中国インバウンド市場の2025年最新動向を発表

2025年に向けた中国インバウンド市場の最新動向とは

2025年に向けて、中国のインバウンド市場は急速に成長しており、観光業界全体に大きな影響を与える見込みです。最新のデータによると、訪日中国人観光客の増加に対する期待が高まり、多様なニーズに応えるためのサービス向上が求められています。特に、デジタルエコノミーを活用した新しい旅行スタイルが注目されており、SNSやオンラインプラットフォームを通じた情報発信が重要な役割を果たしています。また、エコツーリズムや文化体験型旅行のニーズも高まっており、地域経済の活性化に寄与すると考えられています。

この記事の要約

  • 中国のインバウンド市場が2025年に急成長すると予測
  • デジタルエコノミーを活用した旅行スタイルが注目
  • エコツーリズムや文化体験型旅行のニーズも増加中
春節期間の日本旅行に関する調査

中国・台湾などの海外プロモーション・インバウンド支援を行うインタセクト・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:譚 玉峰、以下 インタセクト)は、中国からのインバウンド観光が回復する中、中国の旧正月にあたる「春節」を前に、春節期間中(2025年1月28日~2月4日)の日本旅行に関する最新動向を探るべく、中国在住の方を対象に「2025年 春節期間の日本旅行に関する調査」を実施しました。本ニュースリリースでは、本調査の結果発表の第二弾として、実際に2025年の春節期間中に日本旅行を計画している中国在住者(1,013人)の日本旅行中の動向について、発表いたします。

<本調査結果のサマリー>

2025年の春節期間、中国在住者の日本旅行の主な目的1位は「グルメ」!
 季節柄、「温泉」や「冬景色鑑賞」など“冬”をテーマにした目的も多数

日本旅行の予算(航空券、宿泊費を除く)は、「約21万円〜42万円」の間が最も多く、

 低予算旅行(約10万円以下)は少数派

日本旅行中の買い物、「自分用」は化粧品、「家族や友人へのおみやげ」はお菓子類が人気

日本旅行での支払い時、もはや現金派は少数でキャッシュレスが約8割と主流に

観光客の受け入れ体制として、飲食店のメニュー、ホームページや各種案内表示などの中国語対応を望む声が大多数

日本旅行の思い出の残し方、デジタル化が中心!

 全体のおよそ4分の3の回答者が選んだ「撮影した写真でアルバムやショートムービーを作る」が1位に

<回答者の属性について>

本調査は、テンセント社が提供するメッセンジャーアプリ「WeChat」上のアンケート機能を使用し、中国在住の方(有効サンプル数:6,383人)を対象に、2024年12月6日~12月13日に実施しました。

今回、調査に回答したのは、成都市、広州市、深セン市、上海市、杭州市、北京市、蘇州市、南京市、天津市、重慶市の計10都市に在住の6,383人(男性:2,700名、女性:3,683名)です。年齢層の内訳は、18歳未満が61人、18~24歳が1,764人、25~30歳が2,017人、31~40歳が1,716人、41~50歳が597人、51~60歳が159人、61歳以上が69人となっています。

本ニュースリリースでは、本調査の回答者の中から、2025年の春節期間中に「日本」を訪問予定と回答した1,013人を対象にした調査の結果を発表いたします。

<調査結果の詳細>

■「日本旅行の主な目的は何ですか」(回答者数:春節期間中に「日本」を訪問予定と回答した1,013人 ※以下の設問は同様、複数回答3つまで)

日本旅行の主な目的は何ですか

2025年の春節期間における日本旅行の主な目的として最も多い回答は「グルメ」で、全体のおよそ 3分の 2にあたる65.9%(668人)でした。春節期間中の訪問先として人気の高い北海道※は、毛蟹や牡蠣など人気の海産物が旬の時期であり、グルメを目的とした訪日観光客が多いことがうかがえます。

