- 2024-3-11
- 旅行 プレスニュース
ひがし北海道自然美への道DMOは昨年度より北欧のモデルを参考にしたサステナブルツーリズムのプロモーションを令和3年より開始しました。もとよりひがし北海道は北海道に6つある国立公園のうち3つが存在し、世界遺産、流氷などの観光資源に恵まれ一年中楽しむことができる地域です。プロモーションでは「すでに出来ているコンテンツの再発見」と「旅行者からの共感獲得とマーケティング」を大きな柱に、独自路線を進む戦略を取ることで他地域と差別化を図り、単なる環境面だけでなく経済面、文化面、社会面への影響も考慮するホリスティックなアプローチを重視しています。各地で下記のような取り組みが行われており順調に推移しています。
1、弟子屈sustainable
深い森と美しい水に囲まれた、北海道弟子屈町。ここは面積の65%が阿寒摩周国立公園に位置する自然豊かなまちです。世界有数の透明度を誇る摩周湖や、100年以上の歴史を持つ温泉街、日本一大きなカルデラ湖の屈斜路湖、今なお噴気を上げる硫黄山など、森と湖と火山の織りなす、大自然が広がっています。弟子屈町は以前から「行きたい町から生きたい町」をテーマに持続可能な観光に取り組んでいます。2023年度には世界中のサステナブルな観光地、ビジネス、コミュニティーをサポートする世界的な組織Green Destinationの選ぶ2023年のTop 100 storiesに選ばれエストニア、タリンで表彰されました。
(https://info.eastern-hokkaido-style.jp/sustainable/teshikaga/)
2、流氷トラスト運動
オホーツク流氷トラスト運動とは、「流氷を守ろう!Save the ice save the earth」を合言葉にした環境保全活動です。その運動を行政、企業等が連携し地域一体となった取組みとして持続可能な地域づくりを進めるため応援団を設立しました。ひがし北海道自然美への道DMOも賛同いただく各社の交通機関や観光施設などを利用する際の旅行商品に、カーボンオフセット相当額187円を協力金としてお預かりすることを開始、協力金は環境保全活動等に活用することで、貴重な流氷の海を守ることを目指しています。
(https://info.eastern-hokkaido-style.jp/sustainable/ryuhyo/)
3、ゼロカーボンパークへの取り組み
ゼロカーボンパークとは、環境への影響を最小限に抑え、温室効果ガスの排出をゼロに近づけるように計画された公共の公園や緑地のことを指します。釧路市(阿寒摩周国立公園)は昨年国内で4番目(道内初)にゼロカーボンパークとして登録され、弟子屈町、美幌町、足寄町もそれに続きました。具体的には国立公園内のトイレネットワークやE-bikeなどのグリーンモビリティーの導入、温泉熱利用、くしろ阿寒100年水のPRとマイボトル利用推進、地域産材の活用によるカーボンオフセットへの取り組み(足寄町、美幌町)、世界基準の持続可能な観光地作り(弟子屈町)などに取り組んでいます。特にゼロカーボンパークを感じる・楽しむ手段としてのカヌー体験をお勧めしています。(https://info.eastern-hokkaido-style.jp/sustainable/zerocarbonpark/)
【ひがし北海道自然美の道DMOについて】
ひがし北海道における観光資源の開発と紹介宣伝、コンベンションの誘致、観光関係者の資質の向上等に努めることにより観光関連事業の健全な振興を図り、もって、観光旅行者等の利便の増進、安全の確保及び市民生活の向上、繁栄に寄与することを目的としています。
〒085-0467北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉2丁目6-20
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