- 2025-5-12
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塩原温泉「ホテルおおるり」はひどいという評判の真相を旅行のプロが徹底調査
目次
皆さん、こんにちは。旅行系WEBメディア「HOTTEL」の旅行記者TAKAです。今回は「ホテルおおるりはひどい」というインターネット上の評判について、できるだけ多くの口コミや評価を参考にして徹底調査しました。この記事では、実際の利用者の声をもとに、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。温泉旅行を検討されている方の参考になれば幸いです。
ホテルおおるりの基本情報
栃木県那須塩原市塩原に位置する「塩原温泉ホテルおおるり」は、格安温泉ホテルチェーン「おおるりグループ」の一つです。東北道西那須野塩原ICから約40分、塩原門バスターミナルから徒歩5分の場所にあります。103室の客室を有し、バイキング形式の食事と源泉かけ流しの温泉を売りにしたホテルです。
「ホテルおおるり」は本館と別館に分かれており、料金設定は比較的リーズナブルで、素泊まりプランは5,450円程度から、人気のバイキング付きプランでも6,000円程度からと、旅館・ホテル業界では低価格帯に位置しています。
なぜ「ひどい」と言われるのか?評判の実態
インターネット上では「ひどい」「やばい」という評判も散見されますが、実際のところはどうなのでしょうか。さまざまな口コミを分析すると、主に以下の3点が指摘されているようです。
デメリット1:施設の老朽化と清潔感の問題
最も多い指摘は施設の古さと清潔感に関するものです。「部屋にカビ臭い匂いがする」「エレベーターホールに不快な匂いがする」という声が複数あります。また、「風呂の足拭きマットが衛生的に不安」「脱衣所の床がヌルヌルしている」といった具体的な指摘も見られます。
2025年5月の利用者からは「椅子や部屋の座面が汚くて不快だった」「食堂の椅子の座面に何かをこぼした跡がシミになったまま」という細かい指摘もありました。これらの点は、価格帯を考慮しても改善の余地があるポイントと言えるでしょう。
露天風呂に関しても「屋上の露天風呂の清掃がなっていない」「浴槽内の岩にヌメリやわかめのような緑色のものがついている」といった声があり、これが「ひどい」という評価につながっている可能性があります。
デメリット2:食事の内容と提供方法
食事については二極化した意見が見られます。「バイキングといっても遠足のお弁当レベルのものが数品並んでいるだけ」「人気のあるものはすぐになくなり、補充されない」という厳しい評価がある一方で、「この価格なら十分」という意見も多いです。
特に指摘が多かったのは夕食と朝食の時間設定です。「夕方5時に夕食。朝7時に朝食。早い」という声があり、旅行でゆっくりしたい方には不便に感じられるようです。また、「夕食は17時半開始で19時閉店と早い」という指摘もありました。
デメリット3:接客・サービス面の不満
接客面では「駐車場の案内看板もなく、接客態度も悪い」「チェックイン時に忘れられていた」といった不満の声があります。また、「食事中にお客様がグラスを割った際に、スタッフが気づかず、お客様自身が拾っていた」という具体的なエピソードも報告されています。
おおるりの最大の欠点は、このような接客・サービス面での一貫性のなさかもしれません。同じホテルでも「フロントの方がとても親切」という評価と「接客態度も悪い」という正反対の評価が混在しています。
実は良い点も多い!ホテルおおるりのメリット
一方で、「ホテルおおるり」には多くの良い点・メリットもあります。価格を考慮すると、特に以下の点は大きな魅力と言えるでしょう。
メリット1:源泉かけ流しの温泉は高評価
「ホテルおおるり」の最大の魅力は、やはり温泉です。多くの口コミで「温泉は良かった」「源泉かけ流しの温泉は良かったですが」と、施設や食事への不満を述べる中でも温泉だけは高く評価されています。
