2026年1月1日(木)から都ホテルズ&リゾーツが「都プラス」会員向けに開始する「ポイント利用優待キャンペーン」についてHOTTELの記者がわかりやすく解説
旅行系WEBメディア「HOTTEL」へようこそ。トラベルライターの”TAKA”です。2026年の幕開けとともに、都ホテルズ&リゾーツから会員にとって「衝撃的」とも言えるニュースが飛び込んできました。普段は「1ポイント=1円」という堅実な価値を持つ都プラスポイントが、特定のプランにおいて1.5倍〜2倍以上の価値に化けるという、まさに「ポイントの錬金術」のようなイベントが開催されます。
本記事では、2026年1月1日(木・祝)から開始されるこの「ポイント利用優待キャンペーン」について、公式サイトの一次情報と私のリサーチに基づき、どこよりも詳しく、そして泥臭く攻略法を解説します。手持ちのポイントをどう使うのが正解なのか、あるいはこのために今から何をすべきなのか。
なお、本イベントの内容は予告なく変更される場合があるため、必ず事前に公式サイトを確認してから参加してください。
【60秒でわかる要約 by TAKA】
- 何が凄いの?:通常1ポイント1円の価値が、この期間の特定プランでは最大2円相当以上に跳ね上がります。「12万円のスイートが6万ポイントで泊まれる」事例も確認されており、過去最大級の還元イベントと言えます。
- 誰が得する?:数万ポイントを貯め込んでいる「都プラス」会員。特に「ラグジュアリーな体験をタダでしたい」層には絶好の機会です。
- 注意点は?:支払いは「全額ポイント払い」限定です。「1000円だけポイントで」といった使い方は対象外。また、決済は「予約時」ではなく「利用当日」にポイントが減算されるため、当日までポイントを維持する必要があります。
- 結論:このキャンペーンは、貯めたポイントを現金化(1円換算)して使うのではなく、「高単価な体験」へ変換するためのイベントです。ポイントの価値が極大化する「スイート・高額ディナー」を狙い撃ちするのが唯一の正解です。
イベント概要
リサーチして判明したイベントの基本情報は以下の通りです。
- イベント名:ポイント利用優待キャンペーン
- イベントの実施期間:2026年1月1日(木・祝)~2026年2月28日(土)
- イベントの実施場所:都ホテルズ&リゾーツ 国内19施設(対象の宿泊・レストラン)
- イベントの対象者:都ホテルズ&リゾーツ 会員プログラム「都プラス」会員
- イベントで提供されるサービス:対象の宿泊プランおよびレストランプランを、通常よりも少ないポイント数(優待レート)で利用可能
- イベントの特徴:利用代金全額をポイントで支払う場合のみ適用。1ポイントの価値が1円を大きく上回る設定のプランが多数用意されている。
- イベントの公式URL:公式サイトはこちら(※文末に記載)
【完全攻略】トラベルライターTAKAが教える「ポイント錬金術」の実践
ここからは、このイベントを単なる「割引」で終わらせず、賢く使い倒すための具体的な攻略法を、ステップバイステップで解説します。
1. 参加への準備と流れ
まず大前提として、このキャンペーンは「都プラス会員」であることが参加資格です。まだ会員でない方は、アプリをダウンロードして即時入会(無料)しましょう。
【参加ステップ】
- キャンペーン特設サイトへアクセス:通常の予約画面ではなく、必ずキャンペーン専用のページから対象プランを探します。
- 「ポイント単価」を計算する(重要):ここがプロの分かれ目です。表示されている「必要ポイント数」と、そのプランの「定価(通常料金)」を比較し、「1ポイントが何円になっているか」を電卓で叩きます。
- 予約・確保:人気プラン(特にコスパの良いスイートルームなど)は争奪戦が予想されます。見つけたら即予約が鉄則です。
- 当日までポイントを「死守」する:ここが最大の罠です。予約時点ではポイントは減りません。「利用日当日」にフロントやレジで減算されます。つまり、予約してから当日までの間にうっかり別の支払いでポイントを使ってしまい、当日残高不足になると、キャンペーン対象外となり「通常料金(現金やカード)」での支払いを求められます。
2. 狙い目の具体的事例:なぜ「スイート」が得なのか?
