- 2024-1-31
- 旅行 プレスニュース
冬景色のなか色彩溢れる暖かなお人形たちと、町の人々との暖かい交流で、心も体もほっと和むひとときを。
江戸期のニシン漁最盛期には「江差の五月は江戸にもない」といわれる程繁栄を極め、北前船がもたらした江差追分などの伝統芸能や生活文化が数多く伝承されている江差町。そんな江差町の「いにしえ街道」を中心会場として、通りに面した店先や玄関先にお雛様を展示する「江差・北前のひな語り」が開催されます。
11回目の開催となる今年は、新型コロナウイルス感染症の5類移行を受け、例年通り大迫力の規模での開催となり、拠点会場の「壱番蔵」や「江差町会所会館」では道内外から送られた人形を数多く展示いたします。特に、「壱番蔵」に展示される大ひな壇は圧巻です。
是非、お越しいただき、趣と歴史を感じる江差の街並み、色彩豊かなお人形、そして、町の人々とのあたたかな交流をお楽しみください。
【開催概要】
■会場 江差町いにしえ街道沿道
■拠点会場 壱番蔵(北海道檜山郡江差町字姥神町42-3)
江差町会所会館(北海道檜山郡江差町字中歌町76-1)
■開催期間 令和6年2月10日(土)~3月10日(日)
○江差・北前のひな語りとは?
歴まち地区内(主にいにしえ街道沿道)を会場として、通りに面した店先や玄関先におひな様を展示し、見学に訪れた方々に暖かな空間を提供しながら交流を楽しみます。
展示しているひな人形は、展示されているお宅の所有のものもありますが、道南各地や、遠くは本州の愛知県や半島地域のご家庭のご協力により、大切に保管されてきたお人形を寄付していただいたものです。
景観に色彩が少なく魅力不足の2~3月という観光閑散期に、歴まちの各拠点施設や個店などの玄関先に雛人形を展示することで、彩り鮮やかな新たな風景を演出し、魅力あるいにしえ街道の観光資源づくりを行うとともに「百人の語り部事業」の一環として住民の観光交流のきっかけをつくり、おもてなしと対話による印象深い体験型観光の推進を図ることを目的としています。
※「百人の語り部事業」とは
商店街が主体となり、いにしえ街道沿道約110戸の住民や地域に詳しい住民を巻き込んで、一人ひとりがおもてなしの心を持って「得意なテーマ」を切り口に、「独自の語り部」で地域の歴史文化を紹介する語り部となり、来訪者との対話の中で江差町の魅力を伝え交流を深めるという手法でおもてなしの協力体制を構築する活動です。
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