泉質は塩化物炭酸水素塩で、pH7.3のアルカリ性。「美人の湯」と呼ばれ、古い角質を取る美肌効果があるとされています。切り傷・火傷・慢性皮膚病(アトピー性皮膚炎など)にも効能があるようです。
特に、大浴場は3種類(「大浴場」「紅葉の湯」「露天岩風呂」)あり、24時間入浴可能という点は大きなメリットです。さらに、「七福神の湯」と呼ばれる7つの貸切風呂と、新しく追加された2つの天空露天風呂があり、温泉好きにはたまらない環境と言えるでしょう。
メリット2:圧倒的なコストパフォーマンス
「ホテルおおるり」の最大のおすすめポイントは、そのコストパフォーマンスの高さです。「この価格でこの部屋に泊まれるの?って思いました」「料金が安いのに食事は頑張っていると思います」といった評価も目立ちます。
特に、格安プランでも「夕食時アルコール飲み放題」が付いている点は魅力的です。ある利用者は「飲み放題はビールもアサヒ生ビール、日本酒も小山市の雄東と美味しくいただきました」と述べています。このような充実したサービスが6,000円程度から利用できるというのは、温泉旅館業界では類を見ない価格設定と言えるでしょう。
また、スキー客には「ハンターのチケットが1000円引きで購入できる」「スキーの後に無料で温泉に入れる」といった特典もあるようです。
メリット3:アットホームな雰囲気とスタッフの対応
接客についても「コスパは最高なのでまた利用します」「フロントの対応がアットホームでとても良い気分にさせていただきました」「いつもありがとうございます、皆さんの優しい気持ちに癒されます」といったポジティブな声も少なくありません。
特に2025年4月末の利用者からは「フロント係さんの笑顔が素敵で素晴らしい応対だと思いました」という高評価が寄せられています。
どんな人におすすめ?どんな人には向かない?
これまでの分析を踏まえて、「ホテルおおるり」がどのような方に向いているか、また向いていないかをまとめてみましょう。
おすすめしたい人
1. 温泉を最重視する方 源泉かけ流しの温泉が24時間楽しめ、さらに貸切風呂も利用できるという点は、温泉好きにとって大きな魅力です。「温泉がいくつかあるらしいのですが、案内が今一つのような」という声もありますが、逆に言えば様々なタイプの温泉を楽しめるということでもあります。
2. コストパフォーマンスを重視する方 「とにかく安く温泉を楽しみたい」という方には最適なホテルと言えるでしょう。「値段が安いので、食事の内容については特にありません」という声にあるように、サービスや設備に多少の不満があっても、価格の安さで十分カバーできると考える方におすすめです。
3. 一人旅や気軽な旅行を楽しみたい方 「気軽で気ままな1人旅」というプランもあり、一人での利用も多いようです。「1人なのに貸切露天風呂にも入れて、まったりしました」といった声もあり、気軽な一人旅にも適しているようです。
おすすめできない人
1. 清潔感を何より重視する方 「清潔感が欲しい」「建物は古いのは問題にはしませんが、清潔感はいかようにも対処できるのでは」といった意見があるように、清潔感に敏感な方には向かないかもしれません。
2. 高級感や洗練されたサービスを求める方 「安かろう悪かろうのホテルでした」という声もあるように、高級旅館のようなきめ細かいサービスや洗練された雰囲気を期待すると、失望する可能性があります。
3. 食事にこだわる方 「バイキングといっても遠足のお弁当レベルのものが数品並んでいるだけ」という声もあるため、グルメ旅行や食事を重視する方には向いていないでしょう。ある利用者は「素泊まりにして持ち込むか、選択肢は少ないが外食するほうがストレスは無い」とアドバイスしています。
実際に宿泊する際の対策とアドバイス
「ホテルおおるり」に実際に宿泊する際には、いくつかのポイントを押さえておくとより快適に過ごせるかもしれません。
1. 部屋選びと事前確認
本館と別館があり、「建物自体は本館のほうがキレイ」という声がある一方、「別館は食事会場や大浴場に近い」というメリットもあるようです。ただし「別館はWi-Fiが無いのと、廊下がくそ寒い」という指摘もあります。
