- 2024-11-25
- ホテル プレスニュース
2025年に注目のキンプトンの料理とカクテルトレンド予測
キンプトン ホテルズ&レストランツは、2025年における料理とカクテルのトレンドを発表しました。これには、持続可能な食材の利用が進化し、新たなシーズニングの技術やフレーバーの革新が組み込まれることが強調されています。また、植物ベースのメニューや、地域の伝統料理を取り入れた新たなスタイルの提案も注目されるようです。カクテルに関しては、手作りのリキュールや地元の食材を用いたユニークな飲み物が期待されており、ゲストの参加型体験を重視したスタイルが浸透していくと予測されています。
この記事の要約
- キンプトンの2025年料理トレンドは持続可能性を強調。
- 植物ベースのメニューや地域伝統料理が注目。
- カクテルではユニークな手作り飲料が期待される。
IHGホテルズ&リゾーツ(本社:英国、日本:東京都港区、国内運営会社:IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社、代表: IHGホテルズ&リゾーツ 日本&マイクロネシア マネージングディレクター 兼IHG・ANA・ホテルズグループジャパン合同会社 CEO アビジェイ・サンディリア、以下IHG)のラグジュアリー&ライフスタイルホテル、キンプトン ホテルズ&レストランツは、「料理とカクテルのトレンド予測(英語)」を発表いたしました。世界中のキンプトンのレストランやバーで活躍するエキスパート達が、ソルテッド エッグ ヨークやチリクランチのフュージョンから、キノコ入り紅茶やフリーズドライフルーツパウダーのガーニッシュまで、2025年にテーブルを彩る注目の食材やメニュー、テクニックをご紹介します。
IHGホテル&リゾーツのレストラン、バー + イベント、ラグジュアリー&ライフスタイルアメリカ、ヴァイスプレジデントのスコット・ジンガリッチは、「キンプトンの料飲のエキスパート達は、キッチンやバーの裏側で何がトレンドになるのかや、その中心となる食材を把握しながら、革新的で思い出に残る体験を提供しています」と述べ、「私たちは空間の雰囲気や料理の一皿に至るまで、ゲストにインスピレーションを与える広がりのある体験を通し、業界の新しいスタンダードを確立します。レストランやバーに足を踏み入れるすべての人にとって、真に素晴らしい瞬間を創造しています」とコメントしています。
ゲストは、世界中のキンプトンレストランやバーで、こうしたトレンドの数々を体験できます。
■キンプトンホテルズ&レストランツの2025年の料理とカクテルトレンドについてご紹介します:
2025年の料理トレンド
1. 注目の食材
・タヒニの新しいアプローチ
ブラックタヒニが注目され、その濃厚で香ばしい風味がメニューに取り入れられます。ブラックタヒニヌードルやアイスクリーム、タヒニラテ、さらにはカクテルの材料としても登場します。
・チリクランチのフュージョン
シェフたちは、フェンネルシード、ペッパーコーン、オレガノ、マルコナアーモンドなどの食材をブレンドし、チリクランチの新しいフュージョンを生み出します。チリクランチのルーツと世界のフレーバーを組み合わせ、クルドやタコなどのシーフード料理だけでなく、ピザのトッピングにも最適なイタリアンスタイルなどのバリエーションが登場するでしょう。
・ブラックライムにツイストを
新鮮なライムを塩水でふやかし、天日干しして作られるこの万能ライムは、深い甘みと酸味のユニークな組み合わせが特徴です。スライス、丸ごと、またはすりおろしてスープやシチューなどの料理に入れたり、ピリッとした後味の調味料に入れても楽しむことができます。
2. ソルテッド エッグ ヨークがショーの主役に
何世紀にもわたって伝統的な中華料理の定番として親しまれてきたソルテッド エッグ ヨークがトレンドに。クリーミーなパスタやシーザーサラダのトッピングなどに最適で、キンプトン新宿東京の「ディストリクト ブラッスリー・バー・ラウンジ」やキンプトン ホテル モナコ ソルト レイク シティの「バンバラ」などのメニューに登場します。
3. 進化するスナッキング
クリエイティブなセンスとグローバルな旋風がスナッキングを再定義し、タパスとシェアボードは新たな方向へと進化します。ロサンゼルスのキンプトン ラ ピア ホテルの「レディーホーク」やマイアミのキンプトン エピック ホテルの「エリア31」で提供されている中東風のメゼプラッター、キンプトン マーライ バンコクの牡蠣の天ぷら、新鮮な赤海老のタルタル、炙りフォアグラのようなシーフードに焦点を当てたメニューや、ヴィーガンチーズボードなどが注目されます。
