清流の国ぎふ News Letter 2024年9月号 ー岐阜県が誇る清流・木曽川を大特集!ー

★木曽川がはぐくむ歴史と文化!散策やレンタルサイクルで巡るおすすめスポット★まもなくやってくる彩の秋!木曽川沿いの自然豊かな紅葉スポット

日本の中央に位置し、天下分け目の戦いの舞台にもなった岐阜県。

豊かな山々や、それを源流とした川を有する「清流の国ぎふ」では、東西交流や自然の恵みがもたらした歴史や文化を今日に至るまで受け継ぎ、訪れる人に癒しと安らぎを与えます。

飛騨高山の古い町並みや白川郷といった主要観光地だけにとどまらない、まだ知られていない「岐阜の旬の魅力」を毎月お届けします。

ぎふニュース / 木曽川特集

木曽川中流域を舞台に、食・アクティビティ・音楽を満喫できるイベント

「日本ライン・KISOGAWA River to Summit 2024」開催!

岐阜県では、木曽川中流域5市町(美濃加茂市、各務原市、可児市、坂祝町、愛知県犬山市)を舞台に、自然や文化・食などを楽しむことができるイベント「日本ライン・KISOGAWA River to Summit 2024」を10月26日(土)、27日(日)に開催します。3回目となる今年は、渡し船が体験できるガストロノミーウォーキングや、木曽川中流域を1周するサイクリングイベントなどを新たに実施します。

日本ライン・KISOGAWAリトリートパーク

木曽川は、岐阜県を流れる木曽三川(ほかに長良川、揖斐川)の一つ。東西全長229キロにわたって流れる中部地方で一番長い河川で、唯一国の名勝に指定されており、中流域には、歴史街道や史跡、魅力的なテーマパークなどが集積しています。

豊かな自然に身を置いて心とカラダをリセットすることができるこの場所を「日本ライン・KISOGAWAリトリートパーク」と呼んでいます。

木曽川の流れと時の流れ!木曽川がはぐくむ歴史と文化

\木曽川が「日本ライン」と呼ばれる背景/

木曽川は、1913年に地理学者の志賀重昂が講演のためこの地域を訪れた際に、雄大な流れと周辺の美しい風景をドイツのライン川に例えたことに由来します。

志賀は、断崖上に城がそびえる風景などがある木曽川中流域を「ラインの風景そのままなり」と絶賛しました。これをきっかけにして響きのいい「ライン」がブランドとして好まれ、この地域が「日本ライン」と呼称されるようになりました。

木曽川と犬山城

\日本初の女優・川上貞奴も愛した名勝木曽川/

日本最初の女優として知られる川上貞奴も木曽川を愛したと言われています。

1933年には木曽川を一望する景勝地に自らの別荘である大邸宅「萬松園」を建てました。萬松園は、海外からの評価も高かった貞奴の感性が注ぎこまれた日本家屋で、その芸術的価値の高さが認められ、2018年8月17日に国の重要文化財に指定されました。

現在は月に数回程度一般向けに見学会が開催されています。(要予約)

【詳細】https://sakura-hills.jp/history/

萬松園

ぎふニュース / 木曽川中流域を巡る

四季折々の自然の美しさがある街道!木曽川中流域の中山道

16の宿場を持つ中山道美濃路は山間を通る道程で、木々や渓谷に四季折々の自然の美しさがある街道で、ウォーキングやランニングにもおすすめな散策スポットが点在しています。

\江戸時代の町並みにタイムスリップ!中山道の宿場町/

◼️鵜沼宿

鵜沼宿は中山道69宿のうち、江戸日本橋を出発してから52番目の宿場町です。建物の整備や景観重要建造物の保存改修、水路の復元などが行われ、江戸時代の宿場町の雰囲気を満喫することができます。当時の建物を修復・復元した町屋や脇本陣は、一般公開されています。

鵜沼宿脇本陣
鵜沼宿浮世絵

◼️太田宿

太田宿は、鵜沼宿の1つ東、江戸から数えて51番目の宿場町で、木曽川筋の中枢として落合宿から鵜沼宿までを統括していました。昔の姿のままに街道を保つ太田宿の中にある中山道会館には、太田宿の歴史文化、江戸時代の宿場や旅の様子を紹介する展示室や飲食コーナー、物産品展示・販売コーナーなどがあり、太田宿や木曽川沿川の散策の立ち寄りに最適です。