2番目に多い回答は「温泉」で55.6%(563人)、また「冬景色鑑賞(雪景色、氷瀑、流氷など)」(41.5%、420人)が3位、「ウィンタースポーツ(スキー、スノーボードなど)」(21.6%、219人)が5位となり、シーズナルの目的が上位に入りました。また、“定番”の「ショッピング」(39.7%、402人)は4位にランクインしています。

※2025年の春節期間中の日本旅行で人気の都道府県については、当社ニュースリリース「インタセクト、『2025年 春節期間の日本旅行に関する調査』を実施」(2025年1月17日発表)をご参照ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000032118.html

■「日本旅行のご予算はいくらですか(航空券、宿泊費を除く)」(回答者数:1,013人、単一回答)※1元=21円換算

春節期間の日本旅行の予算として、最も多い回答は10,001元〜20,000元(約21万円〜42万円)で、4割を超える41.6%(421人)でした。次に多かった回答は5,001元〜10,000元(約10.5万円〜21万円)で28.0%(284人)、3番目に多かった回答は20,001元以上(約42万円以上)で20.4%(207人)と、10,001元以上は全体の6割以上(62.0%、648人)となりました。また、比較的低予算での旅行を予定している人(5,000元以下=約10.5万円以下)は10.0%     
(101人)でした。

日本旅行のご予算はいくらですか(航空券、宿泊費を除く)

■「日本に旅行する際、①自分のために、②家族や親戚、友人などへのおみやげとして、それぞれどんな商品を購入したいですか」(回答者数:1,013人、複数回答3つまで)

日本で購入したい商品について、「①自分のため」と「②家族や友人へのおみやげ」では、それぞれ異なる結果となりました。「①自分のため」の1位は「化粧品」(50.0%、506人)でしたが、「②家族や友人へのおみやげ」では「化粧品」は3位(36.4%、369人)でした。一方、「②家族や友人へのおみやげ」の1位は「お菓子類」(46.2%、468人)でした。「食品」はともに2位にランクインし、「①自分のため」が46.7%(473人)、「②家族や友人へのおみやげ」が38.6%(391人)でした。

日本に旅行する際、①自分のために、②家族や親戚、友人などへのおみやげとして、それぞれどんな商品を購入したいですか

■「日本で支払いを行う場合、どのような方法を優先しますか」(回答者数:1,013人、単一回答)

決済手段について、やはり最も多くの中国在住者に支持されたのは、中国での普及率が高い「WeChat Pay(ウィチャットペイ)、Alipay(アリペイ)などの電子決済」で、55.4%(561人)が「優先する」と回答しました。2位は「クレジットカード」で24.1%(244人)で、「現金」と回答した人は17.4%(176人)にとどまりました。回答者全体の約8割が、現金ではないキャッシュレスを決済手段として「優先する」と回答しました。

日本で支払いを行う場合、どのような方法を優先しますか

■「日本に旅行する際、受入体制で整備してほしいことを教えてください」(回答者数:1,013人、複数回答3つまで)

受入体制の整備については、中国語対応に関する内容が上位を占め、1位は「飲食店の中国語表示(メニューなど)」で57.2%(579人)、2位は「ホームページや各種案内表示の中国語対応」が入り、56.5%(572人)でした。また、5位に「宿泊施設の中国語対応」(31.5%、319人)、6位に「交通手段の中国語対応」(31.3%、317人)がランクインしています。とくに、「グルメ」を主な目的に来日している観光客にとっては、1位の「飲食店の中国語表示(メニューなど)」は重要なポイントだといえるでしょう。

また、日本旅行中の決済手段として、キャッシュレスが主流になる中で、整備してほしいことの3位には「キャッシュレス決済」(52.7%、534人)があがりました。

日本に旅行する際、受入体制で整備してほしいことを教えてください

■「日本旅行の思い出をどのように残す予定ですか」(回答者数:1,013人、複数回答)

