
ヒルトン会員権とは?メリット・デメリットと特典を徹底解説
目次
皆さんこんにちは、旅行系WEBメディア「HOTTEL」の旅行記者”TAKA”です。今回は「ヒルトン会員権とは?」というテーマについて、できるだけ多くのネット上の評判や口コミを参考に調査し、わかりやすく簡単に解説します。ヒルトンホテルに泊まる予定がある方や、会員制度に興味がある方はぜひ参考にしてください。
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ヒルトン会員権の2つの形態
実は「ヒルトン会員権」という言葉には、2つの全く異なる制度が含まれています。
- ヒルトンオナーズ – 無料で誰でも入会できる会員プログラム
- ヒルトングランドバケーション – 一定の所有権を購入するタイムシェア
この2つは全く性質が異なりますので、それぞれについて詳しく解説していきます。
ヒルトンオナーズとは?
ヒルトンオナーズは、世界500以上のホテルを展開するヒルトンの無料会員プログラムです。入会金・年会費が完全無料で、誰でも簡単に始められる点が最大の特徴と言えるでしょう。
宿泊するとポイントが貯まり、貯まったポイントで無料宿泊や様々な特典に交換できるシステムになっています。さらに、会員ランクによって特典の内容も変わってくるのが魅力です。
ヒルトンオナーズの会員ランク制度
ヒルトンオナーズには4つの会員ランクがあります。
- メンバー – 入会すると自動的に付与される基本ランク
- シルバー – 年間4回滞在または10泊の実績
- ゴールド – 年間20回滞在または40泊の実績
- ダイヤモンド – 年間30回滞在または60泊の実績
それぞれのランクで受けられる特典が異なり、上位ランクになるほど特典が充実していきます。
各ランクの主な特典
メンバー会員の特典
- 会員専用割引料金の適用
- 無料Wi-Fi
- デジタルチェックイン・チェックアウト
- ヒルトン会員優先チェックインレーン
- レイトチェックアウト(空室状況により1-2時間延長可能)
- 2人目の宿泊無料
シルバー会員の特典
メンバー会員の特典に加えて:
- 20%のボーナスポイント加算
- 5泊目無料宿泊特典
- 1滞在につき無料のボトルウォーター2本
- フィットネスセンター・ヘルスクラブ無料(一部ホテルのみ)
ゴールド会員の特典
シルバー会員の特典に加えて:
- 無償客室アップグレード(空室状況による)
- 朝食無料(2名まで)
- 滞在時のリゾート料金無料
- レイトチェックアウト
- 80%のボーナスポイント
- 4泊したら5泊目が無料
ダイヤモンド会員の特典
ゴールド会員の特典に加えて:
- スイート以外の部屋への無償アップグレード
- エグゼクティブラウンジの利用
- 100%のボーナスポイント
- ミニバーアイテム無料(一部商品を除く)
ヒルトンオナーズのメリット
ヒルトンオナーズの最大の利点は、入会金や年会費が一切無料であることです。これは他の高級ホテルチェーンの会員プログラムと比較しても大きなメリットと言えるでしょう。
また、以下のようなおすすめポイントもあります。
- ポイント還元率が高い – 宿泊金額1ドルにつき10ベースポイント獲得
- 特典が充実 – 上級会員になると朝食無料や部屋のアップグレードなど実用的な特典が多い
- ポイントの有効期限が長い – 最終アクティビティから24ヶ月(2年間)と比較的長い
- Wi-Fi無料 – 全会員共通で客室やロビーでのWi-Fiが無料
- 簡単に上級会員になる方法がある – ヒルトンアメックスカードを持つだけでゴールド会員になれる
ヒルトンオナーズのデメリット
一方、いくつかの欠点もあります。
- 上級会員の条件が厳しい – 通常の宿泊実績だけで上級会員になるのは一般旅行者には難しい
- 繁忙期のポイント宿泊は予約が取りにくい – 人気のリゾートやハイシーズンでは早い段階で予約が埋まる
- カードで上級会員になる場合は年会費負担 – ヒルトンアメックスカードには年会費がかかる
- ヒルトン系列以外では使えない – 当然ながらヒルトン系列のホテルでしか特典が使えない
ヒルトングランドバケーション(タイムシェア)とは?
