クラブメッドは最悪と口コミで言われている理由はなぜ? ネットにおける評判を参考にしてわかりやすく簡単に解説

クラブメッドは本当に最悪?メリット・デメリットを徹底解説

ネット上で「クラブメッドは最悪」という声を時々見かけることがありますが、実際のところどうなのでしょうか?今回は旅行記者の視点から、できるだけ多くのクチコミや評判を参考にして調査し、クラブメッドの真実をわかりやすく簡単に解説します。オールインクルーシブリゾートとして人気のクラブメッドですが、そのメリットとデメリットを公平な目線で見ていきましょう。

クラブメッドとは?オールインクルーシブの魅力

クラブメッドは1950年代にフランスで誕生した世界的なリゾートホテルチェーンで、「オールインクルーシブ」のパイオニア的存在です。宿泊費に食事、ドリンク、様々なアクティビティ、エンターテイメントなどが含まれている点が最大の特徴です。

日本国内では石垣島や北海道トマムに施設があり、海外にも多数のリゾートを展開しています。特徴的なのは、スタッフがG.O(ジェントル・オーガナイザー)と呼ばれ、ゲストはG.M(ジェントル・メンバー)と呼ばれるシステムです。G.Oは単なるホテルスタッフではなく、ゲストと積極的に交流し、リゾートライフを盛り上げる役割を担っています。

クラブメッドが「最悪」と言われる理由

では、なぜクラブメッドが「最悪」と評されることがあるのでしょうか?多くのクチコミやレビューを分析すると、いくつかの共通した不満点が浮かび上がってきます。

1. GOの対応に関する不満

最も多く見られる不満は、GOと呼ばれるスタッフの対応についてです。「無愛想」「真顔でサービスを提供する」「高圧的」といった声が散見されます。特に日本人GOに対する不満が目立ちます。

例えば、「GOの態度が過去最悪」と評するクチコミでは、「ホテルに到着した瞬間から不快な気持ちになるホテルです。特に女性スタッフの態度はまあ悪く説明も適当で高圧的」と指摘しています。

また、アクティビティ担当のGOについても「アーチェリー担当のGOの態度が非常に不愉快でした」「終始怒っているような態度で、楽しかった滞在で唯一残念だったところです」という声もあります。

これは日本のホテルで期待される丁寧なおもてなしとは異なる、外資系リゾートならではのカジュアルなサービススタイルが、日本人の期待値とミスマッチを起こしている可能性があるようです。

2. 施設・設備の不備や老朽化

次に多いのが、施設や設備に関する不満です。特に古い施設では老朽化が進み、様々なトラブルが報告されています。

「お湯が出ない」「エアコンの故障」といった基本的な設備の不具合が多数報告されています。2009年に投稿されたブログでは、新婚旅行でモルディブのクラブメッドを利用した際、お湯が出ないトラブルが発生し、その対応も不十分だったという詳細な体験談が綴られています。

また、最近の投稿でも「老朽化のためか、部屋は狭く、湿気が多く、不潔で、臭いが充満しています。ベッドが湿っていて、ほぼ1、2時間ごとに目が覚めました」との指摘があります。

さらに、「部屋が遠いのにカートもない 3階建ての建物の集合住宅みたい エレベーターもないから大変 赤ちゃんもいてベビーカーがあるのになんの気遣いもない」という施設の設計に関する不満も見られます。

3. トラブル対応の不誠実さ

施設の不備そのものよりも、トラブルが発生した際の対応に不満を持つ声が多いことも特徴的です。

前述の新婚旅行の体験談では、トラブル発生後の対応について「私達は、日本に帰ってきてから、クラブメッドの日本支社に旅行代金の全額返金と慰謝料を求めました。ホスピタリティを売りにしている会社なので、それくらいはきちんと対応してもらえると思っていました。しかし、それによって、クラブメッドはモルディブのスタッフだけが最悪だったわけではなく、会社全体として考え方がおかしいということを私達は思い知らされることになります」と厳しく批判しています。

