」を立ち上げ「T-01(タイプワン)」の先行予約・販売を開始しました。

昨今、車の自動運転技術や電気自動車(EV)、高速通信、新たな技術により、世界の自動車産業やライフスタイルは急激に変化しています。「動くホテル」「動くオフィス」「動く家」「動くリビング」など “動く”ことが“可”能な “動産”「可動産」となる未来も近づき、自動車は既存の形から変革し、車と人々の暮らしは、これまで以上に密接になることが予想されています。

その象徴「キャンピングカー」の全国総保有台数は2022年、過去最高の145,000台(日本RV協会調べ)と増加傾向にあり、バンなどの車両をキャンピングカーなど車中泊仕様の車に改修する個人も増え、Carstay独自調査では現在(2023年7月)、日本の車中泊人口は約100万人以上と推定しています。夏休み期間中(2023年7月下旬~8月)のCarstayのキャンピングカーのカーシェアと車中泊スポットの予約数は前年比2倍増で、過去最高の売上高の達成を見込み、今後も年々伸びると見込んでいます。

心地よい自身のプライベート空間“家”“ホテル”を動かす感覚での旅、アウトドアが快適に楽しめる旅行手段として、「バンライフ」とその市場規模は、飛躍的に増加し、キャンピングカーは旅行の新しい移動手段であり「動くホテル」としても需要が高まっています。

また、キャンピングカーなど“くつろいで住める”空間を車に載せ、仕事と旅を両立させながら車でライフスタイルを送る現代版遊動民「バンライファー」も増加、現代のテクノロジーや既存のインフラを利用することで、移動しながら、仕事・旅・生活などを実践して人生を楽しめる「バンライフ」が受け入れられつつあります。

Carstayでは今後も引き続き、キャンピングカー業界で新たな変革を起こし、暮らしをさらに豊かにすることを想定した新たな「可動産」「キャンピングカー」の車両開発とプラットフォームの整備を進め、「誰もが好きな時に、好きな場所で、好きな人と過ごせる世界をつくる」というミッションの実現を目指します。

※1 バンライフ:車を通じた旅や暮らしにより“人生を豊かにする”ことを目的として、荷台スペースが広い車“バン”を家やオフィスのように作り変え、車を働く・遊ぶ・暮らしの拠点とする新たな“ライフ”スタイル。

 

※2 特定投資家に登録すると、投資額の上限がなくなります。株式投資型クラウドファンディングの詳細は、FUNDINNOのホームページ参照(https://fundinno.com/about

■ 支援者からの応援コメント

【ライフタイムベンチャーズ 代表パートナー  木村 亮介 氏】

「Carstayは、我が国の基幹産業の一つでありながらも近年の「若者のクルマ離れ」により伸び悩む自動車業界のなかで、アウトドア/キャンプブームやインバウンド旅行などの追い風を受けて圧倒的な市場成長を見せるキャンピングカーの新しい顧客体験と流通活性化を実現する、非常にユニークで魅力的なビジネスモデルを構築しています。モノからコトへの消費トレンドが変化するなかで、コロナ禍以降でさらに深刻化した観光業界の人手不足をボトルネックとせず、全国にある豊富な観光資源を活用しうるイノベーションが求められています。Carstayが提案する「可動産」としてのキャンピングカーの利活用は、これらの問題を一挙に解決できる画期的なソリューションです。創業期のサービスローンチ前から伴走してきた株主として、Carstayが日本の自動車業界と観光業界にとって新しいユースケースを作る存在となることを確信しております。皆様からの支援をお願いします」

【サイバーエージェント・キャピタル 取締役 パートナー  北尾 崇 氏】

「Carstayの最大の魅力は、成長続くキャンピングカー市場の中で、国内最大規模のシェアリング・プラットフォームであり、かつ、自社でも製造まで手掛けるという、この市場におけるビジネスモデルの柱を多く持っている部分です。市場が伸びゆく中で、この優れたポジショニングを取れているため、今後市場の成長が続けば続くほど、楽しみな展開が待っていると感じています。また長期では、MaaS産業の発展に伴い、車内生活スタイルの激変が想定される未来において重要なポジションを担うと考えています。代表の宮下さんの、国内外、多様なライフスタイルの経験で培った柔軟性と、知的かつアグレッシブな人柄による巻き込み力で、日本が世界に誇る自動車産業の未来を切り拓いてくれると期待しています」

