検索すると「エアトリ 怪しい」と表示される理由をHOTTELの記者がわかりやすく簡単に解説
みなさん、こんにちは。旅行系WEBメディア「HOTTEL」の旅行記者TAKAです。今回は「エアトリ 怪しい」と検索される理由について、できるだけ多くのネット上の評判や口コミを参考に徹底調査し、わかりやすく解説していきます。
結論:エアトリは怪しくない正規の上場企業ですが、注意点もあります
まず結論からお伝えすると、エアトリは東京証券取引所プライム市場に上場している株式会社エアトリが運営する正規のオンライン旅行代理店(OTA)です。観光庁長官登録旅行業第1872号の正式な旅行会社であり、基本的に「怪しい」会社ではありません。
しかし、「手数料の透明性」や「キャンセルポリシーの厳しさ」などいくつかの点で利用者に不満を持たれやすく、それが「怪しい」というイメージにつながっているようです。
これから詳しく解説していきますので、エアトリを利用する際の参考にしてください。
エアトリとは?基本情報をおさえよう
エアトリは2007年5月に設立された株式会社エアトリが運営するオンライン旅行予約サービスです。国内外の航空券、ホテル、ツアー、レンタカーなどの予約が可能な総合旅行プラットフォームとして、多くの旅行者に利用されています。
同社の企業理念は「One Asia アジアは一つとなり世界をリードする」であり、アジアを繋ぐ架け橋となることを目指しているようです。主な事業内容は以下の通りです。
- オンライン旅行事業(Web直販、旅行コンテンツOEM提供、卸売、BTM)
- 訪日旅行事業(多言語直販サイトの提供、民泊CtoCプラットフォーム)
- ITオフショア開発事業(ラボ型オフショア開発、BPOサービスの提供)
- 投資事業
特に「エアトリプラス」という航空券とホテルをセットで予約できるパッケージサービスが人気で、世界中の約60万軒のホテルから選択可能となっています。
「エアトリ 怪しい」と検索される5つの主な理由
ではなぜ「エアトリ 怪しい」というキーワードで検索されることが多いのでしょうか。ネット上の評判や口コミを調査した結果、以下の5つの主な理由があることがわかりました。
理由1:表示価格と最終価格の差に関する不満
エアトリでは最初の検索結果に表示される価格と、実際の決済画面で表示される最終価格に差があることが多いようです。これは取扱手数料や海外諸税、燃油サーチャージ、空港使用料などが初期表示に含まれていないことが原因とされています。
例えば、最初に「最安値35,900円!」と表示されていても、最終的には約20,000円ほど加算され、さらに「お支払い手数料」も上乗せされるケースがあるようです。この価格表示の方法に対して、「ぼったくり」「詐欺みたい」という強い不満の声も見られます。
理由2:キャンセルポリシーの厳しさ
エアトリのキャンセルポリシーが厳しいという声も多く見られます。特にLCCの場合、取り消し手数料(航空券)が全額となり、返金不可となるケースがあるようです。
具体的には以下のような航空会社を利用する場合、出発前でもキャンセルすると返金がない場合があります。
- Peach
- ジェットスター
- スカイマーク(ダッシュいま得)
さらに入力ミスでの変更希望や電車の遅延、体調不良などの理由であっても、一度キャンセルしなければ変更できず、その際にキャンセル料がかかる点も不満の声として挙げられています。
理由3:サービス・対応に関するトラブル
予約したホテルが実際には閉業していたというトラブル事例や、メール対応の不備などのサービス上の使いにくさに関する不満の声も見られます。
「入金が完了したが、入金完了のメールが届かなかった」といったケースや、問い合わせへの返答が遅い、または不十分であるといった声も見受けられます。こうした対応の遅さや不十分さが、サービスへの不信感につながっていると考えられます。
理由4:フィッシング詐欺との関連
エアトリの名前を装った不審なメールが出回っており、公式サイトでも注意喚起がされています。このような詐欺メールの存在が、エアトリ自体の信頼性に影響を与えている可能性があります。
特に「身に覚えのない会員登録メール」などが送られてくるケースがあり、これらは正規のエアトリからのものではなく、フィッシング詐欺の一環である可能性が高いようです。
理由5:ネガティブな口コミの拡散
上記の理由などから、「エアトリは詐欺だと思う」「二度と使わない」といった強い表現のネガティブな口コミが拡散しており、これが「怪しい」というイメージ形成に寄与していると考えられます。
特にSNSなどでは、否定的な体験が肯定的な体験よりも共有されやすい傾向があるため、実際よりもネガティブな印象が広まっている可能性があります。
エアトリの5つのメリット・良い点
ここまでネガティブな側面を紹介してきましたが、多くのユーザーに支持されている理由となるエアトリのメリットも存在します。以下にその主なポイントを紹介します。