4. ソウル(Seoul)を癒すメニュー
三代目のシェフが自分たちの文化的ルーツに新しいテクニックを取り入れるにつれ、韓国料理はキムチエッグベネディクトのような温かさと親しみやすさが融合した料理で、アメリカのコンフォートフードに定着していくでしょう。
5. お皿の上の東南アジア
東南アジア、特にフィリピン料理、ビルマ料理、インドネシア料理の食材や風味は、朝食の基本から伝統的なパスタ料理、コーヒー文化に至るまで、全米のメニューにインスピレーションを与えることでしょう。
6. 油選びはスマートに
消費者の関心は、油の個々の品質と使い方に向けられています。シェフや家庭料理人は、それぞれの料理の個性を引き出すために、トーストしたゴマ油、ココナッツ油、アボカド油など、調理用、サラダ用、仕上げ用の油のダイナミックな風味をさらに探求していくでしょう。
2025年のカクテル/ビバレッジトレンド
1. 注目の素材
・スーパージュース
アシッドコレクション(酸味補正)は、バーテンダーが地元では入手できない風味を持続的に模倣することを可能にする技術です。例えば、カリブ海のロアタンでは地元の柑橘類をアシッドコレクションし、カクテルのレモンの代わりに使用します。
・ビーガンの澄まし乳と発酵乳
バーボン、シナモン、ナツメグを加えたアーモンドミルクベースのカクテルから、テキーラとアマレットを加えたココナッツミルクまで、清澄化した非乳製品ミルクは、飲料に独特のクリーミーなテクスチャーをもたらします。ケフィアや山羊乳のような発酵乳に澄ましライムを加えれば、塩味、酸味、うま味の唯一無二の組み合わせが際立ちます。
・フリーズドライフルーツ&野菜パウダー
果物や野菜をフリーズドライにすることで、ドリンクの風味と食感が向上します。この廃棄物ゼロの調理技術により、シェフやバーテンダーは余った食材を創造的に再利用し、新たな命を吹き込むことができるでしょう。キンプトン カーディナル ホテル内にある「ザ キャサリン ブラッスリー&バー」のストロベリー ノー ガリータは、ストロベリー パウダーとフレーク ソルト リムを仕上げに使っています。
2. 変幻自在のテクニック
バーテンダーたちは、カクテルの基礎を再定義する試みを行っています。例えば、下ごしらえと盛り付けにスーヴィッド(真空調理)の技法を使用したり、炭酸を強制的に注入して発泡感を加えたり、柑橘類を澄んだ状態にして風味を高めるといった手法が含まれます。これらの技法を活用することで、キンプトン キタライ サムイで提供されている自家製のスパークリングココナッツウォーターや塩漬け梅シロップのような新しい組み合わせが可能になります。
3. クラシックの再構築:2025年にカクテルメニューを席巻する上位4つのドリンク
・クラシック マティーニ
マティーニは、発酵ピクルス、わさび、バニラ、アマレット、シナモンなどの季節の食材を使って進化し続けます。キンプトン シャーロット スクエア ホテルのサッセナッハ スピリッツを使ったサッシー マルティネスのように、クラシックなカクテルをフレッシュにアレンジするでしょう。
・みどりサワー
甘さ控えめの日本のメロン酒が、甘くてピリッとしたパンチのあるエレガントなカクテルでカムバックします。
・ハイボールのバリエーション
2025年には、最小限の高品質な材料を使ったシンプルなカクテルが主流になるでしょう。なかでもハイボールは、ジャパニーズウイスキー、テキーラ、ジンなどのバリエーションがあり、注目度が上がります。
・カラヒージョ
エスプレッソとLicor43を使ったラテンアメリカ風のドリンクで、夜の締めくくり、あるいは夜の始まりにぴったりです。
4. スパイス フルーツ レザーのガーニッシュ(添え物)
マンゴー、ストロベリー、アプリコット、ピーチ、プラムを唐辛子やハバネロと混ぜて作るスパイス フルーツ レザーは、ペアリングするスピリッツのフレーバーを引き立てる美しいガーニッシュであると同時に、余ったフルーツや熟しすぎたフルーツをサステナブルな方法で使うことができるアイテムです。
5. 機能的な紅茶とコーヒー
アシュワガンダ、霊芝(れいし)、ダミアナなどのキノコが栄養価を高めるためにコーヒーやアダプトゲンに使われたり、食後のハーブティーやエネルギー補給のための緑茶のようなお茶に使われるなど、お茶やコーヒーの機能的な使い方が注目されるでしょう。
6. ゼロに乾杯:ノンアルコール文化を楽しむ