【広島県 商工労働局 イノベーション推進チーム 地域産業デジタル化推進グループ主任  片岡 達也 氏】

「新たな挑戦を支援する「ひろしまサンドボックス」にて、交通手段や宿泊場所が少ないローカル特有の課題に取り組んでいただきました。広島県三原市では、Carstayの活動を通じて、様々なスポットでの車中泊を通じた滞在型観光体験が推進されており、地域の活性化に繋がっています。国内外の旅行者だけではなく、広島に住んでいる皆様もひろしまの魅力の再発見できる新たなUXの提供に期待しています」

【株式会社KOTOYA 代表取締役  泉 太貴 氏】

「広島県三原市は空港、新幹線駅、港のある交通の要所ですが、二次交通の課題があり、地域を周遊するきっかけが不足していました。そこでCarstayと一緒に「車内寝泊計画」と題し、地域を巡るきっかけにキャンピングカー利用の普及活動、イベントの開催、車中泊スポットの拡大など行い、多くの市民の認知と関心を得ることが出来ました。今後も継続的に発展するため3社(三原市・Carstay、弊社)で包括連携協定を締結し、地域と伴走して取り組んで頂いております。ぜひ多くの方々にこの取り組みを知って頂きたいです」

【一般社団法人シェアリングエコノミー協会 代表理事  石山 アンジュ 氏】

「キャンピングカーのシェアリングがCarstayを通じて普及することで、多拠点ライフが誰にとっても身近な選択肢となり、その先に地方に人が分散することで魅力あるローカルが生まれ、地方分散型の持続可能な日本社会に移行していく未来を期待しています」

【個人事業主 キャンピングカーオーナー  中山 文治 氏】

「Carstayに会員登録し、キャンピングカーオーナーとしてお世話になっている中山です。これまで6社ほどでクラウドファンディングを行ってきましたが、オーナーとしてお世話になっているCarstayが参加しないかと心待ちにしていました。ようやく日本でも「バンライフ」という言葉が浸透しつつありますが、まだまだ市民権を得られるところまでは来ていないと思います。誰もがキャンピングカーで自由に移動して、好きな場所で旅をし、美味しいものを食べ、時にはワーケーションとしても活用する。こんな自由な旅は素敵だと思いませんか?私もオーナーとして、これまで様々な人たちにキャンピングカーを貸し出してきました。おかげさまで「スーパーホルダー(一部の優良オーナーに与えられる称号)」という肩書までいただき、精進しております。日本はまだまだ発展途上です。Carstayを共に応援して、バンライフを広めていきましょう!キャンピングカーで自由な気ままな旅を、ぜひ皆様に!」

【トヨタモビリティ東京株式会社 経営戦略部 戦略企画室 新規事業企画G 堀越 多慈夫 氏】

「弊社は、広がるアウトドア市場への対応や新たなクルマの楽しみ方の創出を目的として、昨年10月よりアウトドアプラットフォーム「MOBI-INN(モビーン)」をスタートさせました。スタート当初より、キャンピングカーレンタルでご協力をいただいたのがCarstay。現在2台のキャンピングカーを稼働させていますが、直近月では稼働率は平均70%以上。単にレンタカー収益だけでなく、今まで弊社と縁がなかったカスタマーとつながることができたのが、弊社にとって最大の収穫でした。新たな領域での新規客獲得を目指す自動車ディーラーにとっても、Carstayは非常に有益なプラットフォームだと考えています」

■ Carstay株式会社について

Carstay株式会社は「誰もが好きな時に、好きな場所で、好きな人と過ごせる世界をつくる」というミッションを掲げ、キャンピングカーのレンタル・カーシェアと車中泊スポットのスペース・シェアリングサービス、車両製造・リノベーションなど、国内最大級の新しい旅と暮らしのライフスタイル「バンライフ」事業を展開する「MaaS(マース)(Mobility as a  Service(モビリティ・アズ・ア・サービス))」のスタートアップ企業です。2019年1月に車中泊スポットのスペースシェア、2020年6月にキャンピングカーのカーシェア・サービスを開始。全国各地に車中泊スポットは約340箇所、キャンピングカーシェアの登録車両は約460台です。2022年10月には、車をキャンピングカー仕様に改造するためのDIYスペース、キャンピングカーの製造・改造・修理などを手掛ける「Mobi Lab(モビラボ).」事業も開始しました。(https://carstay.jp/

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