太田宿中山道会館

\木曽川の大水により中山道三大難所といわれた太田の渡し/

木曽川中流域には、「木曽のかけはし、太田の渡し、碓氷峠がなくばよい」とうたわれた中山道の三大難所の一つ「太田の渡し」があり、木曽川の大水の際には旅人たちが足止めされたといわれています。

太田の渡し跡(化石林公園)

◼️「太田の渡し跡」、「今渡の渡し場跡」

「太田の渡し」として、木曽川右岸には「太田の渡し跡」、左岸には「今渡の渡し場跡」があり、江戸時代後期に川を渡るための船着場として多くの人が利用したといわれています。現在も、幾多の旅人が踏みしめた石畳が残っており、当時の面影を偲ぶことができます。今渡の渡し場からすぐの、木曽川渡し場遊歩道は、現在地元の団体により整備され、全長600mの竹林による美しい遊歩道になっています。遊歩道沿いでは、歴史的遺跡や素晴らしい景色を楽しめます。

かぐや姫の散歩道

まだ知らない地域の魅力を再発見!シェアサイクルで巡る木曽川

CHARI-KAMOとは?

美濃加茂市とその周辺を巡るのに便利な電動アシスト付き自転車のシェアサービスです。JR美濃太田駅南口、ぎふ清流里山公園入門ゲート前、リバーポートパーク美濃加茂、太田宿中山道会館にポートがあります。

【詳細】https://charikamo.com/

\レンタルサイクルで巡るおすすめスポット/

◼️日本ラインロマンチック街道

【詳細】https://www.town.sakahogi.gifu.jp/sightseeing/sightseeing02/

◼️リバーポートパーク美濃加茂

【詳細】https://rppm.jp/

ぎふニュース /木曽川沿川のおすすめスポット

秋バラやケイトウ、ヒガンバナはこれからが見頃!ぎふワールドローズガーデン

◼️岐阜県が誇る世界最大級のバラ園

約80.7haの広大な敷地に、バラの原種から国内外の最新品種まで約6,000品種、20,000株の品種が植栽された世界最大級のバラ園のほか、季節ごとの大規模ガーデンや、地上45mの高さから園内を一望できる「花のタワー」など、花に囲まれた癒しの空間を体感できます。気温がゆっくりと下がり、1年のうち最も色鮮やかで香り豊かなバラを鑑賞できる秋の時期には、「秋のローズフェスティバル」として、バラの専門家によるトークやガイドツアーなどのイベントが催されます。(開催期間:2024年10月19日~2024年11月10日)

【住所】岐阜県可児市瀬田1584-1

【詳細】 https://gifu-wrg.jp/

ぎふニュース /木曽川沿いの紅葉スポット

これから見頃を迎える岐阜県の紅葉 秋の絶景を満喫!木曽川沿いの紅葉スポット

山や木々が鮮やかに色づき、自然の美しさをより実感する秋。自然豊かな岐阜県では、9月下旬~11月下旬の長期間に渡り紅葉を楽しむことができます。今回は、木曽川沿いの紅葉スポットをご紹介します。

\大パノラマの絶景/めい想の森

木曽川国定公園内に位置し、周辺には日本一の高さを誇るブリッジバンジー「岐阜バンジー」や杉原千畝記念館などがあります。園内では、大パノラマに包まれながら、四季を通じて豊かな自然を楽しむことができ、特に秋が深まる10月下旬から11月中旬ごろに見頃を迎えるメタセコイアともみじの紅葉は絶景です。

【住所】岐阜県加茂郡八百津町八百津444-3

【詳細】 https://kankou.yaotsu.jp/topimg/%E3%82%81%E3%81%84%E6%83%B3%E3%81%AE%E6%A3%AE

\秋を彩る黄金のトンネル/学びの森プロムナード

各務原市にある旧岐阜大学跡地を整備した公園「学びの森」南側に、およそ300mに渡って続く「学びの森プロムナード」では、毎年11月下旬ごろ、植えられた約70本のイチョウが一斉に黄葉し、訪れる人々を魅了します。

【住所】岐阜県各務原市那加雲雀町10-1

【詳細】 https://kakamigahara-kankou.jp/tourism/164

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