ドリンクの本来の魅力やスピリットを保ちながら、ノンアルコール文化へのこだわりを反映させたカクテルメニューが登場します。たとえば、キンプトン マーゴット シドニーの「ウィルモット バー」と「ルークスキッチン」のアルペノ サワーなど、植物やハーブ、根などのノンアルコール蒸留成分を使った、洗練されたドリンクが特徴です。これにより、加工品ではなく自然の風味を活かしたカクテルが楽しめます。
2025年ダイニングトレンド
1. ニュースタルジア(ニューとノスタルジアの組み合わさった造語)の魅力
シェフやミクソロジストたちは、クラシックな料理に遊び心を加えたアプローチで「ニュースタルジア」を取り入れます。たとえば、コーンドッグのようなコンフォートフードに、ロブスター、トリュフ、キャビアなどの高級トッピングを組み合わせたり、ドリンクに添えられた食べるおもちゃのガーニッシュといった、子ども時代を思い起こさせるビジュアルが特徴です。レストランやバーのチームは、これまでにない形でレトロの魅力を再解釈することでしょう。
2. サウンドイマーシブ体験
専門家たちは、食事体験を新たな形で向上させるため、音や聴覚の没入感を取り入れる試みがさらに注目されると予測しています。ブランチには陽気で軽快な音楽、ディナーではゆったりとした曲で長居を促し、冬には暖かさを感じさせる音楽など、選りすぐりのプレイリストが食事の雰囲気を引き立てます。これらのトレンドにインスパイアされたプレイリストもぜひチェックしてみてください。
キンプトンの料理&カクテルトレンド(Kimpton Culinary + Cocktail Trends):
お馴染みの曲と珍しい曲を融合させた臨場感あふれるサウンドスケープが、ダイニングエクスペリエンスを高め、充実させます。
力強く、ダイナミックで活気あふれるトーンが特徴。多層的でグローバルな要素を取り入れたインストゥルメンタルが魅力です。
ソルティーで甘くエネルギッシュな雰囲気がギターのメロディーを通し、多ジャンルで楽しめます。
レトロなソウルやファンクに現代的なひねりを加えたスタイル。モダンさとクリエイティブなエッジが際立ちます。
キンプトン新宿東京にてトレンドを体現するカクテル&お食事を提供中
日本では2020年のブランド初上陸から5周年を迎える「キンプトン新宿東京」で、トレンドを体現した様々なカクテルとお食事をご提供しております。
<クラシックの再構築:進化するマティーニ>
マティーニ3種 各1,800円(税込み サービス料別)
提供期間:2024年12月1日(日)~
提供場所:ザ・ジョーンズ カフェ&バー
ベリー マティーニ
アブソリュートにクランベリージュースやストロベリーシロップを合わせた、甘くフルーティーな味わい。トッピングはフローズンブルーベリーとストロベリーソース。
スイート ナッツ マティーニ
アブソリュートにチェスナッツシロップとエスプレッソ、ソフトクリームを合わせた冬らしいカクテル。炙りマシュマロのトッピングが香ばしさを引き立てます。
ほうじ茶マティーニ
ウォッカにほうじ茶、ホワイトチョコシロップ、ミルクを合わせたやさしい味わいの一杯。ほうじ茶の香ばしさは海外からのゲストにも好評で、エスプレッソが苦手な方にもおすすめです。トッピングはホワイトチョコレート。
<ソルテッド エッグ ヨーク>
ソルテッド エッグ ヨーク 500 円(税込み サービス料別)
提供期間:2025年2月1日(土)~
提供場所:ディストリクト ブラッスリー・バー・ラウンジ
ハーブを混ぜた塩で漬け込んだ卵黄を乾燥させた一品です。濃厚なコクとしっかりとした塩味が特徴で、シーザーサラダのトッピングとしてゲストの前ですりおろしてご提供します。
その他、キンプトンのカリナリー カクテル トレンドの画像はこちらから、インフォグラフィックはこちらからご覧いただけます。その他のトレンド予測はこちらからご覧いただけます。
キンプトンホテルズ&レストランツについて:
サンフランシスコにベースを置く、キンプトンホテルズ&レストランツは、1981年にアメリカで誕生した、ユニークで特徴的なデザインがコンセプトのラグジュアリーライフスタイルホテルのパイオニアです。サンフランシスコ生まれのこのブランドは、唯一無二の体験を軸に、現在では75軒以上のホテルと100軒以上のレストラン、バー、ラウンジを、都市部、リゾート地、そして新進気鋭のマーケットで世界的に展開しています。刺激的なデザインから、心を満たす先進的な味わいまで、キンプトンの空間と体験の中心はゲストにあります。細部に至るまで考え抜かれたキュレーションと芸術的なサービスを提供することで、ゲストの体験が台本にとらわれず、インスピレーションに満ちた有意義なものになるよう心がけています。詳細はwww.kimptonhotels.comをご覧ください。