一方のヒルトングランドバケーションは、一般的に「タイムシェア」と呼ばれる仕組みです。これは簡単に言うと「1つの別荘を複数のオーナーで共有所有する」という制度と言えるでしょう。
具体的には、「1年分のうち1週間、特定の部屋を所有する権利」を購入します。残りの週は他のオーナーが所有するという形態です。購入時に初期費用が発生し、さらに毎年維持費(管理費)を支払う必要があります。
ヒルトングランドバケーションの仕組み
ヒルトングランドバケーションでは、所有権と引き換えに毎年ポイントが付与され、そのポイントを使ってヒルトンのタイムシェア物件に宿泊できる仕組みになっています。自分が所有している物件だけでなく、ポイント内であれば他の物件も利用可能です。
予約には以下の3つの種類があるようです。
- ホームウィーク予約 – 所有物件を優先的に予約できる期間
- クラブ予約 – オーナーの優先予約期間が過ぎた後の予約
- オープンシーズン予約 – チェックイン1ヶ月以内の予約
物件選びのポイント
購入する際は、以下の要素を選択することになるようです。
- 建物(物件) – ハワイのオアフ島、ハワイ島、ワイキキなど様々な場所に物件がある
- 間取り – 1ベッドルーム、2ベッドルームなど
- 浮動週/固定週 – 特定の週を固定するか変動可能にするか
- ビュー – オーシャンビュー、マウンテンビューなど
- シーズン – プラチナ(繁忙期)、ゴールド(閑散期)
- 利用年 – 毎年か隔年か
ヒルトングランドバケーションのメリット
ヒルトングランドバケーションの良い点としては:
- 高級リゾートに定期的に滞在できる – 一般的なホテル予約よりも広い部屋や高級施設を確保できる
- キッチン付きの部屋が多い – 長期滞在に便利
- ヒルトンオナーズのボーナスポイント付与 – 購入するとボーナスポイントがもらえることがある
- 自動的に上級会員 – ゴールド会員になれるなどの特典がある
- 長期的なコストパフォーマンス – 毎年同レベルのリゾートに滞在する場合と比較して長期的にはお得になる可能性がある
ヒルトングランドバケーションのデメリット
一方で、ヒルトングランドバケーションには以下のようなデメリットがあるようです。
- 初期費用が高額 – 物件によって数百万円から数千万円の初期投資が必要
- 毎年の維持費(管理費) – 所有しているだけで毎年数万円から数十万円がかかり、年々上昇する傾向がある
- 予約の取りにくさ – 人気のリゾートや繁忙期は数ヶ月前からの予約が必要
- 売却の難しさ – リセール市場では購入価格の10%程度の価格でしか売れないケースもある
- ポイントや制度の複雑さ – ポイントの種類が多く、理解しにくい
- ポイント繰越に手数料 – 約100ドルの手数料がかかる
- 為替リスク – 費用がドル建てのため、円安になると負担が増える
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実際の利用者の声
ネット上の口コミを調査すると、両方の制度について様々な声が聞かれます。
ヒルトンオナーズについて
「無料で入会できるので、ヒルトンを利用する予定がある人は入会しておいて損はない」という意見が多く見られます。特にゴールド会員以上になると、朝食無料や部屋のアップグレードなど、実質的な価値のある特典が享受できるようです。
アメックスのヒルトン提携カードを持つことで、カード年会費は必要ですが、すぐにゴールド会員になれるため、「年に数回以上ヒルトンを利用する人にはカードの検討価値がある」という声もあります。
ヒルトングランドバケーションについて
一方、タイムシェアについては賛否両論あるようです。「高級リゾートに定期的に滞在できる点は素晴らしい」という声がある一方で、「説明と実際の運用が異なっていた」「予約が思ったより取りにくい」「維持費が年々上がっている」という不満の声も見られます。
特に「勧誘時の説明と実際の使い勝手が異なる」という指摘が複数見られ、「購入を検討する場合は十分な調査と冷静な判断が必要」という助言が多く見られました。
どんな人におすすめか
ヒルトンオナーズがおすすめの人
- ヒルトン系列ホテルを年に数回利用する旅行者