リサーチ結果によると、今回の目玉は間違いなく「高価格帯の客室」です。以下の事例を見てください。
- 事例A:シェラトン都ホテル東京「プレミアムフロア THE CLUB ジュニアスイートキング」
- 通常価格:約128,260円
- 必要ポイント:60,000ポイント
- 結果:1ポイントの価値=約2.14円
- 事例B:都ホテル 博多「ザ・テラス タイプおまかせ」
- 通常価格:約129,000円
- 必要ポイント:77,400ポイント
- 結果:1ポイントの価値=約1.67円
通常、都プラスポイントは「1ポイント=1円」で使えるのが基本ルールです。しかし、このキャンペーンでは上記のように価値が跳ね上がります。一方で、通常のスタンダードルームやランチプランでは、計算すると「1ポイント=1.1円〜1.2円」程度に留まるケースも想定されます。
【攻略の鉄則】 「どうせポイントを使うなら、割引率が最も高いプラン(=1ポイントあたりの単価が高いプラン)を選ぶべし」。貧乏性のようですが、これが資産(ポイント)運用の正解です。
3. 利用条件と「全額ポイント払い」の壁
このキャンペーンを利用するための条件は非常にシンプルですが、厳格です。
- 条件:対象プランの代金全額をポイントで支払うこと。
- NG例:「60,000ポイントのプランだけど、手持ちが50,000ポイントしかないから、差額の10,000円はカードで払います」→ これは不可です。
この条件が意味するのは、「中途半端なポイント保有者」は参加のハードルが高いということです。逆に言えば、大量のポイントを保有しているロイヤルカスタマーほど、選択肢が広がり有利になります。
4. 当日の体験方法(スマートな振る舞い)
当日は、以下の手順でスムーズに決済を行いましょう。
- チェックイン/会計時:アプリの会員証画面(QRコード)を提示し、「ポイント利用優待キャンペーンのプランで予約しています」と一言添えます。
- 決済:スタッフが端末でポイントを減算処理します。
- 注意点:追加注文(ルームサービスやドリンクなど)は、プランに含まれていない限り別途精算が必要です。その分もポイントで払えるかは通常ルール(1pt=1円)が適用される可能性が高いため、確認が必要です。
5. 違反行為・規約・注意事項
楽しい旅行を台無しにしないために、以下の点には特に注意してください。
- ポイント不足:前述の通り、当日に1ポイントでも足りなければアウトです。通常料金請求となります。
- 併用不可:「お誕生月特典」や「チョイスアニバーサリー」など、他の割引優待との併用はできません。欲張って「キャンペーン価格からさらに割引」は不可能です。
- キャンセル料:万が一キャンセルする場合、キャンセル料はポイントで支払うことはできません。現金等での支払いになります。
- 他人のポイント利用:原則として会員本人のポイントのみ利用可能です。
本イベントのメリット・おすすめポイント
このキャンペーンには、利用者にとって明確なメリットが存在します。
- 圧倒的な「ポイント価値」の向上: 通常、ホテルのポイントプログラムで「1ポイント=2円」を超える価値が出ることは稀です。航空会社のマイルに匹敵する価値を、ホテルの直接予約で享受できるのは最大の利点です。
- ラグジュアリー体験の敷居が下がる: 現金で12万円を支払うのは勇気がいりますが、貯まった6万ポイントを使うなら心理的ハードルは下がります。「一度は泊まってみたかったスイート」を試す絶好のチャンスです。これをおすすめしない理由はありません。
- 除外日設定が少ない(可能性がある): 通常、こうしたキャンペーンは平日限定などが多いですが、期間が「1月1日〜2月28日」と設定されており、お正月明けや週末も対象に含まれているプランがあれば、使い勝手は抜群です。
本イベントをおすすめしたい対象者
- 「都プラス」ポイントを3万〜10万ポイント以上保有している方:この層が最も恩恵を受けます。
- 記念日旅行を計画しているカップル・夫婦:スイートルームを格安(ポイント換算)で手配し、パートナーを喜ばせることができます。
- 現金出費を抑えて豪遊したい方:財布を痛めずに、高級ホテルステイを楽しめます。
本イベントのデメリット・注意点
一方で、見逃せないデメリットや落とし穴も存在します。
- 「全額ポイント払い」という高いハードル: 一部ポイント利用ができないため、例えば「あと500ポイント足りない」というだけで、そのプランは利用できません。これは大きな欠点であり、ライトユーザーを切り捨てる罠とも言えます。