IHGホテルズ&リゾーツ / IHG・ANA・ホテルズグループジャパンについて:
IHG ホテルズ&リゾーツ[LON:IHG, NYSE:IHG (ADRs)]は、True Hospitality for Goodを提供するグローバルホスピタリティーカンパニーです。下記の19ホテルブランドを展開し、世界100ヶ国以上に6,500軒超のホテルを有し、2,000軒超のホテルを開発中です。また、IHGワンリワーズは、世界最大級のロイヤリティプログラムで、様々な特典をお楽しみいただいています。
• ラグジュアリー&ライフスタイル: シックスセンシズ ホテルズ リゾーツ スパ, リージェント ホテルズ&リゾーツ, インターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツ, ヴィニェット コレクション, キンプトン ホテルズ&レストランツ, ホテルインディゴ
• プレミアム: voco, HUALUXE ホテルズ&リゾーツ, クラウンプラザ ホテルズ&リゾーツ, EVEN ホテルズ
• エッセンシャルズ: ホリデイ・イン ホテルズ&リゾーツ, ホリデイ・イン エクスプレス, ガーナー, avid ホテルズ
• スイーツ: Atwell スイーツ, ステイブリッジ スイーツ, ホリデイ・イン クラブバケーションズ, キャンドルウッド スイーツ
• エクスクルーシブパートナーズ: イベロスター ビーチフロント リゾーツ
InterContinental Hotels Group PLCは、グループの持株会社で、英国に設立、英国およびウェールズで登録されています。世界中のIHGの ホテルとコーポレートオフィスには、約375,000人の従業員がおり、日々世界中のお客様をお迎えしています。 ※2024年6月30日現在
日本国内では、2006年12月にANAとのジョイントベンチャー会社であるIHG・ANA・ホテルズグループジャパンを設立し、ANAとの共同ブランドを含む8ブランド(インターコンチネンタル、シックスセンシズ、キンプトン、クラウンプラザ、ホリデイ・インおよびホリデイ・イン リゾート、ホリデイ・イン エクスプレス、ホテルインディゴ、voco)、47ホテル、約14,000室を展開しています。今後は大阪市内の3つのガーナーホテル(2024年)、ホテルインディゴ長崎グラバーストリート(2024年)、ANAホリデイ・インリゾート軽井沢(2025年)、ホリデイ・イン京都五条(2025年)、インターコンチネンタル札幌(2025年)、高知、知立、浜松に3軒のANAクラウンプラザホテル(2026年)、リージェント京都(2027年)、voco広島(2027年)などの15ホテルの開業を予定しています。また2025年には、日本初の「ヴィニェット コレクション」ブランドを冠するリーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクションが誕生します(現在ブランド移行中)。IHGホテルズ&リゾーツは日本においても拡大を続け、さらなる旅の選択肢をお届けしてまいります。 ※2024年8月31日現在
IHGグローバルサイト: https://www.ihg.com/hotels/gb/en/reservation
IHGニュースルームサイト: https://www.ihgplc.com/en/
IHGワンリワーズアプリ: https://apps.apple.com/us/app/ihg-hotel-deals-rewards/id368217298
IHGワンリワーズアプリ: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ihg.apps.android
LinkedIn: https://www.linkedin.com/company/ihghotels&resorts/
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン公式サイト: https://www.ihg.com/japanhotels
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