WHILL/会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ」で近距離モビリティWHILLの移動サービス導入

〜高齢化が加速する人生100年時代:会員様向けに「徒歩」をカバーする移動環境を整備し、より自由で快適なリゾートライフをサポート〜

リリース発表日:2023年10月24日 10時00分

 WHILL株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:杉江理、以下「WHILL社」)は、会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ」において、免許不要で自身で操作する近距離モビリティを活用した法人施設向けサービス「WHILLモビリティサービス」が導入されたことを発表いたします。日本における高齢化率が過去最高を更新(注1)するなど、高齢化が加速する「人生100年時代」において、会員様向けに「徒歩」をカバーする移動環境を整備することで、より快適にリゾートライフを満喫いただけるようなサポート体制拡充を図ります。10月26日の「東急ハーヴェストクラブVIALA軽井沢Retreat」開業にあわせて、WHILLの移動サービスを「東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA」及び「東急ハーヴェストクラブVIALA軽井沢Retreat」にて開始予定です。

※写真はイメージです。

 東急ハーヴェストクラブは、箱根や軽井沢、京都など全国に28カ所(2023年10月26日開業予定のVIALA軽井沢Retreat含む)を擁する会員制リゾートホテルです。会員数は約26,000人を誇り、海・山・高原などをお楽しみいただける多彩なリゾートライフを提供しています。

   
 高齢化や多様化が一層進みあらゆる人が快適に過ごせる環境整備が求められるとともに、お出かけ機運がひときわ高まる中、東急ハーヴェストクラブでこの度、免許不要で誰もが気軽に利用できるWHILLの移動サービスが導入されるに至りました。採用モデルはWHILLラインアップの中でプレミアムモデルとなる「WHILL Model C2」で、抜群の安定感と高い走破性能、快適な乗り心地などから、長く乗っていても疲れにくいのが特徴です。普段は車椅子を利用しないけれど、長距離・長時間の歩行となるとつらい方などが、体力の心配を抱えることなく広いロビーの移動や中庭の散策に活用いただくことで、ご家族やご同行者と一緒に非日常のひとときを心から満喫いただける移動環境を整えます。

 WHILL社は引き続き、WHILLモビリティサービスを通じて法人施設様との連携を積極的に進め、一時的にWHILLを気軽に利用できるスポットを増やすことで、すべての人が快適に移動できるインクルーシブな社会の実現を目指してまいります。

■東急ハーヴェストクラブにおけるWHILLモビリティサービス 概要

◇貸出場所:東急ハーヴェストクラブ軽井沢&VIALA/VIALA軽井沢Retreat

 ◇採用モデル:プレミアムモデルのModel C2

※内容は予告なく変更となる場合があります。

■移動環境を求める潜在的ニーズ

WHILL社が実施した調査結果(注2)によると、身体的な衰えを感じている、感じ始めている65歳以上(以下「シニア世代」)の2人に1人が行きたい場所があっても何かしらその気持ちを抑えていると回答しました。高齢の親と出かけたいと考える35~64歳(以下「子ども世代」)も7割に上りますが、うち85%は誘うことを躊躇っている(グラフ)との実態がわかっています。両世代ともに、家族に気を遣ってしまったり、足腰や体力を心配したりすることが二の足を踏む主要な理由となっています。

また、施設には介助式車椅子を借りられるサービスもありますが、97%のシニア世代が「使わない」と回答。反面、約半数が、何かしら移動環境が施設に整っていると「行きたい」とし(グラフ2)、歩行領域をカバーする新たな移動サービスを行った先で求めるニーズがあることがうかがえます。

 【グラフ1(上)とグラフ2】

 こうした潜在的ニーズを受け、全国のホテルや観光施設などでWHILLモビリティサービスの導入が続々と広がっており、東京ディズニーリゾート®・オフィシャルホテルのグランドニッコー東京ベイ 舞浜やHISチャーターのクルーズ旅行などで採用されているほか、ホテルニューオータニ東京では家族3世代での宿泊が多い年末年始のタイミングに合わせ、WHILLをオプションで選択できるプランが毎年登場しています。

注1:総務省統計局「統計からみた我が国の高齢者」https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1380.html  

注2:WHILL社オンライン調査(2023年8月28~31日) 身体的な衰えを感じている、感じ始めている全国65歳以上の男女/高齢の親をもつ35〜64歳の男女 各300ss

https://whill.inc/jp/news/136544

■WHILL Model C2について

WHILLは運転免許証やヘルメット不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティです。取り揃える3モデルのうち、Model C2はプレミアムモデルとして、高いデザイン性と5cmの段差乗り越え、後輪を軸にその場で一回転できる小回り能力、リアサスペンションを採用した滑らかな乗り心地などを特長としています。抜群の安定感と高い走破性能、快適な乗り心地などから、ずっと乗っていても疲れにくく、家族などとの非日常時間において、お出かけや移動自体を最後まで存分に満喫いただけるひとときを演出します。

製品について:https://whill.inc/jp/model-c2

<WHILL社について>

WHILL社は、2012年5月に日本で創業し、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、20以上の国と地域で近距離移動のプロダクトとサービスを展開しています。主な事業は、高いデザイン性や操作性などが特徴の近距離モビリティWHILLの開発・販売、およびWHILLを活用して気軽な移動体験を提供するモビリティサービス(法人レンタル/自動運転)です。WHILL社は2事業を柱に、近距離の中でも、他の移動手段では行けなかった、歩行領域(歩道・屋内外)の移動をカバーすることで、誰もがどんな場所にもつながる世界を構築します。

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