国際的な苦情窓口にも、「部屋のエアコンが効かない」「フリッジが機能しない」などの施設の不備に対する適切な対応がなされなかったという苦情が寄せられているようです。

4. 食事の質に関する不満

オールインクルーシブの大きな魅力である食事についても、不満の声があります。

「飯がびっくりするほど不味い」「値段が安ければあきらめがあるある程度の値段(夏とかはかなり高い)取るならもう少しましな味にしてほしい」という厳しい意見もあります。

また、「食べ物は平均的です」という控えめな表現の評価も見られます。

5. オールインクルーシブの範囲に関する誤解

クラブメッドの最大の売りである「オールインクルーシブ」についても、その範囲に関する誤解や不満があるようです。

「オールインクルーシブルて食事など混みのプランなのにレストランなど営業してない時間の飲み物は自販機で有料とか意味がわからない」という指摘や、「浮き輪をレンタル出来ます。1000円の預かり金で借りられるという事をGOから聞き、翌日、レンタルをしに行ったら預かり金の他にレンタル料金(2000円ぐらいだったと記憶)が掛かると言われてレンタルを辞めました。…オールインクルーシブと謳っておいて、有料はがっかり」という体験談もあります。

クラブメッドの良い点・メリット

批判的な声が目立つ一方で、クラブメッドには多くのメリットや利点があることも事実です。多くのリピーターがいることからも、魅力的な側面が存在することは間違いありません。

1. 真のオールインクルーシブの便利さ

クラブメッドの最大の魅力は、やはり本格的なオールインクルーシブシステムです。宿泊費には3食の食事、飲み物、各種アクティビティなどが含まれています。

「滞在中はホントにお金がかからず、我が家はプールで浮き輪をレンタルした時とブティックでぬいぐるみを購入した時しかお金を使いませんでした。4泊5日で5000円未満」という体験談もあります。

海外旅行と比較すると、「予約してから出発するまでにも為替に大きな変動がある場合もあるし、入ったレストランが予想より高かったりタクシーでぼったくられたり『思ったよりお金がかかちゃった〜』ということがよくあります。これが家族旅行で✖️3とか、✖️4とかになると、もう笑えない額に」なりがちですが、オールインクルーシブならそうした心配がないというわけです。

特にスノーリゾートでは「スキーパス(リフト・ゴンドラチケット)やスキー・スノーボードレッスンもオールインクルーシブで、追加代金が不要」という大きなメリットがあります。

2. 豊富なアクティビティとエンターテイメント

クラブメッドでは、様々なアクティビティやエンターテイメントが用意されています。

「アクティビティは、ボートシュノーケリング、カヤック、SUP、ヨガ、卓球、サンセット散歩、など楽しみました」、「毎日いろんなプログラムが用意されています!特に楽しかったのがプールサイドのダンスパーティー!スタッフが仮装して盛り上げてくれて、世界中の旅行客と一緒に子どもも大人もノリノリでダンス!夏祭り的なエンターテイメント」といった声があります。

また、「プール、スパ、ゴルフなど、家族でも一人一人がやりたいことやペースが違ったりする」中で、それぞれが好きなアクティビティを楽しめるのも魅力です。

3. 子連れ旅行の強い味方

クラブメッドは特に子連れ家族におすすめの施設です。

「4歳以上ならキッズプログラムに参加できます(宿泊代金に含まれています)。他の国から来た同じくらいの子供達と一緒に過ごし、スポーツ、水遊び、空中ブランコ(!)などの体験ができる。その間、親はマリンスポーツなどのアクティビティに参加したりしてのびのびできます」という利点があります。

また、「偏食さんを抱えている家族」にとっても、ビュッフェスタイルの食事は「そこに食べられるものはあるのか?」という心配を解消してくれるメリットがあるようです。

4. 異文化交流の場としての価値

クラブメッドでは、多国籍のスタッフと交流できる貴重な機会があります。

「スタッフがめちゃくちゃフレンドリーで、ランチ、ディナー時は『一緒に食べてもいいですか?』と声をかけてきてくれます(声をかけないで、という札を立てておけばそっとしておいてくれる)。英会話のいい練習になるし、滞在中に見知ったスタッフが増えていき、最終的に推しメンができます」という楽しみ方もあります。