メリット1:セット割引による価格優位性
航空券とホテルをセットで予約する「エアトリプラス」を利用することで、それぞれを個別に予約するよりも安く予約できる場合が多いようです。例えば、ある利用者の例では16万円程度の旅行代金に対して、3万2千円ものセット割引が適用されたケースもあるようです。
メリット2:ポイント還元制度
エアトリでは購入金額の2%がエアトリポイントとして還元される仕組みがあります。このポイントは次回の予約から1ポイント1円として利用可能です。ポイント有効期限は獲得から1年間となっており、クレジットカードの還元率と合わせると3%近くの還元率になる場合もあるようです。
メリット3:多様な支払い方法
クレジットカード決済はもちろん、Amazon Pay、PayPay、メルペイ、LINE Pay、あと払い(ペイディ)、PayPal、コンビニ決済、銀行振込など、多様な支払い方法に対応しているのもエアトリの利点です。利用者の希望や状況に合わせた支払い方法を選択できます。
メリット4:使いやすいインターフェースと機能性
エアトリのサイトは直感的に操作できるよう設計されており、特に航空会社やアライアンス(スターアライアンスなど)で絞り込める機能などが便利だという声があります。また、最安値の便や現地での滞在時間が最も長い便が一目でわかるなど、比較検討がしやすい工夫もされています。
メリット5:上場企業としての信頼性
東証プライム市場に上場している企業が運営しているという点は、サービスの継続性や信頼性の担保となります。上場企業は厳格な監査や情報開示義務があるため、詐欺的な事業を行うリスクは極めて低いといえます。
エアトリの4つのデメリット・悪い点
一方で、エアトリには以下のようなデメリットや欠点も存在します。
デメリット1:手数料の透明性の欠如
最も多い不満点として、初期表示の価格と最終的な支払額の差があります。航空券Web価格に加えて、諸税や手数料が後から加算されるため、予想以上の支出になるケースがあります。この点は利用前に十分に確認する必要があるでしょう。
デメリット2:キャンセル時の高額な手数料
航空会社や宿泊施設のキャンセルポリシーに加え、エアトリ独自の取消手続手数料(2,800円)が加算されるため、キャンセル時の返金額が少なくなります。特にLCCの場合は全額返金されないケースもあるため注意が必要です。
デメリット3:サポート体制の不足
問い合わせに対する対応の遅さや不十分さを指摘する声も少なくありません。特に緊急時や予約トラブル発生時に迅速な対応が得られないと、旅行全体に影響を及ぼす可能性があります。
デメリット4:一部機能の不足
例えば、フライト時間での絞り込み機能がないなど、他の予約サイトと比較して一部の便利機能が不足している点も指摘されています。また、一部の地域ではホテルの登録数が他のOTAに比べて少ないケースもあるようです。
エアトリをおすすめしたい人・おすすめできない人
これまでの情報を踏まえ、エアトリがおすすめできる人とおすすめできない人について考えてみましょう。
エアトリをおすすめしたい人
- 価格重視の旅行者:特に航空券とホテルをセットで予約する場合、セット割引で大幅に安くなる可能性があります。コストパフォーマンスを重視する方には特におすすめです。
- ポイント活用を好む方:2%のポイント還元は他のOTAと比較しても高めの設定です。定期的に旅行する方にとっては、ポイントの蓄積も旅行費用節約の一助となるでしょう。
- プラン内容が確定している旅行者:日程変更やキャンセルの可能性が低い、計画がしっかりと固まっている旅行者にとっては、キャンセルポリシーの厳しさはあまり問題にならないでしょう。
- 国内企業のサービスを好む方:海外OTAよりも日本企業が運営するサービスを好む方には、日本語のサポートやサービス品質の観点からおすすめできます。
エアトリをおすすめできない人
- 予定変更が多い旅行者:予定が流動的で、キャンセルや変更の可能性が高い方にはキャンセルポリシーの厳しさから適していないかもしれません。
- 手数料に敏感な方:取扱手数料やキャンセル手数料の高さに不満を持つ可能性が高いため、これらの点に敏感な方には他のOTAを検討した方が良いでしょう。
- トラブル時の迅速な対応を重視する方:サポート対応の遅さを指摘する声もあることから、緊急時の対応を重視する方には不安が残るかもしれません。
- 完全に表示価格通りの支払いを期待する方:最終的な支払額が初期表示と異なる点に不満を持つ可能性があります。
エアトリを安全に利用するための7つのアドバイス
エアトリを利用する際には、以下のポイントに注意することで、より安全に、そして満足度高くサービスを利用できるでしょう。
1. 最終価格を必ず確認する
初期表示の価格ではなく、全ての手数料や税金が加算された最終価格を確認してから予約を確定させましょう。これにより、予想外の出費を防ぐことができます。