- 特別な投資なしでホテル特典を受けたい人
- ポイント還元や会員特典に関心がある人
- 宿泊先や日程を柔軟に選びたい人
ヒルトングランドバケーションがおすすめの人
- 毎年同じ時期に同じリゾートを訪れることが多い人
- 長期的な休暇計画を立てられる人(リタイア後の方など)
- 広い客室や家族での滞在を重視する人
- 初期投資と維持費を負担できる経済的余裕がある人
- 海外リゾートでの長期滞在を好む人
おすすめしない人
- 旅行先や日程を直前に決めることが多い人
- 維持費などの継続的な支出を負担に感じる人
- 短期間の宿泊や様々な場所への旅行を好む人
- 将来的な経済状況が不安定な人
最近の動向とトレンド
最近のトレンドとして、ヒルトンオナーズではデジタルキーの導入やアプリの機能拡充など、テクノロジーを活用したサービス向上が進んでいるようです。スマートフォンでチェックインからルームキー機能まで完結できるサービスは、特にビジネス旅行者に好評のようです。
また、ヒルトンアメックスカードについては、定期的にキャンペーンが行われており、入会時のボーナスポイント増量や特典の拡充などの機会も多いようです。2025年5月現在では、入会キャンペーンで合計16,000ポイントが獲得できるなどの特典が提供されているとの情報もあります。
ヒルトングランドバケーションについては、近年はより柔軟な利用形態を模索する動きもあるようです。従来の「1週間単位」の所有からポイントベースのより柔軟なシステムへの移行が進んでいるとの情報もあります。
賢い活用法
ヒルトンオナーズの賢い使い方
- まずは無料登録 – ヒルトンを利用予定があるなら、事前に登録しておくのが基本
- 直接予約を心がける – 公式サイトや公式アプリからの予約がポイント付与の対象
- プロモーションを活用 – 定期的に行われるポイント2倍キャンペーンなどを利用する
- ポイント有効期限を管理 – 2年間アクティビティがないとポイント失効するので注意
- クレジットカードの検討 – 頻繁に利用するなら、ヒルトンアメックスカードでゴールド会員になるのも選択肢
ヒルトングランドバケーションを検討する際の注意点
- 冷静な判断を – 販売員の説明を鵜呑みにせず、契約書の内容を精査する
- 実際の維持費を確認 – 初期費用だけでなく、年間の維持費や値上がりの傾向を確認
- 予約の仕組みを理解 – どのタイミングで予約すれば希望通りの日程が取れるかを理解する
- 為替リスクを考慮 – ドル建ての費用が多いため、為替変動のリスクを考慮する
- 中長期的な利用計画 – 購入するなら10年以上の長期的な利用を前提に検討する
まとめ:ヒルトン会員権の価値
ヒルトンには2つの全く異なる会員制度があることがおわかりいただけたと思います。
ヒルトンオナーズは無料で始められるロイヤルティプログラムで、ホテル宿泊者なら加入して損はありません。特典も充実しており、上級会員になると宿泊体験が大きく向上します。ヒルトンをよく利用する方なら、クレジットカードでのゴールド会員獲得も検討する価値があるでしょう。
一方、ヒルトングランドバケーションはタイムシェアという不動産所有権の一種で、初期費用と維持費がかかる本格的な投資です。毎年同じリゾートに定期的に滞在したい方や、広い部屋で家族旅行を楽しみたい方に向いています。ただし、契約内容をよく理解し、長期的な視点で検討することが重要です。
いずれの制度も、自分の旅行スタイルや経済状況に合わせて選択することで、より豊かなヒルトンでの滞在体験ができるでしょう。特にヒルトンオナーズは無料で始められるため、まずは登録してポイントを貯め始めるのがおすすめです。
旅行は人生を豊かにする大切な時間です。これらの会員制度を上手に活用して、より充実したヒルトンでの滞在を楽しんでください。次回の旅行計画の参考になれば幸いです。
最後に、いずれの制度も公式サイトで最新情報を確認することをお勧めします。特にキャンペーン情報や会員特典は変更されることがあるため、直近の情報を確認してください。
皆さんの素敵な旅の一助となれば幸いです。それでは、良い旅を!
HOTTEL 旅行記者 “TAKA”
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