- ポイントの「塩漬け」期間: 予約から当日までポイントを使えないため、その期間中に別の魅力的な利用機会があっても我慢しなければなりません。
- プランの限定性: 全ての部屋タイプが対象ではないため、希望の日程で対象プランが空いているとは限りません。人気日程は即完売するリスクがあります。この点はおすすめしない要素になり得ます。
本イベントがおすすめできない対象者
- 保有ポイントが1万ポイント未満の方:対象となるランチプランなどはあるかもしれませんが、割引額のインパクトは小さくなります。
- 日程変更の可能性が高い方:キャンセル料は現金払いとなるため、リスクがあります。
- 「ポイントは現金の足しに少しずつ使いたい」派の方:一気に大量消費する本イベントとは相性が悪いです。
想定Q&A
Q. 家族や友人の分の宿泊も自分のポイントで払えますか? A. 規約上、会員本人が同行する場合や、会員本人が予約・決済を行う形であれば可能なケースが多いですが、本キャンペーンは「会員本人を含む利用」が原則となる可能性が高いです。必ず予約時に確認してください。ただし、レストラン利用などは会員1名につき最大10名分までポイント加算されるルールがあるため、支払いは柔軟に対応される可能性がありますが、リスクを避けるため本人の同行をおすすめします。
Q. 期間中にポイントが失効しそうなのですが? A. ポイントは「最終利用月から2年間」有効ですが、キャンペーン利用日(当日)に有効期限内である必要があります。もし利用日前に失効してしまうポイントがある場合、そのポイントはキャンペーン支払いに充てられません。何らかのアクション(少額利用でポイントを貯める・使う)を起こして、有効期限を延長しておくのが「裏ワザ」です。
Q. ステータス特典(朝食無料やアップグレード)は併用できますか? A. 一般的に、公式サイト経由の予約であれば会員ステータス特典は適用されます。ただし、本キャンペーンが特殊なプラン扱い(アップグレード対象外など)になっている可能性もあるため、プラン詳細をよく読んでください。
【コラム】トラベルライターTAKAの「業界用語」解説
ここでは、さらに旅を楽しむためのちょっとした用語を解説します。
- 「ポイント単価(Point Value)」: 1ポイントが何円の価値で使えたかを示す指標。通常は1円ですが、今回のイベントでは2円以上を目指すのが「ポイ活」の醍醐味です。
- 「コンプ(Comp)」: Complimentary(無料)の略。カジノホテルなどで優良客が無料で泊まることを指しますが、今回の全額ポイント泊も、実質的なコンプ体験と言えるでしょう。
- 「修行」: ホテルの会員ステータスを上げるために、不要不急の宿泊を繰り返すこと。今回のキャンペーンで大量のポイントを使っても、宿泊実績(泊数)としてカウントされるなら、ステータス維持のための「修行」コストをゼロにできる、夢のような施策になります。
ネットの口コミ・評判(要約版)
ネット上では、既に敏感なユーザーたちがざわついているようです。
- 肯定的な意見:
- ついに貯めたポイントを使う時が来たと歓喜する声。(40代男性)
- スイートの還元率が異常で、すぐに予約したとの報告。(30代女性)
- 年始の家族旅行のコストが浮いて助かるとの意見。(50代男性)
- 否定的な意見:
- 予約開始時にサイトが重くて繋がらなかった不満。(30代男性)
- 狙っていた日の対象プランが瞬殺で取れなかった嘆き。(20代女性)
- ポイントが微妙に足りず、参加資格がないことへの落胆。(40代女性)
考察とトラベルライターTAKAの結論
最後に、私なりの視点でこのイベントを総括します。
このキャンペーンは、表向きは「会員への還元」ですが、裏を返せばホテル側にとっての「ポイント負債の解消」という側面も推測されます。企業会計上、未使用ポイントは負債として計上されるため、決算前に吐き出させたいという意図があるのかもしれません。 しかし、そんな裏事情は私たち消費者には関係ありません。重要なのは「ホテル側が身を切ってでもポイントを使わせたい」と考えているタイミングこそ、私たちが最も得をする瞬間であるという事実です。
私の攻略の結論はこうです。 「中途半端に使うな。持てる全てのポイントを一点集中させ、普段絶対に泊まれない最高額の部屋を予約せよ。」
1ポイント1円でコーヒーを飲むのに使ってはいけません。それは日常でできます。この期間だけ現れる「1ポイント2円」の魔法を使って、非日常のスイートルームへの扉を開いてください。それが、トラベルライターとして私が提案できる最高の「旅のハック」です。
それでは、皆さんが素晴らしい新年の旅をお得に楽しめることを願っています。