2. キャンセルポリシーを事前に確認する
特にLCCを利用する場合や、特別料金プランを選択する場合は、キャンセルポリシーを事前に確認することが重要です。返金不可のプランであれば、その点を十分に理解した上で予約を行いましょう。
3. 予約内容は複数回確認する
入力ミスによるトラブルを避けるため、名前のスペルや日程、便名などの予約内容は複数回確認してから確定させることをおすすめします。一度確定すると変更が困難な場合があります。
4. キャンセル保険の検討
エアトリには海外旅行向けのキャンセル保険があり、病気や怪我で旅行に行けなくなった場合に航空券代金が100%返金される制度があります。予定変更の可能性がある場合は、この保険の加入も検討すると良いでしょう。
5. 公式サイト以外からの予約に注意
エアトリの名前を装った偽サイトやフィッシングメールに注意してください。予約は必ず公式サイトかアプリから行い、不審なメールのリンクをクリックしないようにしましょう。
6. 不明点は事前に問い合わせる
予約前に不明点があれば、事前にカスタマーサポートに問い合わせることをおすすめします。特に特殊な要望や確認事項がある場合は、予約確定前に解決しておくことが重要です。
7. クレジットカード明細を確認する
予約後はクレジットカードの明細を確認し、予約時に提示された金額と一致しているかを確認しましょう。万が一不審な請求があれば、すぐにエアトリとクレジットカード会社に連絡してください。
旅行記者の視点:エアトリは本当に「怪しい」のか?
私自身、多くのOTAを利用してきた経験から言えることは、エアトリは基本的に「怪しい」サービスではないということです。東証上場企業が運営しており、多くの利用実績があることからも、純粋な詐欺サイトである可能性は極めて低いと言えます。
ただし、他のOTAと比較して手数料の透明性やキャンセルポリシーの厳しさには改善の余地があると感じます。これらの点が、「怪しい」という印象を与える一因になっているのではないでしょうか。
旅行業界では、近年OTAの競争が激化し、各社がさまざまな差別化戦略を展開しています。エアトリの場合は、セット割引や高いポイント還元率による価格面での競争力が強みである一方、その分のコスト回収として手数料設定が高めになっている側面があるようです。
これはある意味、ビジネスモデルの違いであり、一概に「良い・悪い」と判断できるものではありません。利用者それぞれのニーズや優先事項に合わせて、適切なOTAを選択することが重要です。
エアトリの評判からみるOTA利用のポイント
今回のエアトリの事例から、OTA全般を利用する際のポイントも見えてきます。
- 価格の透明性を確認する:初期表示価格と最終支払額の差に注意し、全ての費用を含めた総額で比較する習慣をつけましょう。
- 複数のOTAで比較検討する:一つのOTAだけでなく、複数のサイトで価格やサービス内容を比較することで、より自分に合った選択ができます。
- 口コミを参考にしつつも過度に依存しない:口コミは参考になる一方、極端な体験(非常に良いか非常に悪いか)が投稿されやすい傾向があります。様々な視点からの情報収集が重要です。
- 自分の旅行スタイルに合ったOTAを選ぶ:価格重視なのか、サポート体制重視なのか、変更の柔軟性重視なのかなど、自分の優先事項に合わせてOTAを選びましょう。
まとめ:エアトリは「怪しい」わけではないが注意点も多い
「エアトリ 怪しい」と検索される理由について詳しく見てきましたが、エアトリは基本的に正規の上場企業が運営する信頼性のあるサービスであり、詐欺サイトなどではありません。
しかし、表示価格と最終価格の差やキャンセルポリシーの厳しさ、一部のサービス対応に関する不満など、いくつかの注意点があることも事実です。これらの点が「怪しい」というイメージにつながっているのではないかと考えられます。
一方で、セット割引による価格優位性やポイント還元率の高さ、多様な支払い方法への対応など、魅力的な利点も多く持ち合わせています。特に航空券とホテルをセットで予約する場合や、予定変更の可能性が低い旅行者にとっては、コストパフォーマンスの高いサービスといえるでしょう。
最終的には、この記事で紹介したメリット・デメリットを踏まえた上で、自分の旅行スタイルや優先事項に合わせて判断することをおすすめします。また、利用の際は最終価格の確認やキャンセルポリシーの理解など、事前準備をしっかりと行うことで、より満足度の高い旅行体験につなげることができるでしょう。
エアトリに限らず、どのOTAを利用する場合も、「安さ」だけでなく「サービスの質」や「安全性」も含めて総合的に判断することが、賢い旅行者の選択と言えるのではないでしょうか。
皆さんの旅行がより良いものになることを願っています!旅行系WEBメディア「HOTTEL」旅行記者TAKAでした。
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