どのように思い出を残すか尋ねたところ、手段は異なりますが、全体としてデジタル化で思い出を残すという回答が多くみられました。最も多い回答は「撮影した写真でアルバムやショートムービーを作る」で、全体のおよそ4分の3にあたる74.8%(758人)でした。次に多い回答は「SNSを活用してシェアする」で69.8%(707人)、また5位に「写真共有アプリやクラウドサービスの活用」(22.5%、228人)、6位に「旅ブログを発信する」(22.0%、223人)という結果となりました。アナログな方法では、3位の「お土産を購入する」が約6割(59.8%、606人)と上位に入りました。

下川 雅博

■当社 担当者による解説

海外広告推進グループ 訪日プロモーション企画室 室長代理
大阪支社 支社長代理 下川 雅博

今回の調査では、春節期間における日本旅行の主な目的の1位が「グルメ」となり、中国在住の方の「日本の食」への関心が高いことが明らかになりました。一方、旅行時の受入体制で整備してほしいことも、“食”に関わる「飲食店の中国語表示」が1位となりました。飲食店そのものが旅行の目的になりうるため、メニュー表示等の中国語対応は、インバウンド集客の大きなポイントになるといえるでしょう。

また、今回の調査で象徴的だったのは、「決済手段」ではキャッシュレス化が、「旅行の思い出の残し方」ではデジタル化がかなり進んでいるということです。約8割の人が支払い時にキャッシュレスを「優先する」と回答し、また、思い出の残し方として「撮影した写真でアルバムやショートムービーを作る」や「SNSを活用してシェアする」などが上位を占め、かつてのオフライン、アナログ、現金主義で旅行を楽しむスタイルが大きく様変わりしていることがわかりました。

■本調査の一部及び全文引用・転載等について

・公序良俗に反する掲載方法、媒体ではないことを前提とし、当社への事前・事後の許諾なしで自由に行っていただいて構いません。

・報道機関様以外に、同業他社様のセミナー・サービス紹介資料などへの引用も可能です。

・引用・転載いただく際は、「出典/インタセクト・コミュニケーションズ㈱」または類似の記載にて出所の明示をお願いいたします。

・公表内容をもとにしたグラフの再作成なども自由ですが、引用の仕方により実際と異なる結果に誤認されるような表現とならないようご留意ください。

・報道機関様向けに担当者のコメント、取材対応なども可能です。

・その他ご要望などは、文末のお問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。

■会社概要

商号   :インタセクト・コミュニケーションズ株式会社

代表者  :代表取締役社長 譚玉峰

所在地  :〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3丁目1番地 B・Mビル2F

設立   :2000年11月

事業内容 :中国本土・台湾を主軸とした海外プロモーション・インバウンド(訪日誘客)支援、

中国向け越境EC、アフィリエイト運用代行、アフィリエイトサイトパトロール、

システム開発など

資本金  :9,856万円

URL    :https://www.intasect.com/

2000年に設立した日本国内及び中国・台湾を主体とした海外プロモーション・システム開発企業で、以下のとおり、幅広い事業を展開しています。

日本および海外両方に対応しているQR決済ソリューション「IntaPay」及びSIサービス・ERP事業。

日本向けでは、アフィリエイト広告運用及びサイトパトロール、POS連携したCRM分析やBIツール、BPM、電子契約、無人AI店舗、モバイルオーダー「eateat」。

海外向けとしては、訪日誘客施策・旅ナカ回遊促進、百度広告やSNS、在日・海外インフルエンサーなどの海外デジタル広告、WeChatミニプログラム開発、海外販路拡大。

また、制作領域として、多言語WEB/動画/ポスター/説明POP制作、添削・共有・指示ツールの「Passton」、ライブ配信等、国内外においてDX技術を用いた幅広い事業を展開中です。

2025年現在、国内・中国本土あわせ10拠点以上、グループ全体の従業員数は約1,000名となっています。

【本件およびメディア掲載についてのお問い合わせ先】

インタセクト・コミュニケーションズ株式会社 東京本社 海外広告推進グループ
電話:03-3233-3527 (営業時間:平日9:00~18:00)
お問い合わせ:https://www.intasect.com/contact/

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