「このホテルではスタッフもお客様と同じレストランで食事をしますが、必ずお客様と同じテーブルで食事をするルールがあるそうです」「スタッフ達と親睦が深まってて、とても楽しい時間でした」という体験談も見られます。

5. 国内にいながら海外気分を味わえる

日本国内のクラブメッドでも、国際的な雰囲気を堪能できるのが特徴です。

「5日間日替わりメニュウで美味しく各国の料理が出てきて日本なのに外国にいる気分、外国人スタッフ他一緒に食事が出来て楽しい時間過ごせました」という体験談があります。

「クラブメッドでは多国籍のスタッフがゲストを迎えてくれるので一度に世界中を旅した気分」になれるという点も魅力の一つです。

クラブメッドはこんな人におすすめ

これらのメリットとデメリットを踏まえると、クラブメッドが特におすすめできるのは以下のような方々です。

1. 子連れファミリー

キッズプログラムや子ども向けの施設が充実しており、「4歳以上ならキッズプログラムに参加できます(宿泊代金に含まれています)」ため、親も子どもも思い思いに楽しめます。また、ビュッフェスタイルの食事は、好き嫌いの多い子どもでも何かしら食べられるものがあるという安心感があります。

2. アクティブに過ごしたい方

「アクティビティは、ボートシュノーケリング、カヤック、SUP、ヨガ、卓球、サンセット散歩、など」様々なアクティビティが用意されており、特にマリンアクティビティが充実しているため、アクティブに過ごしたい方に向いています。

3. 旅行中の出費を気にしたくない方

「宿泊費には3食の食事、飲み物、各種アクティビティなどが含まれています」というオールインクルーシブの仕組みは、「予約してから出発するまでにも為替に大きな変動がある場合もあるし、入ったレストランが予想より高かったりタクシーでぼったくられたり」といった心配がなく、旅行中の出費を気にしたくない方に最適です。

4. 国際交流を楽しみたい方

「スタッフがめちゃくちゃフレンドリーで、ランチ、ディナー時は『一緒に食べてもいいですか?』と声をかけてきてくれます」というシステムにより、国際交流を楽しみたい方、英会話の練習をしたい方にとって理想的な環境です。

5. 海外のようなリゾート体験を国内で楽しみたい方

「5日間日替わりメニュウで美味しく各国の料理が出てきて日本なのに外国にいる気分、外国人スタッフ他一緒に食事が出来て楽しい時間過ごせました」というように、海外に行かなくても国際的な雰囲気を楽しめるのが魅力です。

クラブメッドはこんな人にはおすすめしない

一方で、以下のような方々には他のリゾートを検討した方が良いかもしれません。

1. 日本式のきめ細かいサービスを期待する方

「外国的なフレンドリーな接客が好きな人に特にオススメしたいホテル」とあるように、クラブメッドのサービススタイルは日本の高級ホテルとは異なります。「例えばアクティビティの予約をした際には、アクティビティに何を持っていくべきか、また水着に着替えていくべきかなど、特に説明はなく、聞いたら教えてくれるという感じ」というスタイルに不満を感じる方には向いていないでしょう。

2. 施設の新しさや清潔感を重視する方

「老朽化のためか、部屋は狭く、湿気が多く、不潔で、臭いが充満しています」という声があるように、施設によっては老朽化が進んでいるところもあります。特に高級ホテル並みの清潔感や設備の新しさを求める方には期待外れとなる可能性があります。

3. 静かにゆったり過ごしたい方

「毎日いろんなプログラムが用意されています!特に楽しかったのがプールサイドのダンスパーティー!」というように、クラブメッドはエンターテイメント性が高く、賑やかな雰囲気です。静かにゆったりと過ごしたいという方には向いていないかもしれません。

4. コストパフォーマンスを特に重視する方

「クラブメッドは安価なホテルというわけではありません」という指摘があるように、一般的なホテルと比べると宿泊費は高めです。「値段が安ければあきらめがあるある程度の値段(夏とかはかなり高い)取るならもう少しましな味にしてほしい」という声もあり、支払う料金に対して期待値が高い方は失望する可能性があります。