予約時には部屋のタイプや場所についても確認しておくと良いでしょう。また「バス付の部屋を選択したが、バスには石鹸・シャンプー・ボディーソープも全てなし」という報告もあるため、アメニティについても事前に確認しておくことをお勧めします。
2. 食事時間と内容の対策
「夕食は17時半開始で19時閉店と早いが、まあ15分もあれば食べ終わる」という声があるように、食事時間は早めに設定されています。また「補充がかなり遅いor無し」という指摘もあるため、早めに食事会場に行くか、あるいは「素泊まりにして持ち込む」という選択肢も検討する価値があるでしょう。
ロビーには電子レンジがあり、部屋にはケトルもあるため、自前の食事を楽しむことも可能なようです。ただし「近くにスーパーが無くて買い出しは苦労した」という声もあるため、事前に食料を用意していく必要があります。
3. 温泉を最大限に楽しむ
「紅葉の湯と檜の湯にはシャンプー類が置いてある」とのことなので、これらの浴場で体を洗ってから他の温泉に入るのが良いようです。また「お風呂に向かうと露天風呂が真っ先に目に入るので皆さん岩風呂から入る人が多かった」という声があるため、まずは内湯で体を洗ってから露天風呂を楽しむというのが正しい入浴方法のようです。
貸切風呂も7カ所あり、「予約して利用できる」とのこと。ある利用者は「一番奥の【布袋の湯】でした(なんか似合ってるって)」と述べており、各浴室には七福神の名前が付いているという遊び心も。
最近のホテルおおるりの動向と改善点
最近の口コミを見ると、いくつかの改善点も見られるようです。
「おおるりさんにはコスパが良いので何回か宿泊してます。食事内容が酷かったのですが、結構改善されてました」(2018年頃)という声や、「清掃スタッフと話し合い、同じことが起こらぬよう改善に努めて参ります」というホテル側の返信も見られます。
また、2025年の最新の口コミでも「温泉は良い湯でした」「スタッフの皆さん素敵な方々ばかりでした」という高評価が寄せられています。「建物は古いですがまた行きたいホテルです」というコメントにあるように、近年は施設の古さをカバーするようなサービスの向上に努めているようです。
総括:ホテルおおるりは本当に「ひどい」のか?
多くの口コミや評判を分析した結果、「ホテルおおるりはひどい」という評価は一面的すぎると言わざるを得ません。確かに施設の古さや清掃面での指摘はありますが、それは価格設定を考慮する必要があります。
「ホテルおおるりが「ひどい」「やばい」と言われる理由は、主に施設の老朽化や接客、食事の内容に関する意見が分かれるため」という分析がありますが、それはまさに的を射ていると言えるでしょう。
重要なのは、旅行の目的やスタイル、そして予算に合わせて選ぶということ。温泉を楽しむことを最優先し、コストパフォーマンスを重視するなら、「ホテルおおるり」は十分に選択肢となり得ます。
特に「格安で温泉を楽しみたい人にはぴったりの宿」という評価は多くの利用者に共通しており、この点を最大の利点として考えるべきでしょう。「格安ホテル系列「おおるりグループ」の名を冠した看板ホテル」という位置づけを理解した上で宿泊すれば、きっと満足のいく温泉旅行が楽しめるはずです。
最後に旅行のプロとして一言。旅館・ホテルの評価は、その価格帯や立地条件、そして旅行者自身の期待値によって大きく左右されます。ホテルおおるりのような格安温泉ホテルでは、高級旅館のようなきめ細かいサービスや最新設備を期待するのではなく、「この価格でこのサービス」という視点で評価することが大切です。
源泉かけ流しの良質な温泉、リーズナブルな価格設定、そして温泉地ならではの立地条件。これらの点を評価すれば、ホテルおおるりは「ひどい」どころか、むしろコスパの高い魅力的な宿泊施設と言えるのではないでしょうか。
皆さんも一度、自分の旅行スタイルに合っているかどうかを考慮した上で、ホテルおおるりを訪れてみてはいかがでしょうか。きっと新たな発見があるはずです。
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