クラブメッドを最大限楽しむためのコツ

クラブメッドのデメリットを知った上で、それでも利用したいという方には、以下のようなコツを実践することで、より良い滞在体験が期待できるでしょう。

1. 事前に十分な情報収集を

「いまだに反響があります」「この前、このブログを見た人から『クラブメッドが最悪なのは有名なのに、なんで利用したりしたのか?』と言われました」という声があるように、事前に十分な情報収集をすることが重要です。施設の特徴、サービススタイル、最近の評判などをチェックしておきましょう。

2. 期待値の適正化

「日本のホテルで期待される丁寧なおもてなしとは異なる、外資系リゾートならではのカジュアルなサービススタイル」という点を理解し、期待値を適正化することが大切です。「もう少しお客のリクエストには丁寧な対応が欲しいです。まあここは日本ではなく外資系なのでそこまで求めてはいけないのかもしれませんが」という声もあるように、日本のホテルと同じサービスを期待すると失望する可能性があります。

3. GOとの積極的な交流

「スタッフがめちゃくちゃフレンドリーで、ランチ、ディナー時は『一緒に食べてもいいですか?』と声をかけてきてくれます」という特徴を活かし、GOとの交流を楽しむ姿勢が重要です。「『GOさんと食事ができてとっても嬉しい』とちゃんと言葉で伝えてあげると英語使う機会、国際交流をする機会が増えるかもしれません」という助言もあります。

4. アクティビティの積極的な参加

「アクティビティは、ボートシュノーケリング、カヤック、SUP、ヨガ、卓球、サンセット散歩、など楽しみました」という体験談があるように、様々なアクティビティに積極的に参加することで、滞在の満足度が高まる可能性があります。

5. トラブル発生時の冷静な対応

万が一トラブルが発生した場合は、冷静に対応することが大切です。「待ちぼうけを食らわされ」「なぜか自分達が責められ」という不快な体験をした方もいますが、感情的にならず、具体的な要望を明確に伝えることが解決への近道です。

まとめ:クラブメッドは本当に「最悪」なのか?

クラブメッドについては、「最悪」という厳しい評価がある一方で、「大満足でした!」「5日間日替わりメニュウで美味しく各国の料理が出てきて日本なのに外国にいる気分、外国人スタッフ他一緒に食事が出来て楽しい時間過ごせました」といった高評価も多数あります。

「とても素晴らしかったのですが、あえてデメリットを書くなら1.こちらから聞かないと教えて貰えない外国的サービス」という指摘があるように、サービススタイルの違いを理解した上で利用すれば、十分に楽しめるリゾートと言えるでしょう。

クラブメッドの最大の利点は、やはりオールインクルーシブによる気軽さと、国際的な雰囲気の中でのアクティビティの充実度です。特に子連れ家族にとっては、「キッズプログラム」が充実していることや、食事の心配が少ないことは大きなメリットとなります。

確かに施設の老朽化やスタッフの対応に関する不満の声はありますが、それらを差し引いても「アクティビティ、食事、お酒もついて、このお値段は非常にお得だと思います。また来ます」という評価もあり、コストパフォーマンスの良さを感じている方も多いようです。

つまり、クラブメッドは「最悪」なホテルというわけではなく、日本のホテルとは異なるサービススタイルや施設の状態を理解した上で、その特徴を活かした楽しみ方ができるかどうかが重要です。期待値を適正に保ち、クラブメッドらしい国際交流やアクティビティを積極的に体験することで、充実した滞在になる可能性が高いでしょう。

旅行の専門家としては、初心者の方には特に、クラブメッドの特徴をよく理解した上で利用することをおすすめします。「日本なのに外国にいる気分」を味わい、通常の旅行では得られない国際交流の機会を楽しむことができれば、クラブメッドならではの価値ある体験となるはずです。

最後に、「大満足のクラブメッド石垣島。外国的なフレンドリーな接客が好きな人に特にオススメしたいホテルです。とにかく楽しい!特にお酒を飲む人にはコスパ最高!」という言葉に象徴されるように、クラブメッドは決して「最悪」ではなく、その特徴を理解し活かせる方にとっては、非常に楽しく価値のあるリゾートと言えるでしょう。

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